一発屋のアドバイスがどうも胡散(うさん)臭く感じてしまう理由

おはようございます。
梅田王子です。
今日は、「一発屋のアドバイスは魅惑的かつあてにならない」というお話をしようと思います。

ここでいう一発屋とは、一度ヒットして、それ以上のヒットが二度となかった人のことを言います。芸人でも、デビュー時が一番人気があり、そのままジリジリとメディアに露出していかなくなった人のことを、俗に一発屋と言います。

出会ったその日が魅力マックスの即系ナンパ師たち

ナンパでは、即系ナンパ師がいわゆる一発屋です。女性にとって、出会ってセックスした日がそのナンパ師の魅力マックスで、それを超える魅力を感じる日はついに来なかった。

しかし、世間ではこのような次から次へと一発お当てになられ続けるナンパ師を、凄腕などと称して専門教材などが売られていくのですが、はっきり言って、その内容は相当微妙です。

私もいくつか身銭を切って購入しましたが、いざ使おうと思っても、使うタイミングが本当になかったんですね。それこそ、
「真顔で、シュールに、ヒロシです!と言いましょう。大ウケです。」
極端な言い方ですが、それはあなただから大ウケしただけであって、それをドヤ顔で言われても「だからどうしろ?」としか感じないわけです。

ヒロシです!(ワハハハ)←ただしヒロシ本人に限る

要は、一発屋のアドバイスというは、具体的かつ即効性が高そうで、非常に魅力的に映るのですが、それはあなただから大ウケしただけでしょ?というのが、真相であることがほとんどなのです。

具体例を挙げると、待ち合わせをしているような女性に「友達と飯行く約束が、、」という声かけをしてうまくいった人が、このやり方が大丈夫だよと説明しても、この声かけでうまくいったのは全体的にそのアドバイザーが「友達と飯行く約束が、、」のフレーズを何度もなんども練習し、その振る舞いが板についたからこそ連れ出しに成功したのです。
別に、そのセリフが功を奏したわけではなく、そのアドバイザーの振る舞い、抑揚、外観的な印象、声のトーン、ピッチ、こういった全ての要素が調和した結果なのです。

「ヒロシです!」が一発当てられたのは、彼が醸し出す印象、雰囲気、声のトーン、ピッチ、こういった全ての要素が見事に調和した結果です。別に、「ヒロシです」という言葉が面白かったわけでもなんでもありません。

そして、こういった一発屋のアドバイスは、汎用性がほとんどありません。なぜなら、一発屋は「ヒロシです!」に並々ならぬ反復繰り返しの練習を行った、いわばその道の猛者であり、ほとんど職人だからです。

王子のモテテクニック教えます

他人の批判・分析ばかりしても仕方ないので、今回は梅田王子のモテテクニックをご紹介しましょう。

それは、全く照れないことです。

はい、終わりです。お笑いでも、「自分がオチを言う前に絶対に笑うな」という教えがあるようですが、相手の感情を揺さぶるのに、自分の感情は絶対にブレてはいけないのです。

そう言う意味で、一発屋のテクニックがその人に限りうまく行くのは、そのテクニックが彼らの中で完成し、全く照れず、動じず、自信を持って、安心して、繰り出せるからと言うのが真実なのではないでしょうか。

「友達と飯行く約束が、、」も、そのフレーズが板につき、成功体験を重ね、自信がつき、その人はそれを安心して繰り出せるから、違和感がなく女性も安心してついていけるのです。やはり、「友達と飯行く約束が、、」の文字列に秘密があるわけでもなんでもないわけです。

一発屋は流星のごとく輝き、プロは恒星のように動かない

一発屋のアドバイスがどうにもこうにも胡散臭んじてしまうのは、
「えっ、ポイントそこ?」
っていう突っ込みどころが隠しきれないからです。

私が言うのもなんですが、一発屋の方々は落ち着きがないように見えます。それは、彼らも頭がいいので、このままでは二度と同じ結果、富を得ることはできないなと言うことを、本能的に感じているからだと思います。

余談ですが、ブログのアフィリエイトで何百万という記事をよく見るのですが、あれ、うまく行くためには絶対必要な前提条件が一つ抜けています。
それは、今稼いでいる人のブログがなくなる、そこの椅子が空くことが必要です。そこ、誰も言いません。
彼らはそのことをよくわかっています。どんなに親切めいて解説しようが、自分が業界1位を占めている限り、誰もその業界のアフィリエイトで何百万は不可能です。
これは、特に1980年生まれが直面した課題でもあるんですが、上の世代の椅子が詰まっていては、どんなに優秀な人材でも採用されません。
「その時代の最適なやり方・ジャンルをうまく掴んだから富を独占できた」というのが、多くのネット成功者の真相です。次、どの商品で一発当てようか、それがわからないから、とりあえず過去の成功事例で結果が確定しているものを、「ヒロシがヒロシです!で一発当てた方法について解説します」動画で一稼ぎしているのです。

これはノウハウ系の情報に当たるとき全般に言えるのですが、時の人のアドバイスは、ある程度自分もそれをやり込んでみて、自分なりの課題を発見できる段階になってから見ることをお勧めします。

ナンパで言えば、実際に声をかけてみて、どこができてどこができないか、何が得意で何が苦手か、それらを把握した上で、参考程度にそういったノウハウ情報にアクセスするのです。

そうしないと、はっきりいます。カモにされます!
だって、次当たる保証がない人たちなんですから。


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