挑戦の年

 
 
文教大学体育会サッカー部に入部して1年が過ぎようとしている。この1年間は何事も初めての経験ばかりで時間の経過がとても早く感じた1年だった。
 
文教大学体育会サッカー部に入部をすることを決め参加した、初めての練習。期待や不安で胸がいっぱいだったことをよく覚えている。初めて学生主体というチームの組織に加わることになり、分からないことだらけだった。コロナ禍の中であまり満足に練習ができない日々の中で迎えた公式戦では自分に与えられた出場機会はほとんどなかった。
 
後期リーグに入ると徐々にメンバー入りする機会が増え、試合にも出させてもらった。フィジカルや判断の早さなど自分には足りない事を実感する機会が沢山あった。4年生の克くんがキャプテンを務めた試合ではいつもの違う緊張感を感じた。先制ゴールを相手に決められても、同点ゴールを決めたシーンは鳥肌が立ったのを覚えている。4年生の偉大さを感じ、学ぶことがとても多かった。
 
11月になると3年生が引退し、新チームがスタートした。新チームが始まって最初の練習で感じたことは「自分はお客様ではないということ｣だ。練習の雰囲気が良いとは言えない状況で3年生の凄さを感じると共に、チームの一員だという責任感を感じた。今までは3年生や4年生に頼って声を出していない場面があったり、言われてからボール拾いをする場面などもあった。これからは自分たちで気づき、自分たちで雰囲気を作っていかなければならない。それがいかに簡単ではなかったということがわかった。
 
改めて言うがこの1年はとても過ぎるのが早く感じた。最初はコロナ禍でグランドが使えず、フットサルコートでの練習から第3グランドが使えるようになり、身の回りのとても良い環境に感謝しなければならないという事がわかった。
また、新チームになり新たな北関東2部優勝という目標に向かってチーム一丸となって強くならなければならない。
 
来年も感謝を忘れず、日々の練習から力を入れて取り組んでいきたいと思う。