令和に風呂無しWi-Fi無しの3階建てに1人で住む大学生。約1年住んで気づいたこと④
6.「ご近所付き合い」
私はこの家に住む前は、贅沢なことにオール電化の学生マンションに住んでいたため、ガスの契約はしたことがありませんでした。
陽気な大家さんに「ガスはそこの(道路挟んで反対側)Tさんにやってもらえ~!」といわれたので、とりあえずそこのガス屋さんに行くことにしました。
普通の住居の横に、プレハブの小屋を事務所として使っている小さな家族経営のガス屋さんです。
そこで挨拶をし、さっそくガス設備の取り付け・契約にきてもらうことに。
ガス屋さんのTさんは、明らかに経験値の浅い私のような若者にも対等な立場で、優しい物言いをする親切な人です。
ガスコンロを持っていなかった私に、民宿のおじさんがカセットコンロを貸してくださっていたのですが、Tさんはそれを見て「カセットよりかはこっちのほうがいいでしょ。」とわざわざガスコンロを貸してくださいました。
ガス代は毎月向かいのガス屋さんに直接支払いに行く形を取っていたのですが、事務所には基本Tさんの奥さんがいらっしゃいました。
アナログな支払い方だけど毎月その奥さんと支払いがてらお話する時間が楽しくて。Tさんと似た雰囲気で優しく、はきはきとした明朗な方で、あそこに住んでいる人はああいう人だとか、あそこにできた建物はこういう建物らしいよとか、いろいろな話をしてくださいました。
こういう地域の人とのつながりになんだかほっこり。。。
大きい家に1人でいるのは寂しかったけど、隣には愉快なおじさん家族、向かいには親切なガス屋さんがいたので安心して生活できました。
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