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FX大きな勘違い③【いやー相場ってチョロいですなーって。そのチョロイズム、見られてますよ論】

FXを始めてかれこれ3年が経過するにも関わらず、私は負けている。いや正確に言うと負け続けている。いや、自分的に大負けている。トントンならまだしも、負けている。間違いなく負け組である。そんな私は負け旅を続けている私はなぜ続けているのか?

【チョロイズム】について語ってみる

"気を引き締めろ!大抵言われた時には手遅れの場合が多い。子供の頃"危ないぞ!"と言われた直後に事が起こるのは日常だった。

唐突だが、電気を食べたことのある人、いるだろうか?私はある。今では見かけることのなくなったラジカセを食べればまだ良かったんだが、私はそのラジカセが食べている電気が無性に食べて見たくなった。んで、ラジカセにくっついていたコードを抜き取り、先端を舐めて見た。"ピリッ"金属の味とともに、舌に心地よい刺激が走った。"おおっ"子供心にこれが危険である事はすぐに気がついたが、第二段階に入るのに時間はかからなかった。

人生には往々にしてチョロイズムが発動する。ここで言うチョロイズムとは"開放的な状態"と言う意味である。チョロイズムには段階があり、興味→経験→不安→楽→好奇心→失敗を経て完成するように思っていた。経験すると、それが成功だった場合、それまでの不安から解放される事により一気に感情は"楽"に傾く。そうすると、周りの変化に注意を払わなくなり、いや開放的になり結果さらなる楽を求める様になる。一度決壊したダムは感情の洪水に制御不能となる。

コードを口に加えた瞬間、本当に一瞬で全てを理解した。身体の反応より早く脳が理解した。が!すでに身体が言う事を聞かない。ズドンと言う衝撃と硬直した筋肉達。最悪の事態にはいたらなかったが、なにせコードを口から離せない恐怖だけしっかりと覚えている。

だが真相は違うかもしれない。自分は"そうなりたかった"のかもしれない。前に"人はなぜ恐怖体験を求めるのか?"と言うTVを見たことがあった。人は、未来への備えとして恐怖を体験したいらしい。つまりは"なるべくしてなる"のがチョロイズムと言うことになる。チョロイズムを発動しながら失敗を量産して、未来への大負けの時のメンタルの耐性としての防衛本能こそが、チョロイズム。しかもそのチョロイズムは相場でしっかり見抜かれている。言うまでもなく、過去にチョロマカサレタ人達だ。またチョロイズムとは"ちょっと!レートが!"の"チョレー"でもある。

【チョロイズムと相場】

これで"エントリー時に逆行現象"が説明できて、めでたしめでたし。だったら、気を引き締めて、、、。となるのだろうが、ところがギッチョンチョン(←意味わかります?)そうは問屋が卸さない(意味通じているのかな?)これまで語ってきたのは布石。ここからが本題。

繰り返すこのポリリズム

”未来への防衛本能″を先に書いたが、それも勿論そうだ。しかし私が言いたいのはその先、そもそも相場はそれで動いていると言う事だ。つまりチョロイズムが飽和状態の時、悲劇と興奮は生み出される。しかしそれは、当たり前って言えば当たり前なわけで。なぜなら、"繰り返し"こそ相場の本質だと思うからである。ただ、その時乗れているか乗れていないかが問題だが、しかしそれは無理がある。それこそFXがギャンブルであるとか、ないとかの所以だと思う。大衆心理に加え、資金力、ファンダメンタル、どれもこれも読めないことだらけだ。不覚的要素が多すぎる。

"んじゃーどうすんのさ!"って事になるが、結論。

知らん。。。

"まずは生き残れ、話はそれからだ!"


とカッコよく言ってみたいものだが、正直な話、今の私は生き残ったのか、死に損ないかもわからない状態である。ただ私に言えることは、逆張りと値頃感と機会損失って言葉は忘れなはれ。

メンタルは制御不能。無いものはない。願いは意味なし。祈りはご自由に。FXにおいて絶対はないが、世の中には絶対はある。この言葉を送る(勿論、わたしにも)

"やれることはやらねば、やられる確率はあがる"


私はコードの先端を見つめ、口の中に放り込んだ。




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