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お題詩(Xより)2023/8/11〜8/15


「龍の巣」                    2023/8/11

荒れ狂う雲の中
天と地の隙間
海と陸の境
此の世とあの世の風吹く場所
人と言う名の壊れた心の中
お前は居るのだろう?
全てを見透して

そして
私の中にもきっと

〚言葉の添え木 さま〛
〜 〜 〜 〜 〜  〜 〜 〜 〜 〜

「一つ一つ」「普通」                2023/8/11

詩の普通って解んない

詩の正解も不正解も解んない

誰かに責められても

認められなくても

一つ一つ紡いで詠むよ

だって

やめられなかったの

〚言葉の添え木 さま〛
〜 〜 〜 〜 〜  〜 〜 〜 〜 〜

「今はもう 昔の 夏」                2023/8/11

薄れゆく記憶

夏の花の中で笑う二人

貴方はもう忘れたでしょうね

今はもう 昔の 夏

今もまだ 写真だけ覚えてる 夏

  〚雨宮 銀 さま 8/11写真より〛
〜 〜 〜 〜 〜  〜 〜 〜 〜 〜

「風吹いて」                2023/8/12

優しい風が吹きました

戸惑い迷子の心に

きっと気のせい

それでも風は吹きました

私の心に

もう それでいい

優しくなくて ごめんなさい

勝手にあなたに

たすけられます

苦笑いしながら ゆるしてね

〚言葉の添え木 さま〛
〜 〜 〜 〜 〜  〜 〜 〜 〜 〜

「アオ」「君との距離」       2023/8/12

青い未熟なままじゃ
君との距離は変らないから
変わるんだ

藍に染まって
踏み出すんだ
君に近付きたい

いつか手の届く処にと
願いを込めて

〚言葉の添え木 さま〛
〜 〜 〜 〜 〜  〜 〜 〜 〜 〜

「打ち上げ花火」               2023/8/12

パッと華ひらき
儚く消え逝く
打ち上げ花火の様に

心に落ちた恋打ち上げて
好きでしたと過去形にして
パッと忘れられたらよいのに

〚深夜の二時間作詩 さま〛
〜 〜 〜 〜 〜  〜 〜 〜 〜 〜

「曇り空の下で」               2023/8/13

曇り空の下で
青空を見ている

曇り空の下で
雨上りの虹を夢みる

曇り空が隠すものに
思いをはせて

私は雲をみつめている

〚言葉の添え木 さま〛
〜 〜 〜 〜 〜  〜 〜 〜 〜 〜

「その先に」「我が儘」             2023/8/13

私は我が儘です
私だけ愛して欲しいの

伝えられないから
強がって笑う
 〜本当は強くないのに〜

届かないから
嘘ついて笑う
 〜本当は泣いているのに〜

こんな我が儘の
その先に
貴方との未來は無いね

カナシイな

〚言葉の添え木 さま〛
〜 〜 〜 〜 〜  〜 〜 〜 〜 〜

「公園」                      2023/8/14

知らない公園 散歩しよ
はじめましての木々に
花たちにあいさつして
日常を少しの間だけね
忘れさって散歩しよう

横に貴方がいたらな

だめだめ
それも忘れてようよ
淋しくなっちゃうもん

〚言葉の添え木 さま〛
〜 〜 〜 〜 〜  〜 〜 〜 〜 〜

「篝火」                         2023/8/15

篝の中で燃ゆるもの

それは命か護り火か

篝火は護るための火

闘いは辞めませんか

傷付く者出るような

嘆く者が出るような

闘いは辞めませんか

〚言葉の添え木 さま〛
〜 〜 〜 〜 〜  〜 〜 〜 〜 〜

ULTRACELL8/14 への返詩                 2023/8/15

リズムよく聴こえる
身体を巡る川の音
生きている証
貴方を聴きたい
いつ何時でも
永遠の別れが訪れる迄
たとえ離れる事に成ろうとも
リズムを覚え生命ある限り
永遠に心捧げん

〚ULTRACELL さま〛
〜 〜 〜 〜 〜  〜 〜 〜 〜 〜

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