教授が話した最も印象に残る言葉
twitterをやっていると、誹謗中傷の言葉をよく見かける。
発信者の立場や言葉の矛先も非常に様々。
誰もが気軽に「他人の目に見える形」で何かを批判できるようになったことを、嫌でも実感させられる。
そういった心無い表現を見るたびに、わたしはいつもあることを思い出す。
それは、「SNSへの投稿は出版と思え」という言葉だった。
大学時代、とある講義で教授が話していたことで、
講義中の雑談で出た話にも関わらず、やけに鮮明に記憶している。
「一度発信された投稿は、たとえ削除したとしても、残り続ける」
「匿名だろうとなんだろうと、やろうと思えば個人を特定することができる」
教授はどこか遠くを見つめながら、そう説明していた。
正直、真偽の程は明らかではない。
特に後者の方は、誰もが匿名アカウントを特定可能とは考えにくい。
前者の方も、特定期間に限り情報が保持されることはあっても、
全ユーザーの投稿情報を記録し続けていることはないだろう。
仮にそうだとしても、いつそのようなことが可能になるか分からない。
わたしが知らないだけで、実は既にそれらを実現する手法が確立されているかもしれない。
そうなれば、一度誹謗中傷の言葉を発信してしまえば、
批判を受ける者は何度でも傷つけられ、
批判する者が翻って批判を受ける者になってしまうケースも頻発する可能性がある。
SNSを使えば、誰もが誰かを傷つけることができる時代。
しかもそれは、無意識のうちに起こりうる。
心無い言葉になっていないか、どんなに注意してもしすぎることはない。
noteに投稿を行っている自分自身への自戒の念を込めて、
簡単ではあるがここに記しておく。
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