AIと漫画をつくる(プリプロ編)
このブログはAICU編集部での新作の製作過程メモです。
完成した作品とか、プロンプトのテクニックとか、ラクして儲かるとかそういう話はまったく無く、単に大変だね、っていうだけの記録なので、温かい目で見守っていただけると幸いです。
昨年の活動
■メタバースで(ともいき)漫画を描く
DHGS_CAIL デジハリ大学院「クリエイティブAIラボ」
今回の完成品
いろんな漫画の描き方があっていいとおもいます
まずキャラクターデザインをする
製品としてのプロダクション、本番製作をする前に、事前の開発を行いますがこれを「プロダクション(プリプロ)」と呼びます。
キャラクターのデザイン、色、安定して画作りをするための準備をしていきます。
既存のデルタもんを再開発するにあたり、WD14 Taggerなどを使って再生成していきます。
いったん、NijiJourneyでデルタもんらしきキャラクターが出せるプロンプトを作ります。
でもそのままは使いません。
どれもかわいいけど、要素だけ残して「ちびでるた(仮)」を作っていきます。
キャラクターとしての再開発
キャラクターの生みの親であるBlendAIさんや編集部とディスカッションしながらキャラクターとしての再開発をすすめていきます。
★デルタもんはパラレルワールド設定がある、など
ストーリー展開を開発する
絵に落とさずに展開を開発してみます。
これはChatGPT DALL-Eで専用のチャットボットGPTsで作ります。
面白くするための頑張りが必要なのでChatGPTでいきなり漫画を描ける時代はまだまだ時間が必要ですが、ダメ出しするベースになるぐらいの素案は作れます。
さらにキャラクターデザインに戻ってきます
ここから先はLoRA製作工程があるので、テクニカルにはこちらをどうぞ
人間が描いたり、モデルに生成させたり、セリフをおいてみたり…。
ここから先は
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