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[ほえる犬は噛まない]2004年入力

2004年の9月に某おおきいブログサービスがスタートした。すぐ飛びつきそこで映画ドラマ感想を書いていた数年。タイトルは「・・・の続き」しばらく放置していたのですが徐々にこちらへ移そうかとほわんと。手作業。

2004年10月24日
テーマ:韓モノ映画

わんわん!ほえる犬は噛まないDVDのコピーは
「とびっきりキュートでちょっぴりシュールな
エンタテイメントムービー!!」
!!が2つ並んでいます。

これが発売された時、
店頭でこのパッケージをみて
うむむ・・・おもしろそううううう。
とかなり気になっていました。デザインがオサレやん。
パッケージ裏を読み、家にもどり検索してみると
犬がかわいそおお、などというレビューをいくつかみつける。
犬鍋がどうのこうの、という記述で、あ。あたしダメかも。

今や、「犬がかわいそおお」<「ペ・ドゥナ」という勢力になり
ヤバいシーンになったら得意の早送りwしちゃえ!!の覚悟。
こちらも!!2つで心の準備。
確かに数回、目を覆った場面もありますが許容範囲ちょい出、止まり。
主題歌は「フランダースの犬」のパンクバージョンなのだろうか。
韓国での原題が「フランダースの犬」らしい。からだそうだ。

赤いシャツを追う黄のパーカー。人物の動きのベクトルがとても綺麗。
マンションというメイズ仕立て。動線、が綺麗なんだと想う。
あ、道路に転がすトイレットペーパーの白い軌跡も。
赤は、また地味にイチゴになって出てくる。
イチゴの高さだけの「欲」という札束。そのへん巧いな~、と納得。
犬が飲むイチゴ牛乳も、か。
黄=正義(ちょっと歪んでる)赤=ワル(これもちょっとヒネている)

屋上の攻防戦。その中のなぜか「切り干し大根」
"なぜか"が多くてその分、結局引き込まれているのだ。
黄色の紙吹雪はほんと名場面。
わたしも劇団ひとりの如くに、妄想黄色軍団を背中にしょって、
日常のちびっこな悪を相手に睨みをきかせたくなる。
↑今年はマンションの管理組合理事を仰せつかっているリアル。ちぇ。

そしてDVDの「おまけ」がすこぶる良い。
文房具屋コンテンツの ポン・ジュノ監督手書きの「絵コンテ」と
実際の本編が並べられたものが特に、興味をひかれました。
絵コンテのなかもスピードあり。

おまけの中、ペ・ドゥナが
「これはお友達に貸してあげるんじゃなくて
買ってもらうように伝えてくださいね」
とあるのでなるべく買ってみましょう。
パッケージのかわいさは手放せないもの。
それだけに騙されてもいけないのですが。

最初に子犬を探してた女の子、
「美しい彼女」でシム・ウナのお嬢さんだったはず。
このポン・ジュノ監督「殺人の追憶」も見たいような見たくないようなー。

その後「殺人の追憶」も観た。当時からポンジュノ監督の絵コンテは売りだったのね。

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