認知特性ってむずかしい

認知特性について調べても、今のところ浅い考察しかなかなか見つけられない。
もちろんいい記事もあるのだろうけど埋もれてしまうくらいには偏見によって出来上がった記事が多過ぎる気がする。
(調べ物が下手な自覚はある)

自分は言語抽象タイプなのだけど、そんなわけなくない?という記事がたくさん見受けられた。

言語抽象という診断結果になった原因に聞こえの悪さが影響していると思っている。
いわゆるカクテルパーティ効果というのが上手く働かず、聴覚による情報を蔑ろにしてしまう癖がついた。
相手の話し方の癖に慣れたら普通に話せるけど、はじめましての人は何を言っているのか分からなくて聞き返すことがあまりに多い。

ちなみに、
視覚優位、写真タイプ20
     三次元映像タイプ25
言語優位、言語映像タイプ23
     言語抽象タイプ31★
聴覚優位、聴覚言語タイプ17
     聴覚&音タイプ7

という結果になっていて、極端に聴覚の数値が低く視覚の数値はそこまで低くない。

聞こえが悪い人間全てが言語優位になるとは思っていない。
でも自分の結果を見る限り影響が全くないとは言えず、そうした背景を考慮していない記事を読むと落ち込む。
いまだ分かっていることが少ない、考察の足りていない分野だからこそ記事の作成には慎重になってほしい気持ちがある。
Twitterなどでトレンドにあがり、素人が調べる時にそんな偏見まみれの記事がそういう人たちの目に入る。
正直やめてほしい。

言語優位に有利な現代教育ってなんなんだ。
こちとら授業中、先生の話聞くのまじで必死なんだぞ。
カリカリとペンを走らせる音や、コソコソと聞こえる話し声、教室の外の環境音に邪魔されて不明瞭にしか聞こえない先生の声。む、向いてなさ過ぎる…。

せめて断定するような言い方を避けて、"こういった理由でこの説が有力とされている"などまだ考える余地がある分野なのだと示してほしい。

言語優位は単語を覚える時何度も書いて覚えるって、なにを研究したらそんなことが言える?
言語化が得意とされている特性がそんな覚え方すると断定するように言えた?
漢字を覚えるなら偏と旁を分けて覚えることの方がよっぽど多いだろうし、英単語だってグループ分けした方が覚えるまで早い。
例として、腹や腕、脚など体に関係のある漢字は偏が月(にくづき)がついているとか。そういうのを言語化して、その言語化できた理屈を覚えることで効率良く学習していると言語優位者の自分は思う。

何度も書いて覚えるのはどちらかというと視覚優位の人たちなんじゃないか。かたちで覚えるの得意そう。知らんけど。
周りに視覚優位に人がいたら聞いてみたいな。
デッサンとかも上手そう。もちろん、鉛筆運びとか技術的なところも大きいし修練なしでは下手だろうけども。
たぶんこれは認知特性関係ないと思うんだけど、自分は絵を描こうとすると頭の中に展開図が浮かんでしまってピカソみたいなことになる。そのままのサイズ感でものが描けない。
もし視覚優位勢は見た通り写真のようなイメージが頭の中にある状態で絵を描けるのなら、少々羨ましい。

聴覚優位について全く触れていないけど、許してほしい。未知すぎる。
およそ聴覚優位勢なんだろうなって人は周りにいるんだけど、ものの覚え方が不思議すぎる。
最近はYouTubeで勉強するなんてなんらおかしいことではない。情報が溢れかえっている。
そういう面を踏まえるとよっぽど聴覚優位勢が有利な教育環境ではと思わずにはいられない。
僕は1秒ごとに止めることになるので結局YouTubeで情報を拾おうとするのをやめる。ままならぬ。


まあ、知識欲を満たすためにもこれからたくさんの記事が増えたらいいな〜って感じです。
賢い人間のみなさんに期待大。

※このnoteは衝動的に書いたからまた書き直すかも

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?