スカイワーク・ソリューションズ(SWKS)

ワイヤレス半導体メーカーのスカイワークス･ソリューションズ(SWKS)2021 2Q売上高、EPS、ガイダンスすべてO.K、株価-8.35%下落。

2021 2Qの決算が4月29日に発表されており、売上高予想11.5億ドルに対して11.7億ドル(前年同期比53%増)、EPS予想2.35ドルに対して2.37ドルとなりました。

2021 3Qガイダンスは、売上高予想10.7億ドルに対して10.8-11.3億ドル、EPS予想2.08ドルに対して2.13ドルが発表されました。

第 2 四半期売上高、調整済み EPS はともに予想を上回ったが、上回りの程度が小さかった事から、株価は-8.35%下落しました。

スカイワークスは同業シリコン･ラボラトリーズのインフラ･自動車部門を現金 27 億 5000 万ドルで買収することで合意。これにより、スカイワークスは電気自動車（EV）や次世代通信規格「5G」機器、データセンターといった市場シェアが高まる。

アップルが独自のモデムチップに取り組んでいることは広く知られているが、アップルがスカイワークスやコルボ（Qorvo）、ブロードコムが販売しているような高周波チップを次に開発するのではないかと予想されており、その前にスカイワークスはシリコン･ラボラトリーズのインフラ･自動車部門買収をする事で対策した点は評価できる。