見出し画像

ラストオリジン最強キャラクター決定戦

前書き(これは読まなくてもいい)

元々T-3レプリコンの使い道を考える記事を書こうとしていて、その中で「そもそもレプリコンは元々の攻撃力が低い」と書こうとしていたんですが、ラストオリジンにはステータス振り分けシステムが存在し、アタッカーは「クリティカル100%、命中を必要なだけ(大体200~250%)確保して、残りを攻撃」とするのが一般的です。
なので仮に素の攻撃力が低くても、命中率やクリティカル率が高ければ他のキャラよりも命中・クリティカル確保のために割くポイントを減らせる、つまり攻撃に多くポイントを振れるため最終的な攻撃力は高くなる場合があります。
と言うわけで攻撃力を比較したければ攻撃力・命中率・クリティカル率の3点を振り分けポイントの比率に合わせた上で比較する必要があるわけです。
なので、とりあえずレプリコンとの比較用に軽装攻撃機のステータスを確認していたのですが、その最中に「ところで能力値的に最強のキャラって誰なんだろう?」と疑問を抱いたので、いっその事と全キャラのステータスを確認してステータスの総合値を出すことにしました。

ただ、御存知の通りラストオリジンは乳のでかさでマウントを取り合うような野蛮なゲームではなく、様々なスキルの相性を考慮して分隊を構築する必要のある硬派で高度な戦略ゲーなので実際にはステータスだけでは全然本当の強さは測れません。と言うかステータスに関しても無条件適用のパッシブスキルで能力値が上昇するキャラクターも多いため、実際のところ素の能力値だけでは全然正確な比較になりません。
なので、あくまで一種の小ネタとして御覧ください。あと、データは私がwikiを眺めながら一つ一つGoogleスプレッドシートに手打ちしたものを比較しているので、普通にミスしている可能性があります。間違ってたらごめんなさい。

測定ルール

  • 各キャラクターのステータスを振り分けポイント比で計算し、合計値を比較する。HP8/攻撃1.5/防御1.25/クリティカル率0.4/命中率1.5/回避率0.4 で1ポイント相当。ただしフルリンク前提で考えるので実際はHPと攻撃は2倍のHP16/攻撃3で計算。

  • フルリンクボーナスは考慮しないが、リンク毎に発生する固有のステータス補正は計算に含める。

  • 昇級の存在するキャラクターは全段階を対象とする。

  • 行動力は振り分け対象外だが、流石にこれを除外すると重装機無双になるのが目に見えているので無理矢理計算に加える。具体的にはフルリンクボーナスでよくある「命中75%」「クリティカル率20%」がどちらも振り分けポイント50相当なので、これを基準にすると同じフルリンクボーナスの「行動力+0.1」も振り分けポイント50程度の価値と考えられる。一方でリンク毎のステータス補正だと同ステータスは「命中率+7」「クリティカル率+2%」「行動力+0.02」となっていて、これを基準にすると行動力0.1は振り分けポイント24.165相当になってしまい、約2倍もの差が出てくる。仕方ないので今回は間を取って「行動力0.1=振り分けポイント37.0825相当」とした。

  • 「スキル威力○%」の補正も同様にリンクボーナス・フルリンクボーナスから相対的に換算して、今回は「1%あたり2.917%相当」とする。

  • 属性耐性に関しては基準にできるものがほぼ無かったので今回は完全に対象外。また、コストも計算に含めていません。なので軽装保護機は若干不利、一方で重装機、特に重装保護機は有利な基準になっています。


最弱キャラ決定戦

と言うわけで前書きやら説明やらが長くなりましたが、どうせ全キャラ計測したのだし上位はもう少し勿体つけたいので下位のキャラから発表してゆきましょう。計測対象は日本鯖で実装済みのバイオロイド及びロボットで、総数は234です。

225位 2418.22p T-12 カリアフ・ベラ
226位 2417.25p エイミーレイザー
227位 2406.95p キャロルライナ
228位 2388.10p 炉辺のポルティーヤ(A昇級)
229位 2376.67p コンスタンツァ S2
230位 2369.94p LRL(A昇級)
231位 2340.67p 炉辺のポルティーヤ
232位 2338.58p T-9 グレムリン(A昇級)
233位 2334.46p LRL

234位 2280.84p T-9 グレムリン

以上が下から10位以内のキャラクターです。
最初は1キャラずつ明かしていこうかと思っていたのですが、(下から)3位に昇級グレムリンが出て、次がグレムリンじゃなかった時点で「じゃあ最下位グレムリンじゃん」とバレバレになるのでまとめて出しました。
まあ案の定と言うべきか、下位は支援機や序盤に入手できるキャラクターが多めです。グレムリンは工兵だし、LRLはヒト一人運べないくらい非力なので設定的にも妥当な結果でしょう。
一方でLRLは強力な支援スキルがあり、グレムリンもコストの安さから以前は単騎周回に重用されたり、昇級後の射程短縮スキルがオート戦闘の効率化に貢献していたりと、ステータスが低くてもしっかり活躍しているのがラストオリジンの奥深さを物語っています。


高校を出てから一度もExcelを使っていない人間が自分用に作ったので極めて見にくいシートの一部(総合戦闘力はスクロール外に出てしまった)。画像一番下に映っているインペットが200位(下から35位)のはず。

なお、もう少し上位に目をやるとSSランクの鉄血のレオナが220位、アルマン枢機卿が221位で、215位のブラウニーより低いのがちょっと面白いかもしれません。


最強キャラ決定戦

いよいよ最強キャラ決定戦です。
計測対象234のうち最強の栄冠を手にするのは誰になるのか…と言ったところで、今回は諸事情により10位から8位のみを先に公開します。


10位 3062.91p ムネモシュネ
9位 3064.42p 解体者アザズ

8位 3121.89p エタニティ

というわけで、8位の栄冠を手にしたのはエタニティでした。
私はラストオリジンを始めて2週間くらいの赤ちゃんプレイヤーなので彼女を所持していないのですが、日本鯖のwikiを見たところ「現在実装されているキャラのほとんどがエタニティを基準に性能を再調整されており、その上でなおトップクラスと評される」と、かつての遊戯王における青眼の白龍みたいなことが書いてあるので、最強としての風格は十分でしょう。

さて、こんな書き方をした時点で先が読めた方も多いと思いますが、残る7位から1位を発表します。


7位 3162.76p HQ1 アルバトロス
6位 3165.85p Mr.アルフレッド
5位 3184.48p グラシアス
4位 3213.48p S5 ギガンテス

3位 3219.45p RF87 ロク


2位 3268.44p タイラント


1位 3369.87p ストロングホールド

並居るバイオロイドの強豪たちを押しのけて上位を独占したロボット軍団の中でも、2位のタイラントに100ポイント以上の大差を付けて空気を読まずに1位の栄冠に輝いたのはストロングホールドでした。

公式の設定上、上位のAGS(ロボット)はほとんどのバイオロイドより遥かに強いらしいので、非常に妥当な結果だったと言えるでしょう。バイオロイドだろうが何だろうが生身の生命体が、同じ年代の技術で作られた戦車には勝てないだろうな。そりゃそうだ。

明らかにロボットの方が母数が少ないのに上位はロボットに侵食されまくっている

まあ測定条件には色々と不正確な部分もあったと思いますが、明らかに弱そうなキャラが上位に来るような事はなく、自己満足で作ったランキングとしてはおおむね納得の行く結果が出ました。

ラストオリジンはロボットが強い硬派なゲームです。お疲れさまでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?