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【ようやっとの舞台噺ほにゃらか②】~わたくしの所属劇団の公演予定について~ 劇団フーダニット第22回公演『罠』のお知らせ

 結論から言おう!!・・・・・・こんにちは。
 カップ麺買う際は"カップヌードル"はコスパの悪さが気になってあんまり買わなくなった貧乏性ですが、幼少期に一瞬だけ味のバリエーションに加わっていた「ブートン」「イカトン」をたまに思い出す、O次郎です。

※93年発売。腰砕けな雰囲気にブートンとイカトンのゆる~いCGがなんとも可愛らしい。( ^∀^)
ていうか、ハッキリとは判りませんが出演されてるのは三田村邦彦さん宝田明さんでしょうか?
当時毎年公開されて幼少の自分が夢中だった初期平成ゴジラシリーズでお見掛けしていた顔だったので紐付けて印象に残ってたのかも。
そしてCM終わり際に「近畿地区限定発売」のテロップ・・・どうりで上京してからこっち、カップ麺の話題になった際(どんなタイミング…)に話題に挙げても知ってる人に出会わないわけね。
両方とも確かに食べたハズなものの味は覚えてないのですが、当時小学校のクラスで肥満気味の子が「ブートン」とあだ名を付けられてHRの時間に問題になってたことは覚えてますね。(´・ω・`)

 今回はいつもの映画テイストから脱線して自分の話なのですが、それも昔話ではなく今の話で、自分が所属している市民劇団の公演内容のご紹介です。

 あんまり商売っ気を出すのは避けたいのですが、ミステリーの古典の名作をお手頃価格でご鑑賞いただけます。クリスマス時期の三日間に公演いたしますので、首都近県の方でミステリー好きの方は是非ともご検討をば…というところでございます。
今回の第22回公演『罠』につきまして、公演関係者に新型コロナ感染症の陽性反応が確認されたことから、12月23日(金)~25日(日)の公演を中止とさせていただきました。ご観劇をお待ちいただいておりました皆様、誠に申し訳ございません。心より深くお詫び申し上げます。

 劇団の特色や今回の演目・日程について掻い摘んでご紹介いたしますのでちょっとでもご興味のある方はもちろんのこと、わたくしが普段仕事以外の私生活の部分でやってる活動について覗いていっていただければ之幸いでございます。
 宣伝の話はどうにもいやじゃ~というのであればアレですが、よろしければお付き合いのほど。
 それでは・・・・・・・・・・・・"カップヌードル MISO"!!

※同時期のカップヌードルの変わり種といえば世間的には断然コッチのほうですよね。ジェームス・ブラウンさんなつかすぃ!!
そして背景との合成の粗さが・・・でもまぁそこも含めての当時感よね。
カップヌードルで外タレさん起用したCMっていうと兎にも角にもシュワちゃんのヤツを思い出しますが、当時のCMはこれぐらい暑苦しくてナンボっていう。
さしずめ80年代のバブリーで爽やかなCMへのカウンターでしょうか。



Ⅰ. 僕がお芝居に足を突っ込んだ経緯と我が所属劇団についてあれこれ

【ようやっとの舞台噺ほにゃらか①】劇団つばめ組第20回公演『シャイヨの狂女』を観てきましたよ、という話|O次郎(平日はサラリーマン、週末はアマチュア劇団員)|note
※先々月に他劇団の舞台観劇した感想を書いた際にも僕が芝居の門戸を叩いた経緯についてサラッと書いております。よかったら併せて読んでちょ。

 要するに動機を端的に言うと"仕事以外の人間関係・コミュニティーを持ちたかった""仕事とは全く異なった思考と活動を実践したかった"というところです。そのうえで学生時代にちょっと齧ったことのある演技を、通い易く地域の情報も仕入れ易い住んでる地域の拠点で、ということで今所属している劇団の門戸を叩いた次第です。

 というのも、上記の記事にも書いた通り、仕事をする中で相手にリスクを最大限押し付けて自分の利益を最大化させることを当たり前のように実行しようとしてそれを当然のこととして疑わない取引先担当者方(特に大手企業に多い)に心底辟易していますし、それ以前のフリーター時代には、特に社会的立場が高くないであろう方ほど此方に横柄な態度で当たってくる様を目の当たりにして心底悲しく思ったものです。
 そうした反面教師を尻目に「人間として真っ当であるためにはどういう生活を送るべきか?」と考えた結果ということでもあるのです。
 そして"サラリーマンとしての自分"以外にも何かしらの確固たるアイデンティティーを確立せねば、そして歳を経るにつれて新しいことにチャレンジするのが億劫になっていく心持ちを反転させるきっかけを作らねば、と行き着いたわけでございます。

"やりたいことばかり沢山あり過ぎて 机の前になんてじっとしていられない"
"新しい世界へ飛び出すスリル 君にも教えたいよ"
の少年期の精神ですね。ヽ(´▽`)/


 というわけでこちらが私が所属している市民劇団です。
 1999年旗揚げなので今年で24年目・・・僕が入ったのはほんの数年前なのでまだ数公演しか出演しておりませんので代表して説明するのも恐縮ですが、江戸川区で活動しているミステリ劇専門の劇団です。
 お客様はお芝居好きの方というよりどちらかというとミステリー好きな方がメインでいらして下さってます。
 主にアガサ・クリスティーロベール・トマディクスン・カー若竹七海先生、辻真先先生の書き下ろし作品などを上演しています。
 直近の本年3月の公演(第21回)では、芦辺拓先生の「森江春策の事件簿シリーズ」のオリジナルの戯曲を書き下ろしていただいたものを上演いたしました。

第21回公演「探偵が来なけりゃ始まらない -森江春策、嵐の孤島へ行く-」(2022.3.4~3.6)
画面中央の警官服にエプロンがわたくしです。
エプロンするなら!ということで衣装さんに頼んで
"PIYO"のひよこちゃんデザインにしてもらいました・・・。
元ネタがわかるアナタは昭和の人…悲しみよこんにちは。( ˊ̱˂˃ˋ̱ )

※ちなみにこちらの森江春策シリーズの異色作集成本の巻末にその戯曲台本が収録されてます。
芦部先生、今年の日本推理作家協会賞ならびに本格ミステリ大賞受賞、あらためまして本当におめでとうございました!

 ちなみにさらにその前の第20回公演(昨年7月)は『刑事コロンボ』のパイロット版である戯曲版の「殺人処方箋」でして、僕はそこから参加させてもらっております。

第20回公演「殺人処方箋」(2021.7.9~7.11)
写真右端の女性が我らが座長で、その左隣がわたくしです。
ちなみにこのパイロット版ですが、
主役はあくまで殺人犯のフレミング医師のほうで、コロンボはあくまで相手役。
しかしながらコロンボのキャラクターが人気が出たのでその後に彼メインの作品に、
というのはその方面では有名な話だそうで。

 アマチュアの市民劇団ではありますが、座長夫妻が長年のミステリー関連の伝手があるゆえにその縁でプロの作家さんに書き下ろしていただいたりも、というなんとも有り難い状況で、入団当初は僕も驚いたものでありました。

 そんなこんなで以下、今回の公演内容についてです。


Ⅱ. 今回の公演演目『罠』について

(HPより転記)

劇団フーダニット 第22回公演
 『罠』
作:
ロベール・トマ / 訳:和田誠一 / 演出:松坂晴恵

今回の第22回公演『罠』につきまして、公演関係者に新型コロナ感染症の陽性反応が確認されたことから、12月23日(金)~25日(日)の公演を中止とさせていただきました。ご観劇をお待ちいただいておりました皆様、誠に申し訳ございません。心より深くお詫び申し上げます。

うちの劇団員のデザインでございます・・・なかなか洒落てござるでっしゃろ?+(0゚・∀・)

[あらすじ]

フランス、シャモニー付近の山荘、窓からアルプスを望む一室で夫は困り果てていた。
ちょっとした夫婦喧嘩の末、新婚の妻が出て行ってしまったのだ、心配した夫は警察に捜査を依頼する。
最初は喧嘩ごときで捜査なんてと取り合わない警察だったが、しばらくして神父に付き添われ妻が帰ってくると状況が一変する。
「お前は一体誰なんだ?」
この女は妻では無いと主張する夫、自分は妻だと言い張る女、そこへ次々と証言を持って現れる登場人物。
嘘をついているのは誰なのか?そして、真実を語っているのは誰なのか?

 フランスの劇作家・脚本家・映画監督ロベール・トマの戯曲の代表作の一本のミステリーです。圧巻のどんでん返しが見どころの作品で、内容知らない方ほど楽しめる作りになってます。
 演目としてはかなりメジャーで、ついこないだもノサカラボさんが公演打たれてましたね。

8人の女たち』(2002)
ロベール=トマ原作の戯曲の映画化作品。
クリスマスの郊外の屋敷を舞台に、殺された屋敷の主人と容疑者の8人の女をめぐるミステリー。
『生きていた男』(1958)
『罠』は1960年発表ですが、本作とかなり物語展開が近く、
参考にしたのでは?と言われているとかなんとか。
僕も観ましたが確かに・・・・・。
ちなみに伊東四朗さんが以前ラジオで"生涯観た映画で一番面白かった"として絶賛されてました。


[日程]

① 2022年12月23日(金) 18:00~
② 2022年12月24日(土) 12:30~
③     〃       17:00~
④ 2022年12月25日(日) 12:30~
※全4回公演、クリスマス時期とモロ被りしてます…。
※全4幕・おおよそ3時間のお芝居です。途中ご休憩のインターミッション入ります。
今回の第22回公演『罠』につきまして、公演関係者に新型コロナ感染症の陽性反応が確認されたことから、12月23日(金)~25日(日)の公演を中止とさせていただきました。ご観劇をお待ちいただいておりました皆様、誠に申し訳ございません。心より深くお詫び申し上げます。

[会場]

場所:タワーホール船堀(〒134-0091 東京都江戸川区船堀4丁目1−1) 
   小ホール(上記5F)
※都営新宿線「船堀駅」出て目の前です。都心在住の方は若干遠いですが、千葉方面の方はわりかし近いかと思います。
※ちなみに船堀駅に隣接してる「
船堀そば 文殊」がなかなか美味しいです。
※ちなみにちなみにその近辺の西葛西駅前隣接の「
そば処 やしま」も美味しいです。

[料金]

チケット料金 : 2,000円
※2回目以降は、1,000円で観劇いただけます。
※「映画チケット料金と同じ気軽さで観ていただきたい」という考えのもと毎公演この料金なのですが、今回は3時間尺の大作なのでかなりコスパがよろしいかと思います。
   

[ご予約フォーム]

今回の第22回公演『罠』につきまして、公演関係者に新型コロナ感染症の陽性反応が確認されたことから、12月23日(金)~25日(日)の公演を中止とさせていただきました。ご観劇をお待ちいただいておりました皆様、誠に申し訳ございません。心より深くお詫び申し上げます。

※「お知り合いの劇団関係者(出演者、スタッフ)」項目はもしよろしければ"太田秀幸"でご入力いただければ大変ありがたくございます。
・・・・・・サラッと本名ばらしとるがな。(*´罒`*)



Ⅲ. おしまいに


 年末の仕事納め前でしかもクリスマス真っ只中!ということでぶっちゃけ興行を打つにはなかなか厳しい時期なのですが、首都近県にお住まいでミステリー好きの方、お芝居にご興味おありの方でご都合付けられそうな方は是非とも観に来ていただければ・・・・・・

 上述のようにチケットのコスパはかなり良いですがお値段以上何某よろしく損はさせません。土日はもちろん平日の仕事終わりも追い込み稽古中でございます。
 というわけで今回は丸ごと宣伝記事になってしまいましたが、次回以降は普段通りの映画あれこれの話に戻る所存ですのでご容赦をば。
 今回はこのへんにて。
 それでは、どうぞよしなに。




冒頭のジェームズ=ブラウン氏の話、最近どっかでお見かけしたと思ったら・・・
ロッキー4』のディレクターズカット版の『ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV』でした。せやせや。

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