■0:セキュリティー対策について 実例 #1 2020/02/05

個人情報が漏洩する事で犯罪につながる=悪用される例を身近なを紹介します。

 先日、振り込め詐欺?の電話が母親に掛かって来ました!

 相手は警察を名乗る者で
「詐欺の犯人を捕まえ調べていたところ●●さんの名前があり電話しました。~~~~」
 という名前(苗字)を出していました。

幸い私が家に在宅しており特殊詐欺とすぐに気づきすぐ電話を切りました。

どんな個人情報?


 電話番号、名前(フルネーム)、住所といった基本的な情報でした。


どんな犯罪?


 いわゆる特殊詐欺(オレオレ、振り込め詐欺)です。
■個人情報で何が変わったか?
1)昔は無差別に電話を掛ける「オレオレ詐欺」でしたね。 
 → 息子or娘になりすます。単純なパターンでした。
   息子or娘がいない家に掛かってくるパターンも多々あり(笑)
 ※警戒心を持っていれば慎重な対応が出来たでしょう。
2)還付金詐欺:役所からの電話と思わせるパターン
 →少ない個人情報でも相手が役所からだと話を聞いてしいがちです。
 →※こちらは今回取り上げる事例とはパターンが異なります※
3)実際の息子or娘を名乗り電話を掛けるパターンになりました。
 →実在する息子or娘の名前をかたるため、驚いて相手の話のペースに巻き込まれる要素がありました。
4)警察をかたり「●●さん」と苗字を知った上で掛かってくる。
 また住所(地区)を把握しているニュアンスで話されればより騙されやすくなります。
 →冷静な人であっても警察を名乗り名前、住所(地区)を知っていれば話を聞いてしまう可能性が高くなりますね。


何が怖いか?


1)一番は電話を掛けてくる犯罪者が持っている個人情報が多ければ偽物か?という疑いが低くなりやすい事です。
2)疑いが低くなれば、相手の話を聞いてしまう事です。
  鵜呑みにしなくても相手は騙す事を目的にしていますので相手の話のペースに乗せられてしまうと考える余裕が少なくなります。
3)今回、私の母親に掛かって来た警察をかたる電話は地区を絞って集中的に電話を掛けていたようです。
 → 防犯の注意喚起で知りました。

対策は?


1)スマートフォンに防犯アプリを入れて行政、警察からの防犯情報や注意喚起を見るようにしています。
 もちろん私だけで無く母親のスマートフォンにも入れています。
 →今回の警察をかたり「詐欺の犯人を捕まえ調べていたところ●●さんの名前があり電話しました。~~~~」と同様な情報が2週間ほど前に届いていました。
2)電話があった事を警察に連絡
 個人的に出来るだけ警察に電話をして持っている情報を伝えるようにしています。
 直接犯人逮捕に繋がらなくても、件数としてカウントされれば警察からの注意喚起に繋がるかなと思っています。
 ※今回、警察の方が家に来て母親に具体的に注意喚起の説明をしてくれました。
3)みなさんの親に最新の詐欺の手法の情報を定期的に伝える事が騙されないためにも役に立つと思います。

※色んなパターンがあるので電話の内容はあえて細かく書いていません。

※専門家ではありませんので間違い、補足等ありましたらご指摘頂ければ幸いです。

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