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そろばんやってた頃の話【2023年6月13日】

年中の終わりくらいから小4まで算盤をやっていた。きっかけは、確か母からの勧めだったのかな。ほんとにたくさんの思い出があって、少し自分の過去の開示として、noteを書くことにした。時系列順に沿って、書いていこう。
(記憶曖昧で、時系列順じゃない時があるかも)

幼稚園のころ

家の近くの算盤塾があって、最初は遊びに行く感覚で行っていた。ちょうど俺と同い年の子供がいて、一緒に遊んでいたなぁ〜。後にそいつは、県で1.2を争うほど良きライバルになっていくんだよね。とにかく最初は、数字を使って遊んだ記憶がある。はっきりは覚えてないけど(笑)
おばちゃん先生に基本的なことから教わった。鉛筆の持ち方、数字の書き方、そろばんの使い方。
そして徐々に九九を覚えていった。塾の送迎の車の中でめちゃくちゃ暗唱してた記憶がある。

「ママ!聞いて!にいちがに!ににんがし!にさんがろく!」

とにかく、楽しそうに、嬉しそうに九九の暗記に励んでいたな。順番通りに全部言えたら、今度は後ろから遡って言ってたりしてた。

「しくさんじゅうろく、しはさんじゅうに、ししちにじゅうはち!」

そんなこんなで、多分小学校入学前には九九暗唱できるようになっていた。

小学校 低学年

小1かな?確か学校でみんなは九九を習い始めるんだけど、無双した記憶がある。(笑)
なんか、給食の時間に九九のテストみたいなのがあって、一番乗りで合格してのんびり給食食べてた。
100マス計算とか、尋常じゃなく早かった。多分20数秒とかで100マス解き切っていた。

この頃からとにかく数字、計算が大好きになってて、スーパーに買い物行けば、レジで機械より先に「おつり〇〇円!」みたいなことを店員さんに言ってみたり、車のナンバー4桁を使って足し算引き算をして、前2桁と後ろ2桁を計算して100になったら勝手にテンション上がってたり、とにかく数字を追うのが大好きになっていて、そろばんにのめり込んでいた。

とにかく毎日必ず練習してた。

練習の様子

毎日毎日、自分にノルマを課していて。みとり算とかは15点満点なんだけど、今日は13点取るぞって意気込んで、結果が12点とかだと、死ぬほど悔しがって泣いていた。めちゃくちゃ負けず嫌いだった。まじで落ち込んで、泣いて、お母さんから励まされ立ち直る、みたいな毎日。でも、一旦泣き止むと、ちゃんと復習して、その日の練習を終える。

自分でもびっくりするのが、これは全部自らやってたってところ。誰かにやらされてたわけじゃない。お風呂入ってそろばんやるのが習慣だった。確か小学2年生で、珠算3級を取得するほどのペースだった。

ありえないほどの練習を重ねていたから、もちろん結果も付いてきたんだよね。2年生のとき米沢市の大会で低学年の部で、みとり算・暗算・総合優勝の三冠を達成🏆

低学年 三冠 総合優勝

小学校の校長先生からも表彰されたっけな。

小学校にて表彰

小学校 中学年

また、別の大会で置賜地区でも優勝し、県大会に進んだ。
そして、見事 県大会でも優勝したんだよね。
実は、そろばんの県チャンピオンなんですよ(笑)
そして県代表として東北大会まで出場した。

東北大会 山形県代表
会場にて

すごいことに、東北大会で全体で数名しか選ばれない「最優秀選手賞」まで頂いちゃって、壇上に登って、トロフィーまでもらった記憶がある。まじで、結構頑張ってたよね(笑)

もうこの頃から算数とか計算が得意中の得意で大好きで、学校の計算ドリルとかも、リアルに10周以上していた。ドリルをやると、1番後ろの欄に、やった単元のところにシールを貼ってくれるんだけど、あの欄全部シールで埋め尽くして、先生から「もうしなくていいよ?」って言われてた。(笑)それでも、毎日自学で、平気で数十ページやって、1日にシールを何十個も貰うみたいなことしてた。

算数の授業で、そろばんやる時があって、先生の代わりに先生してた(笑)
あのおっきいそろばんを黒板に吊り下げて、

「繰り上がる時はこうなるんだよ〜」
「ここは5だから、こうなるね〜」って。

そしてそして、
小3で珠算二球、小4で珠算一級を取得した。

小3くらいの頃には、地元の大会で団体戦で優勝を飾るなどして、地元の新聞にも取り上げられた。

団体優勝
米澤新聞に取り上げられる。

多分、人生で1番楽しそうに、生き生きと勉強してたのは、そろばんをやってる時だったな。
ありえないほど自分を追い込んで、悔し涙を流して、立ち直って、前に進む。

そろばんがきっかけで、算数が好きになって、もともとは算数の先生になろうと思っていた。だから高校でも理系に進んだ。

そこからいろんなことがあって、今は国語を専攻してる(笑)

あの頃の負けず嫌いはどこにいったんだろうってくらい、今は自分に甘いな。

昔の俺ができて、今の俺ができないはずがない。

黒子のバスケの青峰大輝の言葉で

「俺に勝てるのは俺だけだ」

振り返ってみて、改めてすごく輝かしいそろばん人生だったなと思った。それだけ努力してた。

今でも、脳内にあのそろばんが組み込まれていて、計算するときはその脳内そろばんがパチパチ弾を弾く。今でも計算することが好きだ。

結局は、内から湧き上がるエネルギーに従って、自らやる。〇〇のためとかではなく、ただそれ自体が楽しいからやる、その先に大きな結果が待ってるのかもしれない。

目的ももちろん大事かもしれないけれど、自分の内から湧くエネルギーはものすごい力を発揮するんだなって、改めて思った。

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