頑張る全ての人に聴いて欲しい曲

こんにちは、イチです。
今日はthe shes goneのエイドの歌詞についてお話ししたいと思います。

先月20日に配信リリースされたこの曲。
今までのシズゴとはどこか違うのに、最もシズゴらしいとも言えてしまうこの曲に既に私は救われていて。

ぜひ1人でも多くの今を頑張る人に出逢って欲しいという思いでこれを書いています。

まず歌い出しの

傷付いてしまった夜に
それでも、となんとか前を向く
背中どころか全てを押しにきた
あなたの行く先を照らす

エイド(the shes gone)

という歌詞。

私が初めてこの曲を聴いたのは来月から始まるAims In Dawnというツアー発表の動画だったのですが、そこで流れていたこの歌い出しを聴いてきっとこの曲は大切な曲になるんだろうなと思っていました。

私は最初聴いた時、「背中どころか全てを押しにきたあなた」だと思っていて共依存的な歌詞だと思っていたのですが、ラジオ等でこの曲への想いを想いを聞いている中で「背中どころか全てを押しにきたよ、あなたの行く先を照らすよ」の意味だと気づいて、その心強さに驚いてしまいました。

ネガティブなことでもはや有名なVo.Gtの兼丸さんから歌詞でそんなに強い言葉をもらえるなんて思わなかったから、驚きつつも「そうなんだよ、シーズゴーンにはそのくらいのパワーがあるんだよ」と強く納得もしてしましました。

そして私がフルで初めて聴いた時に歌詞を知らないはずなのにスッと頭に入ってきた歌詞が

まだ先へ進めるように
心のリュックを軽くする
否定の言葉を空に蹴散らして
可能性に変えていくんだ

エイド(the shes gone)

です。

ライブのMCで言っていた「忘れさせてあげるなんて言わない、あなたが今日背負ってきたものを一緒に背負って軽くなってもう大丈夫かもって時が来たらよく頑張ったねって言ってあげたい」という言葉を思い出して。

歌い出しと合わせてやっぱりこれはシーズゴーンの歌だ。と強く思ったんです。うまく言えないのが悔しいんですが。


ここからは聴き込むうちに大好きになって過去の私が少しだけ救われた、そんな歌詞たち。

どれだけやって出来が悪かろうと精一杯やってきたんだろう?

エイド(the shes gone)

受験の後、目の前が真っ暗になってもう私は頑張ってもだめなんだって全てが嫌になった時に強い眼差しと共に「よく頑張ったね」という言葉をライブでくれたという思い出もあるからか、ここの歌詞は何度読んでも何度聴いても泣きそうになってしまいます。

シズゴの好きなところってこういうところなんですよね。
頑張って成果が出た人だけじゃなくて、頑張った全ての人を認めてくれて。
なんなら成果が出た人は成果そのものが認めてくれるから、そうじゃない人のことを積極的に認めようとしてくれるところ。

歌詞を書いているのもMCをするのも兼丸さんだけど、なんかこういうところはメンバー全員に共通している気がしていて。

だから“私たち”が救われてしまうんですよね。
今までは一度ライブに来たらわかると言っていましたが、
今ではこの曲を聴けばわかると言えます。

そしてこの曲の好きなところがもう一つあって。

水中で息をするように
もがきながらでも前を行く
進み方も速度も君でいいんだ
でも周りが追い越していく

エイド(the shes gone)

ここの歌詞。

ここって、周りが追い越していく、でも進み方も速度も君でいいんだっていうのがありがちな応援ソングだと思うんです。でもこの曲は逆で。

進み方も速度も君でいいんだけど、わかるよ、周りが追い越していくんだよね、って寄り添ってくれるようで。優しさが詰まってるんです。

人より要領が悪い自信があって、その分得意なこともあるってわかってはいるんですけど、同じ時間勉強するんじゃ全然同じ分進めなくて後から始めた子に追い抜かされたりした受験生の頃を思い出して、ただの助言じゃなくてそういうこともあるよね、って言ってくれた気がして温かくて。

時より兼丸さんが言っていた「Help」じゃなくて「Aid」、「助け」じゃなくて「援助」っていうのがすごく腑に落ちて。
その原因の大半はここにあるんじゃないかなって。

ここ以外も好きな、素敵な歌詞しかないんですが、このままでは全てになってしまうのでこのくらいにしておきます。

また、MVも素敵なのでぜひ見てみてください。

応援ソングにありがちな落ち込んでいた主人公が励まされて前を向くみたいなのって私めんどくさい性格なので、ほんとに心が疲れている時に見るとそんなすぐ立ち直るん!?ってなってしまうのですが、このMVは最後笑顔で終わらないんです。心のリュックはあくまでも”軽く”なっただけなんです。

そこが大好きなところです。

リンク貼っておくのでぜひ。


それではここまで読んでくれてありがとうございました。
あなたが少しでも救われてこの曲が大切になりますように。


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