Tピン、9ピン、デザインピンの使い方
引き続きピンについて。今回は使い方です!
主な使い方はビーズを通してピンを曲げ、別パーツと繋げる為のわっかを作ります。
これが結構簡単そうで苦手な方は中々綺麗な丸にならないんですよね・・!でも慣れれば大丈夫!練習していきましょう!
今回はTピンを使って説明していきます。
是非一緒にやってみてください!
【用意するもの】
ニッパー
丸ヤットコ
Tピン(30mm)
ビーズ(今回はコットンパール15mm)
私のニッパーは祖父の納屋からちょろまかしたものでかなり年季が入っており油断するとグリップが逃げます…
ヤットコもずいぶん前から使っていてどこのものかわかりません…
今はネットや手芸店でかわいい色のセット物(ニッパー、丸ヤットコ、平ヤットコ)も見かけますのでこれから購入予定の方は自分の好きな色にするとより楽しめるかもですね(∩´∀`)∩
【ピンの使い方】
まずビーズをピンに通します。そして曲げます。ここで注意なのが、できるだけビーズの近くで曲げることです。
ビーズから距離があると曲げた時に隙間ができたり、歪んだ形になってしまったり…と失敗してしまいます。
こうならない為にもこの曲げる工程では私は道具を使いません。
根本で道具を使って曲げるとどうしてもこのように直線部分ができて、
数ミリですが隙間が出来てしまいます。
私はここで指を使います。
親指でグイっとビーズに押し当てる感じで根本を押すと隙間なく曲がってくれます。
この時ピンの反対側が飛び出てしまうとその分隙間が出来てしまうので、反対側も人差し指で押さえておきます。
そうするとこのように根本から曲げられます。
私はこの方法がなにより手っ取り早く確実に綺麗にできると思っていますが、指を痛める事も多いです。
なのでやっぱり道具を使いたいという方は、
根元ではなく、端の方を掴んで下向きに引っ張るように曲げてください。
そうすると隙間が出来にくいです。
ビーズ穴に負担がかかるので、ビーズ自体がもろかったり穴まわりが欠けやすい物は、塗装が剥げたり割れてしまわないよう優しく曲げてあげてください。
曲げたら今度は丁度いい長さになるようにニッパーでカットします。
約8mmくらいが平均的な大きさの円が作れる長さです。
ここで丸ヤットコに持ち替えます。
なるべくピンの端の方をはさみ、くるっと手首を回転させて円を作ります。
丸ヤットコは見てわかる通り、先の方は細く、持ち手側に向かって太くなっています。
ここを1周したら丁度いいサイズの円ができるかな?とおもう位置でピンを挟みましょう。
回数を重ねていくうちに良い位置が掴めてきますよ( •̀֊•́ ) ̖́-
始めは手のひらが上を向くようにしてピンを挟みます。
この状態から手首を内側にひねり、ピンを丸めていきます。
もう片方の手でしっかりビーズを固定してくださいね╭( ・ㅂ・)و
完成〜!👏🏻( ˊᵕˋ )
綺麗にできましたか?
今回は大きめのコットンパールを使用しましたが、
2mmや3mmの小さいビーズを使用する場合は
しっかり持てる面の大きいビーズに比べ、滑らないように固定しておくのが結構大変です。
なので、ピン自体をなるべく柔らかいものにすると楽に作業ができます。
根元を抑えながら人差し指と親指の間で転がすようにすると曲げやすいです。
パーツクラブの0.5×21mmのTピンが細くて柔らかく、軽い力で曲げられるのでオススメですよ
ピンの種類も豊富なので是非色々試してみてください!
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