問題演習記録8
2020年になって、自分の知識が足りていないことや、受験指導力の低下を感じましたので、問題演習を週に4~7問やっていこうと思います。問題集はとりあえず標準問題成精購(旺文社)を用い、乱数アプリにてランダムに問題を選定します。難関大受験の定番問題集ですね。このノートにも記録を残しておこうかと思います。記録の残し方を悩んでいたのですが、とりあえずは問題の内容と簡単なレビュー、派生して学んだことでも書いていこうと思います。
2020第8週目(5問)
先週も2日おきに2問~1問って具合でした。非常に校内が慌ただしく、休日は出かけましたのでこのタイミングになってしまいました。ただ、先週も5問頑張りました。
41.ナトリウムとその化合物・アンモニアソーダ法
平易な問題。水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウムの性質やアンモニアソーダ法の諸反応、量的関係。オーソドックスでセンターレベル。
☑水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウムの性質
☑アンモニアソーダ法
42.反応速度、アレニウスの式
KOの過去問。今年も話題になっていた気が...。アレニウスの式を知っておけないと解けないのはきつい.ですね..。この問題はアレニウスの式を与えてくれています。そこから式変形する問題でした。また、データから一次反応であることを示す問題もありました。問題の出し方は前半部分は好きです。ただ、計算がきつすぎる。
☑一次反応であることの推察
一次反応の時、時間を測定しながら生成物の量を考えたとき、生成量を時間で割った平均の速度vと平均の濃度cを用いたv=kcで表せる平均の速度が一致することからkが求められ、そのkが一定であるなら一次反応といえる。
☑アレニウスの式の変形
k=Aexp(-Ea/RT)で表せることは与えられていた。T1とT2の2つの温度より、Eaはどのように表せるかを考える問題。久しぶりにアレニウスの式を見ました。lnkにし、温度依存性(傾き-1/T)を調べることで、アレニウスプロットを作成できることを思い出しました。
43.結晶のすきま
難しかった~。東工大。金属結晶の隙間を考える問題。恥ずかしながら歯が立ちませんでした。イオン結晶のような格子を考えることがヒントになった。時間のない中のチャレンジでしたので、少し中途半端になった。
☑金属結晶の隙間、イオン結晶の考え方
44.アルコールの性質
東大です。9種類の異性体から、アルコールの性質や反応を考察する問題。シンプルだが思考力を要する問題。異性体はエノールが思いつかなかった~これは反省。
☑アルコールとエーテルの違い
☑アルコール、ケトン、アルデヒドの沸点
☑カルボニルの異性体
45.芳香族アミンの反応
一見すると複雑だが、芳香族アミンの反応を追いかける問題。実際は、サルファ剤を合成する反応を追いかける問題で、-SO3NH2に惑わされなければ、定番の反応ばかり問われていることに気づく。
☑アミドの合成
☑ジアゾカップリング
☑医薬品の化学
校内がバタついており、腰を据えてなかなかできません。この文章もコインランドリーで打っています。最近、実験もできてないし疲れていますね~。リフレッシュに実験したいですね。試したいネタはたくさんあります^^
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