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9/14 うみとしあわせ

文章書いてなかったら書いてないで病むくせに
書いたら自分の文才の無さに凹んで病んじゃう
わたしはそんな人間です

今日は海を見てきた
想像上の海はとても美しいのに、実際に見ちゃうと怖いって気持ちの方が強い。
夢の中の幸せはとっても心地良いのに、実際の幸せは不安に変わってしまって、途端に悲しくなっちゃうね。
数ヶ月先の約束を、それまでは、と思いながら組む。
それを道標みたいにして、
地図を辿るようにそれまでの日々を辿る。
なんか毎日ちょっとだけ寂しい。
寂しくなんてないはずなのにね。

江國香織の恋愛小説が好きで、コロナになった時に読んだ『ほんものの白い鳩』って話を思い出してる。
わたしは1人だと不完全で、誰かを愛して初めて完全になれるんだけど、やっぱりちょっと不完全で。なんかぎこちなくて可笑しい。
江國香織はいつでも、これは私の話だ、って物語を書いてくれている。
素晴らしい恋はいつか終わっちゃうことが、悲しいくらいに分かったつもりの22歳。
始まりはいつでも終わりを持ってくる。
山崎富栄の気持ちまで分かっちゃうような気分。
幸せすぎて毎秒のように死にたい。
君がわたしのことを好きなうちにころしてくれ。

心のどこかでブレーキかけて、あんま好きにならないようにしてる。メンヘラすぎて怖い、自分。
素晴らしい恋にすることよりも、素晴らしくない恋をして長続きさせる方がずっと難しくない?
素晴らしい恋で長続きしてる人いたらごめんなさいね。
素敵で、素晴らしくて、とっておきで、だから不安になる。なんか、今までの人生でついちゃった心の傷がズキズキする。
ダメなのわたし、幸せだとどうしようも無い。
幸せこわい、古典落語みたいだけど。
恋の寿命は短いから、恋してる間に愛しちゃってくれ。
この恋の寿命はどのくらいかな、
できる限り長く、長く生きますように。
わたしの恋も、きみの恋も。

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