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andymori、小山田壮平①

小山田壮平。これは愛の名前です。
わたしは、彼に恋をしていた。
壮平が笑ってたら嬉しくて、辛そうにしてたらわたしも落ち込む、そんな日々を送っていました。

わたしにandymoriを教えてくれたあの人は、今、幸せだろうか。

小山田壮平はオレンジだった。
2019年、二子玉川へ小山田壮平に会いに行った。
その日の空は青くて高くて、小山田壮平はオレンジだったから、その対比がすごく綺麗だったのを、4年経った今でも、覚えている。

わたしをandymoriと、小山田壮平と、出会わせてくれて本当にありがとう。
感謝しています。
わたしは本当に子どもだったから
「やりたいことがあるのに、普通に就職する意味がわからん。夢追えばいいやん。」
と言って傷つけてごめんなさい。少しだけ大人になって夢を追うことの辛さも、夢を諦めることの辛さも、なんとなく分かった。

話変わるというか、ちょっと脱線します。
「夢を追う」と言う時の夢って、なぜかクリエイティブな職業が多くないですか。わたしの周りだけだろうか。

「夢を追う」というからには、別に公務員や弁護士とか看護師さんとかでも良さそうなのに、ミュージシャンになりたいだとかモデルを目指しているだとか、作家になりたいだとか、そういう人たちの指す「夢」はクリエイティブなことに限定されてしまいがちではないですか、なぜか。
なんだか、そういうのも全て、ちょっと疲れてしまった。感覚の世界というのかな、そういうの。
わたしは、今も昔も物書きになることを夢見ているけれど、それはそれとして、目下のところは、法律を生業にしようと思っている。(一気に文章を書きすぎるとネガティブモードに入ってしまうし。)

話は戻って、小山田壮平は愛の名前です。
世界でいちばん好きな声は、小山田壮平の声、私の好きな声は、少年と大人の男性が一緒に住んでいるみたいな声。変わらないでいてくれて、ありがとう。ほんとうは変わっていっても好きなのだけど。

きっとずっと大好きで、大人になってもきっと大好きだから、捨てたくないのだ。ずっと覚えていたい。永遠に覚えていたいよ。わたしが死ぬまでに世界中の天才発明家たちが、記憶を映像に残せる機械を作ってくれますように。記憶に容量があるのだとしても、きっと昨日のことは死ぬまで覚えていられますように。夏の香りも音楽も風景も気温も、心臓がはち切れそうになるのも、うまく出せない声も、泣きそうになる時の味も、色味や人の温度やあたたかさと、声、とにかく感じたもの思ったこと全てを覚えていられますように。

空は藍色がいちばん好きなのはほんとうだけど、ほんとうはteen'sも、life is partyも、クレイジークレイマーもサンライズサンセットもスーパーマンになりたいも、Peaceも、ああ、好きじゃない曲なんてないよ。
いつまでもファンでいられて、永遠に大好きでいられる音楽に出会えることほど幸せなことってない。
andymoriも小山田壮平も神様じゃない。けどわたしの人生にたくさん色をつけてくれて、音楽をくれて、生まれてきてよかった!って心の底から思わせてくれて、そういう存在をなんて呼べばいい?とにかく、ほんとうに愛している、ほんとうに愛しています。

小山田壮平が笑ってたら嬉しい、悲しそうだと悲しくて、考えてること、頭の中全てを知りたくて、そんな日々を送っていました。

小山田壮平がわたしたちに見せてくれている小山田壮平の全てが好きだ。顔も声も歌詞も話す言葉もまとった空気も、色も、笑っている時もつらそうな時も酔っている時も、全てが好きで、愛している。
小山田壮平のおかげで、少しだけ優しい日々を送れている。いつまでもだいすきな音楽、andymoriと小山田壮平。今日も空が青くってよかった。曇天でも、小山田壮平の声はいつも太陽のよう。冬の冷たい空気を吸い込んだ時、春の暖かい風を感じた時、夏は汗を流しながら、秋は空が高いから、四季を通してandymoriを聴いている。いつまでも、救ってくれてありがとう。

1年と少しあたためていたラブレターでした。
愛を込めて。


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