私の生きがい「お笑い」
タイトルにある通り、私の生きがいは「お笑い」を見ることだ。
大袈裟だと思うかもしれないが、自分の過去を振り返ってみると、いつもそこには「お笑い」の存在があった。
お笑い好きの母の影響もあり、小さい頃から毎日のように我が家のテレビにはお笑い番組が流れていた。
M-1グランプリやキングオブコントは必ず家族みんなで見ていた。
当時は特定の芸人さんが好きというより、「お笑い」というジャンルそのものが好きだった。
しかし、高校受験をきっかけに一度お笑いからは離れた。
高校受験が終わり、新型コロナウイルスが流行しはじめ、ようやく始まったと思った高校生活は全てリモート授業。
友人にも会えない、部活にも行けない、今思い返しても当時には戻りたくない、そう思う。
ただ家に籠るだけの刺激のない日々
そんな時にYouTubeでたまたま東京03さんのネタを見た。
それまでに何度か見た記憶はあるが、小さな頃の私は一つ一つの意味を理解できず、ぼんやりと見ているだけだった。
そのため、ただただ衝撃だった。
驚くほどおもしろかったから
小さい頃から毎日のようにお笑いに触れていたけれど、ここまでの衝撃は初めてだった。
本格的にお笑いに目覚めたのはこの時だ。
その日から私の生活はお笑い一色になった。
時間があれば、YouTubeを見漁り、東京03さんをきっかけに他の芸人さんの動画も沢山見た。
配信ライブや芸人さんのSNSを見るのが日課になり、コロナ禍の味気ない日々が「お笑い」のおかげで変わっていった。
コロナが落ち着き、通常通りの生活が戻ってきてもなお、私のお笑いへの熱は冷めるどころか、更に高まっていった。
学校や部活の合間で空いている時間を見つけてはお笑いを見ていた。
本当にずっと
この時間が何よりも楽しかったし、幸せだった。
高校生活はお笑いのおかげもあり、とても充実したものになった。
そしてあっという間に受験期を迎えた。
成績が思うように上がらず、辛かった。
自分だけ周りの人に置いていかれているような気がして毎日のように泣いていた。
そんな時も、一日の最後のこの時間だけが私の支えだった。
その時だけは全てを忘れて、心から楽しいと思えた。
3月。受験がようやく終わり、本格的にお笑いにハマったきっかけである東京03さんのライブへ行った。
画面を通して数え切れないほど見た3人が目の前にいた。
登場してきてすぐ、号泣してしまった。
それから3時間半ずっと夢のような時間だった。
ただただ幸せ
その一言に尽きる。
そして春から私は大学一年生になった。
自分が好きなお笑いにもっと関わりたいと思い、お笑いサークルに入った。
また、サークル以外にもお笑いライブのスタッフをやっている。
そんな今の私にはお笑いがない生活は考えられないだろう。
毎週のようにライブに通う日々。
私は昔からライブに通っていた訳では無いので、こんなことを言うのはおこがましいかもしれないが、今の私にとってお笑いを見ることが"生きがい"だ。
お笑いがあるおかげで毎日が本当に楽しいし、心から幸せだなと思える。
今、1番応援している芸人さんもあの時東京03さんの動画を見ていなかったら、出会えていなかったかもしれない。
お笑いにここまで熱中するきっかけをくれた東京03さんには本当に感謝をしてもしきれないなと思う。
密かに応援していた芸人さんが最近解散してしまい、芸人さんとはすごく厳しい職業なのだと実感した。
今ある状況を当たり前だと思わず、後悔のないようにこれからも芸人さんを応援していきたいと思う。
ここまで読んでくれた方がもしいたら、本当にありがとうございます。
拙い文章ですみません……。
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