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3月3日、卒業しました。


2024年3月3日、専門学校を卒業しました。

私の通っていた学校は、保育の専門学校で
昼間部と夜間部があり2年(昼間部)、3年(夜間部)で
卒業できる学校です。

全て修了すると、保育士免許幼稚園教諭の免許を取得することが出来ます。

私は、昼間部に通っていましたが実技(ピアノ)が厳しい学校だったので単位を落としまくり、4年かけて卒業しました。

ちなみに、2年は留年出来ますがその後は出来ないのでもう一度入り直すかそのまま辞めるかのどちらかになります。

無事に卒業ができ、胸をなでおろしております。

3月3日に卒業式。

高校の卒業式も3月3日だったなぁと感慨深く振り返ってます。

人よりも卒業が遅れましたが、わたしはこの遅れは人生の為に必要事だったと思っています

その期間に、たくさんバイトをしてお金を稼いだり
就職のために介護の仕事に就いたり。

アプリを用いて、たくさんの人と関わりを持ったり。

好きな人が出来て恋愛をして失恋をしたり。

私の人生にはかけがえのない2年の留年だったと感じています。

何度私は親にも学校の先生にも「退学したい」と申し出たことか。

私は基本的に、発表とか実技とかが苦手なので保育となるとそれが多く凄く精神的に苦しんでいたのを覚えています。

ダンスを覚えるのが苦手で、クラスメイトに必死に教えこまれた日。

ピアノが弾けなくて、クラスメイトに教えこまた日。

学校を欠席しまくり、ノートを送ってもらった日。

久しぶりに学校に行くと、クラスメイトから白い目で見られた日。

凄く怖かったけどそれを乗り越えられたのは暖かく見守ってくれた先生方のおかげだと思ってます。

私を見掛ける度に、「元気?」と声をかけてくれた先生。

「みそらさんは、優しいし素直だからね」と自己肯定感を高めてくれた先生。

休んでも何も言わずに迎えてくれた事務の方々。

そして、校長先生の言葉。

当たり前なことや普通なことは無いんだよ。
今ここにある時計だって、作ってくれた人が
いたからここにあって皆さんが時間を確認できる。

学校に通えるのも親御さんが学費を納めてくれているから。
そして、皆さんはこれから社会人になります。
今まで学校が守ってくれていました。
でも、これからは自分ですべての責任を背負わないといけません。
書類の期日、服装、時間。全てです。
最初は大変かもしれません。
でもまずは、挨拶を心掛けてください。
どんなに仕事が出来ても挨拶が出来ていなければ人の評価は下がります。
子どもたちは特に先生からの影響を凄く受けます。
だから、最初の1ヶ月は挨拶を1番心がけてください。
そして、家に帰ったら今でも遅くありません。
親御さんにここまで育ててくれてありがとうと伝えましょう。

これが校長先生から言われた言葉です。

凄く胸を打たれました。
当たり前のことを当たり前だと思わないこと。
どうしても慣れていくと思います。
環境や人が当たり前になることってあると思います。でもそんな当たり前や普通なんて存在しなくてだからこそ感謝と謝罪って大切なんだと思うんです。

これから私は社会人になりますが、挨拶と当たり前を当たり前と思わないことを胸に社会に出たいと思います。

初心を忘るべからずです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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