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三試合見たここまでの日本代表について&サモア戦のレフリングについて

下書きしていたものの、アップしていなかったものを今日のトンガ戦の直前にアップ。
トップの写真は、初めて利用する写真のシェア?機能を使いました。

ニュージーランドでも日本代表が参加するパシフィックネーションズの試合の放送がある。普段ほとんど書かない日本のラグビーについて今回は書いてみようと思う。※基本ニュージーランドの話題専門で書いています。

ワールドラグビーの規定変更により、サモア、トンガは、元オールブラックス、元ワラビーズなどの選手が代表資格を得て強力になっている。
しかし、今回の日本代表と戦ったサモアは、大物と言える選手は出場していない。

オールブラックスXVに2連敗しているだけに、サモアには勝ちたかった。

誰もが同じような感想になっていると思うが、大黒柱のリーチが前半30分くらいでレッドカードを貰ったのが痛かったのは言うまでもない。

他の選手がリーチの退場でちょっと動揺したかなと思ったりも。
50分間を数的不利ながらも2点差で終われた。
これを評価していいのかどうかは、ちょっと迷う。

相手がガチのメンバーのサモアならもちろん評価するだろうが。
試合を観てて、良いパフォーマンスをしたサモアとも思えなかった。
同様に日本代表に関しても攻守(特に攻撃)で良かったとは思えないので、数的不利で2点差で終われたことを評価するのに迷った。

プラスに書けば、これがワールドカップの大事な試合でレッドカードを貰わなくて良かったと言える。そう思うしかないだろう。

オールブラックスXV戦が、調整段階のような感じだったようだが、このパシフィックの大会も同じ位置付けでやっている感じなのだろうか?
残りのトンガ、フィジーとの試合があるが、徐々に上げていけばいいと言う考えなのだろうか?

オールブラックスXVの時は、ニュージーランドのチームなのでNZ国内でも試合後のインタビューは放送された。
しかし、サモア戦は、試合が終わったら直ぐに放送終了で、日本代表のジョセフHCのインタビューの様子が見れなかった。

オールブラックスXVの時のインタビューのジョセフHCは、2連敗したけど、表情は厳しくなかったので、調整の位置付けで勝敗は気にしていないように思えた。
以前は、常に殺気立っている感じで、良い試合をしていなかったら、イラついた表情を見せていた印象がある。記憶違いならすいません。

サモア戦後のインタビューの表情、話し方を見てないので何とも言えないが、どんな感じのインタビューだったのか気になる。
ネットでの情報では、雰囲気までは解らないので、、、

普段あまりやらないSNSを少しばかり覗いてみた。
オールブラックスXVの時に書いた事(以下の引用文)と今回も同じ事を言う事になるかも知れない。

日本代表側に批判的になる人もいれば、オールブラックスXVの凄さを表現する人も居た。もちろん、捉え方は、人それぞれだろう。皆が全く同じな訳がない。
日本代表の事を批判的になっている人も居たけど、オールブラックXVのスキルを含めた選手の能力が高かったというのが第一にあると思う。
2戦目の照準を合わせているような、ある方の発言があるのであれば、それを見届けて判断するべきかもしれない。
しいて言うと、オールブラックスXVの後に行われる、パシフィックの国とのテストマッチ終了後に評価するべきかもしれない。

日本で魅せたオールブラックスXV、ジャパンXVにトライを与えず圧勝!|NZ-Rugby-Tommy「松尾智規 ニュージーランド(NZ) 在住ラグビーライター」 (note.com)

今回の違いは、サモアがオールブラックスXVと比べて良かったわけではないので、余計に批判が多くなっているのかも知れない。

ただ、酷い言い方で批判している人を見かけたのは残念だった。
2015年、2019年のラグビーワールドカップ前も良くなかった印象が強い。
それでも、結果を出して前回に至ってはベスト8に入っている。
指揮官は、本番まであくまでも調整とみているのでしょう。

オールブラックスが同じような感じだったら、もっとひどい批判を受けることになり、調整だとしても負けは許されない雰囲気になる。昨年は本当に酷い批判が続いた。

オールブラックス以外は(極端に書くと)、ワールドカップの本番前に負けても許されると言う表現があっているか分からないけど、ある程度許容されていると思う。
日本代表がここまで負けが込んで、内容もパッとしなかったかも知れないが、本番で判断するしかないんだと思う。
本番まであと数試合あるので、上がっていく事を期待している。

今回も、長田選手のランは、見ていて頼もしいと思えた。
彼以外では、そこまで印象に残った選手はサモア戦ではいないかも知れない。
オールブラックスXV戦で良いパフォーマンスをした福井選手は、もう少し見ないと分からないかも。

◆気になる点は、レフリング

正確に言うとレフリングと言うか、TMOの人がプレー中に判定できる事。
TV見ていてマイクに声が拾われてそれが発覚したが、これは、今までになかったように思うので気になった。

最後に日本代表が逆転を狙いに果敢に攻めていた時に、ブレイクダウンで相手をめくろうとした選手がネックロール(相手の首に手や腕が絡む)があった。
それはレフリーが判定したのではなく、TMOの人が試合が止まってない状態で、レフリーに「ネックロール」と助言を入れて、そこでレフリーが笛を吹いた。
通常アシスタントレフリーがやるのは解るが、TMOが一つ一つのプレーに対して、ビデオでチェックしてレフリーに報告して試合を何度か止めていた。

この事はNZのラグビー番組を始め、スポーツのラジオ番組でも同じような事が言われていた。TMOがレフリーよりも権限を持っているように思えなくもない。

トンガとの試合はどんなしあいをみせてくれるか。
そろそろ勝ち星が欲しい日本代表。トンガのメンバーがかなり良いので(まだ大物の一部は不在だが)厳しい試合になるかもしれないが、良い内容の試合を期待している。

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