エロい大人も読んどけ、中高生向け性の悩みwebメディア『セイシル』
『セイシル』というwebメディアが発足された。中高生向けの性のモヤモヤに答えるwebメディアだという。「性知る」というわけだ。多分性汁ではないだろう。
サイトのTOPを覆うグッチャグチャのモヤモヤが書籍版『みんなの精通』のカバーを外したところみたいで親近感を覚える(お手持ちの『みんなの精通』のカバーを外してみよう)。
運営元はあのTENGAグループのTENGAヘルスケアだ。日本一性の問題に真面目に取り組んでいる企業の中の一つだといえる。つまりどういうことかというと、ちゃんとしてるところがやってるということだ。
さてこのセイシルだ。中高生に向けて作られているのでめちゃめちゃ読みやすいしわかりやすい。
当みんなの精通でも何度も訴えてきたアブノーマルオナニーの危険性をこんなにもわかりやすく若い世代に伝えている。必読。
少年少女たちから性に関する相談を募集し、専門知識を持った方が回答する素晴らしいコーナーまである。匿名でちゃんとした人に相談できるってめちゃめちゃありがたいよな。さらに回答者の視点が偏らないように、各質問に複数の回答者がいる点も素晴らしいな(1人のもあるけど)。
大人からの質問は受け付けているのかは微妙だ。わからん。
さて、この『セイシル』は先にも述べたように中高生向けのwebメディアだ。それをなぜここで紹介しているのか。「みんなの精通」「その頃女子は」は基本的にノスタルジックおちんちん(もしくはヴァギナ)バカエピソードを扱っているので幼き日を懐かしむ大人向けではある。一応。内容もあまり真面目ではない(犯罪だろこれみたいなエピソードに一々あれこれ言わないし)。
紹介した理由の一つは「精通」で検索してここにくる子供がわりといることがわかったためだ。インターネット社会は最高なのでわからないことを自分で調べることができる。だが、そこにある情報が正しいのか間違っているのか、ちゃんとしてるのかしてないのか。それを見極めることは難しい。はっきり言うがここ(みんなの精通)は全然ちゃんとしてない。ちゃんとしたところに行け。
そのちゃんとしたところ、として安心して紹介できるところがこの『セイシル』というわけだ。
紹介したもう一つの理由は俺たち大人だって全然性教育が足りてないからだ。思い出してみろ、性教育についてどんな思い出があるよ。そこで得たものは十分だったか？ 全然十分じゃなかっただろうが。さらにそれ以降性教育を受ける機会があったか？ 無いよな！！
大人はもう何かを学ぶときは自分から学ばねばならない。性教育とて例外ではない。性についてなんて大人になると勝手にわかったつもりになりがちだが、そんなことはない。最悪自分が中高生の頃に聞きかじった古い知識や間違った知識がアップデートされずに残っている場合すらある。
「もう一回ちゃんと性について知っとこう」といういい機会になるのではないかと思う。セイシル。読もう。
最後にあんまり性には関係ないけどいいなと思ったやつを紹介する。
いつか買おう。
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