13日の金曜日シリーズを全部見たんだ。
(2019/2/18 やっと全部見たので加筆した上でタイトルを全部に変更しました)
13日の金曜日。あの13日の金曜日だ。
ホッケーマスクの殺人鬼が人を殺したりするあれだ。
映画に詳しくない人もこのタイトルやジェイソンという名前は聞いたことがあるんじゃないだろうか。それだ。
あのシリーズを全部見たので忘れないうちに紹介文のような感想文のような短文を書こうと思う。
(ネタバレアリだから気になる人は読むのをやめるか自らの目を潰すかしてください)
13日の金曜日(初代)
キャンプ場やその近所でアホな若者たちが殺人鬼に殺される話。
怖がらせ方が今でこそベタベタな手法と言われるやつだけど、そのベタベタな手法を築き上げてきた時代の、原点の一つなんだろうなー。と、古典文学を読むような気持ちで人が死ぬシーンを楽しめた。
そしてしっかり怖い。わかってても怖い。殺人鬼の正体が終盤までわからないのも怖い。なんか知らんけど人を殺す怖いやつがいるぞというのが怖い。
本作の殺人鬼はおなじみのジェイソンじゃなくて母親のパメラさんなんだけど、最愛の息子が死んで狂ってしまったおばちゃんという設定がまた生々しくて、なんだかありそうな話で怖い。
13日の金曜日パート2
キャンプ場やその近所でアホな若者たちが殺人鬼に殺される話。
本作からおなじみのジェイソンが人を殺して回るけどまだホッケーマスクはつけてない。
代わりにボロボロの袋を被っている。ホッケーマスクより怖い。
殺人鬼と殺し方が変わっただけで内容はほとんど同じと言っていいけどアホな若者が殺人鬼に殺される映像は最高なので問題ない。
13日の金曜日パート3
キャンプ場やその近所でアホな若者たちが殺人鬼に殺される話。
本作でやっとおなじみのホッケーマスクを装備しだす。ホッケーマスクをかぶるシーンはなんだか「おー、これがそうか」と感慨深くなる。ジョジョが3部からスタンド使いだすみたいな。
マスク入手した経緯は死ぬほどどうでもいいけど。
殺し方が変わっただけで内容はほとんど同じと言っていいけどアホな若者が殺人鬼に殺される映像は最高なので問題ない。
13日の金曜日完結編
キャンプ場やその近所でアホな若者たちが殺人鬼に殺される話。
今まで「実は生きてました」「ギリ生きてました」を繰り返してきたジェイソンが最終的にマジで死ぬ。あとはほとんど同じ。
ほとんど同じと言っていいけどアホな若者が殺人鬼に殺される映像は最高なので問題ない。
新・13日の金曜日
精神病院やその近所でアホな若者たちが殺人鬼に殺される話。
ほとんど同じような話を前作で一区切りさせて新しいことをやるぞという気概が見えて楽しい。
いくらアホな若者が殺人鬼に殺される映像は最高とはいえ飽きてきた頃に物語にひねりを入れてきてくれて嬉しい。
もちろん今まで同様アホな若者もたくさん殺人鬼に殺されて最高。
13日の金曜日パート6 ジェイソンは生きていた!
キャンプ場やその近所でアホな若者たちが殺人鬼に殺される話。
完結編で死んだジェイソンがなんか生き返ってまた人を殺すんだけど生き返るシーンがそんなバカなって感じで良い。
ただしおっぱいが一切出てこない。ふざけている。俺は殺人鬼がアホな若者を殺すシーンと同じくらいおっぱいが見たい。
13日の金曜日パート7 新しい恐怖
キャンプ場やその近所でアホな若者たちが殺人鬼に殺される話。
本作のジェイソンは程よく骨が見えてたりしてデザインがかなりかっこいい。
主人公がサイキック少女であること以外はだいたいいつもと同じと言っていいけどアホな若者が殺人鬼に殺される映像は最高なので問題ない。
13日の金曜日 PART8 ジェイソンN.Y.へ
船の中やニューヨークでアホな若者たちが殺人鬼に殺される話。
今まで田舎の自然に囲まれた環境の中でのびのび殺人してたジェイソンが船の中やニューヨークなど人工物に囲まれたところで殺人を繰り広げるので新鮮な気持ちで見ることができる。
特に逃げ場がない船内のシーンは緊張感があるようなないような感じがして好き。ニューヨークに着いてからも治安が悪くてかなり面白い。
13日の金曜日 ジェイソンの命日(2019/2/18追記)
なんかその辺の人たちがジェイソンに取り憑かれた人に殺される話。
なんと冒頭でジェイソンが軍に殺されるが、なんかジェイソンがその辺の人に次々取り憑いて殺人をする。わけがわからねえ。
キャンプ場でセックスしている若者もノルマ的に殺す。
これだけ長いこと見れてなかったがヤフオクでレンタル落ちをそこそこいい値段で落札してようやく見ることができた。正直高い金払ってまで見るものではなかった。
でもフレディ・クルーガーがあのマスクを回収するラストシーンは興奮する。
ジェイソンX 13日の金曜日
宇宙でアホな若者たちが殺人鬼に殺される話。
ジェイソンついに宇宙へ。
俺が最初に見た13日の金曜日。超名作。最高傑作。
最初から最後まで「そんなバカな」の塊。酔っ払いながら二、三人で見るとなお良い。
フレディVSジェイソン
殺人鬼と殺人鬼が戦うついでにアホな若者たちがいっぱい死ぬ。
超面白い。面白い怪獣映画。
13日の金曜日(リブート版)
キャンプ場やその近所でアホな若者たちが殺人鬼に殺される話。
設定を一新したリブート版。1~4作目をバラして組立て直したような内容で、かなりテンポよくサクサク人が死んで楽しい。
かなり見やすいので入門には一番いいかもしれない。おっぱいも出る。
以上、13日の金曜日シリーズを見た感想というかなんというか。
要するに、全部ほとんど同じだけど全部面白い。
13日の金曜日にはお約束、様式美の良さがある。
毎回なんだかんだで倒されたジェイソンが次回雑な理由で復活するたびに「よっ!待ってました!」という気持ちになる。
おっぱいやセックスシーンもお約束だ。まず単純にエロくて嬉しいのに加えておっぱいは殺人鬼登場の合図でもあるから一粒で二度美味しい。
そしてそんな決まったパターンの中にある「こいつは死ぬとして、どうやって殺すんだろう」というワクワクドキドキ感。
結果(アホな若者たちが死ぬ)はわかりきっているけど、どんな過程(殺し方)を経てその結果(死)にたどり着くのかという部分はかなりバリエーション豊かで楽しませてくれる。
13日の金曜日シリーズはそんな良さがある。
これからもたくさんアホな若者を殺して見るものを楽しませて欲しい。
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