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路上駐車ってアリなわけ?!~easy parkの使い方~

海外移住して驚いたことのひとつが、「路上駐車の多さ」という方も多いのでしょうか。

これまでオーストラリアとニュージーランドに住みましたが、これに関してどちらも共通です。調べてみると、ヨーロッパの方も路上駐車が多い国はたくさんあるみたいですね。

はじめは、街中の道路に車が停まっていることに少し違和感を感じましたし、日本の当たり前が染みついている私たちにとってはどうしても、

「え!!!そんなのアリなの?!」

とつい口に出してしまいそうになります。
特に自分の家の真ん前に停められたら出るに出れない時もありますからね。

ですが、結論から申し上げますと、

「いい~んです!!アリなんです!!」

「ノーーープレブレム!!」

なわけです。

もちろんどこもかしこも停めていいわけではありませんので、路上駐車はいいんですが、きちんとルールを知って、守っていかないと私たちのように損をしてしまいます。

と、いうわけで今回は路上駐車に関する情報をシェアしていきたいと思います♪


路上駐車アリのおかげで

まずはお伝えしておきたいのは、路上駐車といっても、勝手に路上に停めているわけではありません。
日本でも銀座とか都心の方になると路上に1時間300円ぐらいで停められる場所ありますよね?

おおまかに言うと、それと同じようなもので、きちんと決められた時間内に動かす。または、決められた金額を支払えば、路上に停めてもいいよ。
ただし、停めていい場所はここからここまでだからね!

そういうルールなわけです。

おかげでシティーなんかはズラッときれいに縦列駐車されています。

むしろこれどうやって出るの?とか、
こんな狭いところどうやって停めるのよ!とか
思ってしまうぐらいにビッシリ停まっているわけです。

でもそのおかげで、買い物がスムーズにできたりとか、わざわざ重い荷物を立体駐車場まで運ばなくて済むというのも、足が不自由な方やご高齢の方々にとっても有難いですよね!

車好きの方なんかは、路上に停めた自分の車を目の前にして、おしゃれなカフェでお茶したりすることもできちゃうわけです!

そして、立体駐車場のような維持費や設備費がかからない分、割と安価で駐車することができるわけですし、公共の駐車場として駐車料金も税収になるわけですからまさに一石二鳥ですよね♪

路上駐車してもいい場所ってどこ?

では、路上駐車がオッケーといっても、どこなら停めていいの?という点について解説していきたいと思います。

その答えは、下のイラストにあります。

こんなような看板が街の至る所にあります。
この看板は何を意味しているかというと、ここからは路上駐車しても大丈夫な区間だよということです。

それぞれの意味を解説すると、

「1P」は、1時間停められるよということ。

「8AM-6PM」は、午前8時から午後6時まで停められますよということ。

「MON-SAT」は、そう!月曜日から土曜日まで停められますよということ。

そして、その下の「FREE PAYABLE」、この意味はGoogle先生が教えてくれました!
「無料支払い」

つまり、月曜日から土曜日の午前8時から午後6時まではなんと、1時間までなら無料で停めていいよ~!という意味の看板なのです!

そして、そのあとのアンダーラインの下に書かれていることは、

OH!YES!!

日曜日の午前12時から午後6時まで1時間停められますが、料金を支払ってくださいね~!という意味になるのです!!

わかりやすいですね〜!

1時間も無料ですし、とっても親切ですね~!

ですので、喫茶店に車を横付けして、1時間のんびりお茶をしていても、無料なワケです!

ありがたや~!ありがたや!

ちなみに、道路にはちゃ〜んと駐車場の区切り線が書いてありますので、ご安心ください。

ですので、道路に白線があって、看板の矢印の内側であれば、停めてもオッケーということになります。

料金の支払いはどうするの?

さて、なんとか慣れない縦列駐車をなんとか頑張って、何度もハンドルを切り返しながら、ようやく車を停めることができました!

さ~て、カフェでお茶しよ~♪

…ではありません。

ここで忘れないでいただきたいのが、料金は『前払い制』ということです。

ここが結構な落とし穴でして、日本の感覚で駐車料金は後から払えばいいや~となってしまうと、著者のように戻ってきたときには駐禁を切られてしまいます。

(前回のメルボルン動物園編でやってしまったミスです。ちなみに罰金は94ドルだったと思います。)

料金が前払いといっても、いったいどうやって支払えばいいの?

安心してください。

周りを見渡せば、下の写真のような機械、もしくはこれに似た機械がどこかに置いてあるはずです。

(※この写真はオーストラリアで路上駐車する場合の機械です。)

その機械で支払えば問題ありません。もちろんクレジットカードやデビットカードも対応しています。

便利な駐車料金支払いアプリ「easy park」

または、もうひとつの支払い方法が「easy park」という便利なアプリを使って支払う方法です!(※オーストラリアで使用可能です。)

アイフォンならApp Store、AndroidならGoogle Storeでインストールすることができます。

easy park

登録するには車のナンバーとクレジットカードまたはデビットカード情報が必要です。

easy parkのアプリ内(マップ)

「easy park」のアプリを開いたら、このようにマップ上でどのエリアに車を停めるかを指定することができます。

easy parkのアプリ内(アラート機能)

また、このアプリの便利なところは、駐車時間の期限が迫ってくるとアラートで教えてくれるところです。

なので、

あれ??何時に停めたっけ??
あと何分停めていられるんだっけ??

なんて覚えていなくても大丈夫!

なぜなら、すべて「easy park」が時間も支払いも管理してくれます!

オーストラリアに滞在する時はインストールしておくと便利なアプリです!

路上駐車するときの注意点

それではここで、路上駐車をするときの注意点をお伝えしておきます。

注意点といってもそこまで難しいものではないですし、すでに前述している内容もありますが、念のためおさらいしておきましょう。

■路上駐車するときの注意点

①駐車する前に駐車する側にウインカーを出しておくといいでしょう。
(日本の場合はハザードを出しますが、オーストラリアやニュージーランドではウインカーを出す方がほとんどです。)

②車は白い区切り線の内側に停めましょう。
(線を越えていると、罰金の対象になってしまいます。)

③料金は必ず前払いで払いましょう。

④車は時間内に必ず動かしましょう。
(時間は守らないとこれも罰金の対象になってしまいます。時間がかかってしまう場合でも、一度戻って車を移動させ、また駐車してから戻りましょう。)

万が一、駐禁を切られてしまったら?

では、万が一料金を事前に払い忘れてしまったり、駐車時間に間に合わなかった場合は、どうしたらいいでしょうか。

もし駐禁を切られてしまったら、車のワイパーにレシートのような紙が挟まっているはずです。そのレシートが駐禁を切られて証になります。

支払い方法は、そのレシートに記載されていますが、公共の施設に行って支払いを行うか、もしくは公共のサイト(私の場合は、ビクトリア州のホームページ)からクレジットカードで支払うことができます。

期限は、2~3週間ほどあったと思いますが、早めに支払うようにしましょう。

路駐大国のガレージの使い方

これまでお伝えしてきた通り、オーストラリアやニュージーランドでは、車を停めるときは基本的に路上駐車です。

もちろん、駐車場がないわけではなく、きちんと平面の駐車場も立体駐車場も存在しますし、一軒家の家やタウンハウスにはガレージも存在します。

また、道によっては路上駐車してはいけない道(車通りが多くて危険な道)もありますが、基本的は路上駐車が主流で、新しめの道になると、歩道の横に予め車を停められるスペースが確保されている道もあります。(誰でも停めていいスペースです。)

そんなこんなで、だったらガレージがある家ってなんのためにあるの?って思いますよね?

倉庫に使ったり、クルーザーなど車以外の乗り物を収納している家庭もありますが、私がいいなと思ったのは、子どもが自由に遊べるスペースにすることです♪

ガレージの中に予めカーペットを敷いて、もはや部屋のひとつとして走り回ったり、ボールを蹴ったりできるスペースにしちゃいます。

冬場は雨が降りやすいオーストラリアやニュージーランドからすると、天気が悪い日の最高の遊び場スペースになります♪

実際にうちも子どもがサッカーをしたり、体を動かせるスペースとして活用しています。

うちの場合まだガラーンとしてはいますが(笑)

路上駐車が容認されていることで、道が狭くなってしまうこともあるかもしれませんが、そういう場合はお互いに譲り合って事故のないように気を付ける。

余ったスペースは他のことで有効活用するという考えもまた素敵な考えではないでしょうか。

そういうわけで、オーストラリアやニュージーランドで路上駐車をする場合のまとめでした。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

また次回、お会いしましょう!さようなら~♪

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