石巻

この文章は2013年2月の石巻で書きました。

その場で思ったことをバーッとテキストに打ったものの時間があまりなくて、帰ってきてからちょいちょい付け足したりしていたけど、ツイッターに分割して書くタイミングも逃し今日にいたると。            

せっかくなので編集してnoteで公開してみようと思います。たいしたこと書いている訳ではないけれど記録として。

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今日は石巻に来ています。
石巻在住の友人、三上君にお願いして、石巻〜南三陸方面見学ツアーを組んでもらいました。
各所見て回りましたが、どこももう更地になっていて、かつて何が建っていたのかはもうわかりません。私の場合YouTubeに上がっている津波の映像の記憶からどれだけの建物が流されたのかイメージはなんとなくできました。

あらゆるものと人が流されのみ込まれた、かつて街だった場所。
その景色にはただただ息をのむしかなく、そして手を合わせることしかできません。メディアでも一時さんざん取り上げられていた大川小学校や女川の防災センターも見ました。これは忘れてはならない光景だ、と思います。
時間とお金を用意できるなら、被災地には一度足を運んで自分の目で見た方が良いです。

海はどうしたってそこにあります。何もなければ静かに美しくただそこにあります。この国が乗っているプレートは少しずつ動いているのでしょう。
私たちはそこで生きています。

無くなった街を、人が暮らし生活を営んでいく場所を作らねばなりません。 けれどもそれにかかるものはあまりに多い。               ゼロから作る、創造していくことは大変です。              けれども各地で多くの人が頑張っている。

頭のどこかで常に東北をおもうこと。頭のなかのあれこれを時々でも外に出してみること。自分に余裕があれば地場の食べ物を買ったりすること。

震災から数年地味地味と継続してきました。

これからも続けていきます。




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