「ごめん、愛してる」ネタバレ感想

ムヒョクとウンチェの恋。

相手のことを思い遠ざけるムヒョクと、それでもあふれる思いを伝えようとするウンチェ。
自分を捨てた母に復讐する事に時間を費やすも、母は悪くないことを知ってしまった時の悔しさと安堵。

息子だと直接伝えられないまでも、母の手料理を食べ、ガラス越しに産んでくれてありがとう、またあなたの息子に産まれたい、忘れたことはないと素直に思うシーンは涙なしには見られない。

ムヒョクがいなくなってから一年、ウンチェは周りから「死ぬんじゃないか?」とは思われないように、気を張って生きていたのではないか…。一人で旅に出ると言っても、心配されない程度に。その一年の気持ちを考えると、何ともいえない気持ちになる。

最後の選択は衝撃だった。
「生きている時に孤独だったあなたを見捨てることができない。自分の心に従います。」

一生かけて償うと言った、ウンチェの父への罰が我が子の死というのは、まさに因果応報。

ウンチェの選択は、ムヒョクに喜ばれないまでも理解してもらえるだろうか?
二人のお墓が隣同士ならいいなと思わずにはいられなかった。来世で結ばれますように。

★★★★☆