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鶏皮飼育日記:水槽の観察

2021/10/11
過去に鶏皮の飼育を行っていた水槽は水が完全に蒸発している。
においを嗅いでみると水が入っていた時と同じく磯の様なにおいがした。
ただ、水槽の近くまで寄らないと感じないほど弱い。
水槽の側面には白い線のような水が乾いた跡が付いていて、その見た目は地層に似ている。
その線の一番下にはカビと思われる黒い斑点が付いている。
浄水器の周りには苔のような植物が枯れてくっ付いている。その植物にもカビが生えている。
底に溜まっていたかすはそのまま残っているが、乾いて1枚のシートの様になっていて所々干からびて割れている。
そのシートの中には、白いポツポツとした小さな粒子が見える。
かすは全体的に灰色がかっているが、一部緑色をしている部分もある。また、浄水器が置いてあった位置にかすは無く、薄く白っぽい膜が張っていた。
浄水器を持ち上げてみると白い粉の様な物が手に付いた。
指で擦り合わせてみると粒が細かくなっていき、さらさらとした感触だった。砂に似ている。
シート状になったかすを触ってみると、表面は生毛の生えた様な感触でシートそのものも柔らかかった。薄いベロア生地に似ている。
水槽の側面の白い線はザラザラとしていて、卵の殻の表面と似た感触だった。
枯れた苔の様な植物も、乾いてるが柔らかな感触だった。

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2022/01/04・水槽の清掃
ヘラを使って水槽の底に溜まっていたかすを取り除いた。
かすはヘラに当たると粉状になった。色は灰色をしている。
粉ほど細かくならずに形を保っている物は、底に当たっていた面が青緑色をしている。
それよりもさらに大きな形を保ち、シート状になっている物の中には水槽の底にある丸い凹凸の形が残っている。
水槽に水を入れると、粉が溶け水が白濁した。
水槽の側面に付いている水の乾いた跡はタオルで擦っても落ちなかった。
触ると指の滑りが悪くなった。
跡を下から上へなぞってみると滑る部分と滑らない部分とが交互になっていて、指の上からも跡が層になって付いているのが分かった。
微かに残っていたにおいは清掃後無くなっていた。

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