中華チェーンソー
初めまして、烏賊下足天井と申します。
DIY好きの理系おじさんです。
不定期に雑学的な技術情報を掲載できればと思います。
さて、タイトル通り、中華チェーンソーについて書いていこうと思います。
事の始まりは先週末。
浴室リフォームしたらシロアリ被害発覚。
業者から家の周りの木材廃棄してねと言われた。
よし切るか。
ということで、数年前に楽天で買ったWeimall.jpのエンジンチェーンソー(51.2cc)を引っ張り出して来ました。
いろいろレビューは目にしましたが、掛かりはいいし、エンジン焼けも無くサンデー木こりには良い代物です。
燃料キャップのパッキンが早々に駄目になりましたが、これは仕方の無い事です。
ハクスバーナ?スチール?高いんだよ、アレ。
さて、久々に燃料を入れようとしたところ、漏れる漏れる。
エア抜きベントと思われた部分から全て漏れました(後にネジ隠しのグロメットと判明)。
ああ、もったいない。
サポートなんて無いし、どうするかなと考えるまでもなく、バラすしかありません。
頼みの分解レポートも全く見つからず、完全な独力分解となりました。
チェーンソーバー、ハンドル、スターターを外し、シェルを開きます。
隠しネジが多く苦労しましたが、なんとか完了。
結局、リークポイントはプライマリポンプとタンクのホースが折れた部分でした。
というか、ニトリルゴムと思われるホース全て裂けていました。
流石チャイナと言いたいところですが、ガソリンはゴム攻撃性があるので、年数から考えてもこんなものでしょう。
これは交換すれば復活するなと思い、ホームセンターに走りました。
刈払機用のパーツが使えそうでしたので。
しかし、使える部分はあるものの、目的のものではありませんでした。
タンクの気密性を保つため、ストレートのホースでは駄目なようです。
どうしたものかと取説を読んでいると、5200チェーンソーの文字が。
これ、中華チェーンソーで検索した時に見たなと思い、Aliexpressにアクセス。
「5200 chainsaw」で検索すると、互換パーツが出ること出ること。
アフターパーツに困らないは有り難い。
無論確定ではなく、人柱の要素もありますが、注文し本日到着しました。
これが、冒頭の写真の訳です。
地方まで1週間で到着するのは、中華便としては異例のスピードです。
交換はまた今度。
他にフィルタとタンクのキャップも届くので。
ところで、5200チェーンソーについてですが、中国でシリーズ化されているノーブランドの権化みたいなものらしいです。
他にも、4500や5800があるようで、ユニバーサルなパーツがゴロゴロ。
最悪、エンジン周りが死んでも載せ替えられそうです。
この商品、ハイガーからブランド化されて出ているとか、C級品がオークションに出ているとか、スチールのコピーとかいう情報もちらほら。
私が買ったのはB級品にロゴを入れた物ではないでしょうか。
現在の情報は仮ですが、キャップが適合すれば、信じていいでしょう。
今回の教訓は、安物買いの銭失いに注意といったところでしょうか。
技術と情報、パーツ入手手段が無ければ、廃棄まっしぐらな案件ですから。
それはそうとして、ちゃんと組み戻せるだろうか。
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