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PC電源ケーブルの話

思い出した事を書くとしましょう。
Aliexpressに代表される海外系サイトで、中華商品を買うのが趣味な私。
コピー品や禁制品はご法度ですが、ノーブランド品の中にはキラリと光るものがある可能性が無い事も無いかもしれません(ノーサポート、自己責任ですが)。

ただ、これだけは買うなと言うものが今回のネタ元。
PC電源ケーブル、2度輸入して、二度ともシースが切れ、細いワイヤが剥き出しになりました。
ATX電源ともなると、大電流が要求されるもので、流石に怖く、まともなものを自作しました(?)。

まあ、素直に買えという話なのですが、一体成型で修理の効きにくいコネクタがどうにも苦手なのです。

さて、パーツの選定に移りましょう。
ケーブルはVCTFでもVCTでもCTでも、好きなものを選ぶと良いでしょう。
もっとも、VCTF以外はオーバースペック気味で、特にVCTにメリットは無いと思われます(使用可能電圧の違いのみ)。
踏みつける可能性があるなら、CTもいいかもしれません。
私はVCTFとCTで作りました。

コンセント側コネクタは接地極付きのプラグをホームセンターで買いましょう。
パナソニックのタフキャップがなんとなく好きで、使用しています。

パナソニック タフキャップ

問題は、PCなどでよく見るあの台形のコネクタです。
調べると、IEC 60320 C13/C15で出てくると思います。
C13とC15の違いは、切欠の有無と耐熱性。
C15はC13の受けにも使用でき、耐熱性にも優れるため、敢えてC13を選択するメリットは無いはずです。
また、オーディオ用の物が高価格で売られていますが、この用途で選択する意味は無いでしょう。
ただ、太すぎるケーブルを選択すると、使わざるを得なくなることなります(CTの方でそうなりました)。

IEC コネクタ

なお、今回の記事を真似すると、オーバースペックなケーブルが出来ます。

後日談として、CTケーブルの方のトラブルのお話。
使わずに1年放置していたら、ケーブルに白粉が吹きました。
お前、1本¥3000くらいするんだぞ……。

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