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目つきのするどい勝又くんと、わたし

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勝又くんシリーズをまとめています。
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#小説

目つきのするどい勝又くんと、わたし8.最終回

暮れなずむ夕陽を背に、わたしは息を切らせながら彼の住む公営団地まで走った。 季節が変わり…

目つきのするどい勝又くんと、わたし7

勝又くんと会ってからまもなく、長い夏休みが始まった。 本当なら高校生活初めての夏休みは楽…

目つきのするどい勝又くんと、わたし6

「あんな…うち、勝又くんに伝えたいことがあんねん」と言ったそのとき… ブー 玄関のブザー…

番外編 勝又春子さんのひとり言

「はるこ…はるこぉ」 どこからか声が聴こえる。 ああ、迎えに来てくれたのね… そうして手を…

番外編・勝又くんの憂鬱

皆んなが寝静まったころ… 毎晩窓をそっと開け、ベランダに出ていく。そして冷たい夜風に吹か…

目つきのするどい勝又くんと、わたし5。

勝又くんに会いたい… 勝又くんに会えなくなれば、会えなくなるほど、会いたくて仕方なかった…

するどい目つきの勝又くんと、わたし4。

「勝又くんが好き」 自分のなかでそう意識をしてしまってから、わたしは今までのように気軽に勝又くんと接することが出来なくなってしまった。 いつものように「おはよー!」と、 屈託のない笑顔で話しかけられても、 意識するあまりぎこちなくなり、 「おは…よ」と返事するのが精一杯だった。 恥ずかしくてすぐにそっぽを向いてしまっていたわたしは、もしかしたら素っ気なく映っていたかもしれない。 彼が近づいて来るその足音や気配だけで、心臓が跳ね上がるほどドキドキしてしまう。 身体中がそわそ

目つきのするどい勝又くんと、わたし3

「もう遅いから帰るわよ」 お母さんの呼びかけに、今まで遊んでいた 子ども達が「はーい」と一…

目つきのするどい勝又くんと、わたし2

初夏になった。 桜の花びらもすっかり散り、青々とした葉っぱが校庭の木々いっぱいに広がって…

目つきのするどい勝又くんと、わたし。

「おいお前聞いてんのか?!」 勝又くんと初めて接点を持ったのはいまから半年前、放課後たま…