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仕事を辞めてニートになったので金髪にしたら色々捗るようになった話


退職しますた。


お久しぶりです。激乳酸菌部の部長です。

僕がnoteを開かない様になってからしばらく経ってしまったが実はその間に新卒で入社して丸5年以上働かせてもらった会社を退職しました。

会社に不満はなかったが何か新しい事やりてーなって思ったので退職という選択をしたいと考え、社内や社外の色んな方に相談し、退職させてもらう運びとなった。

辞めた会社はゴリゴリの建設会社で、学生気分の抜けなかったポンコツな卒業したてホヤホヤの僕を本社や現場で厳しく優しく指導してくれて本当に感謝している。

建設現場は怖い人が多いイメージもあるかもしれないが職人さんは厳しいが優しい人が多かった。 

2019年から2年半、出張で青森県の大間町というマグロが有名な町の現場で働かせてもらった。
冬は寒いし風も強くて厳しい気候の町だったが人は暖かいしご飯も美味しい良い町で仕事を辞めてからも1年に1回は旅行に行きたいと思っている。

そしてニートになる


退職手続きを済ませ、地元である北海道に帰ってきてから社会復帰活動をするまで時間があるのでとりあえず金髪にしてみた。

僕は中学を卒業し、高校ではなく高専という5年制の学校に入学したのだがこの高専という学校、めちゃくちゃ勉強に関して厳しかった(60点未満は赤点というめちゃ鬼仕様)のだがその分校則がゆるかった。

・制服はなく、私服登校

・染髪、ピアスOK

・バイトも自由にして良い

・18歳から車通学OK

…等、入学した15歳の段階から大学みたいな自由な感じで学校生活を送れる夢のような学校だった。(まあその分勉強は厳しかったので結構な数の友達や先輩後輩たちが留年、退学していったのだが…)

そんな環境の中例に漏れず僕も高専時代はほぼ金髪で過ごしていたので5年ぶりの金髪となる。

頭皮が焼けるようなブリーチの痛み、手櫛が通らない軋みに軋んだ髪の毛、周囲の人からジロジロ見られる感じ、全てが懐かしかった。


金髪 in the 沖縄


金髪であるメリット

さて、ここからは久しぶりに金髪となって学生時代には気付けなかった「黒髪→金髪」がもたらす変化やメリットについて書いていきたい。

色んなハードルが下がる

まずはこれ。クソガキだった学生時代には気付けなかったが社会人を経験した今だから気付けた金髪であることの1番のメリットである。

先日、友達の会社のフットサルチームの活動に助っ人として参加させてもらう機会があった。
友達以外の友達の会社の方とは全員初対面である。もちろん全員黒髪の中、金髪として助っ人として参加させてもらった。

金髪にした事は誰にも言ってなかったので会場で友達に会った時「お前…」みたいな顔をされた。

友達の会社の人達も口にはしなかったがやべえ奴が来てしまった的な空気が流れたのをバチコリと感じた。

そりゃあそうだ。アラサーで金髪は8割やべえ奴である。多分僕でも同じ立場なら身構えてしまうだろう。この金髪は場の雰囲気をぶち壊すのではないだろうか、タメ口で馴れ馴れしく絡んでこないだろうか、急に割と強めな肩パンをかましてこないだろうか、等様々な憶測をしてしまうと思う。

だが会社の人達の不安をよそに、「初めまして、◯◯君の友達の激乳酸菌部部長です。今日はよろしくお願いします。」と挨拶しただけで「お、意外とちゃんとしてるんだね」と褒められて(?)しまった。

多分僕が黒髪だったらこうはいかないだろう。

アラサー金髪という見た目で「やばい奴」と認定されたことにより色んなハードルが下がり、普通に挨拶をしただけで「この人は金髪なのにちゃんとしているんだな」と安心され、あまつさえ褒められてしまったのだ。

プライドの高い人は舐められてるだけやろそれ、と捉える人もいるかもしれないが、プライドなんて微塵も無い僕にはメリットでしかない。

「ニートで金髪なのにちゃんとしている」という見た目を生かしたハードルサゲによるプラス効果はおそらく今後色んな場面で出てくるだろう。ニートの皆さんには是非金髪に染髪するのとをお勧めしたい。


自信がつく・余裕が持てる


シンプルに自信がつく。

上記で述べた「金髪なのにちゃんとしている」効果を逆に生かした形である。

やはり金髪の人間には何をしでかすかわからない怖さがあるので周囲の人は無意識のうちに身構え、自然に距離を取る傾向にある。

自分は金髪にしているだけなのに周りの人間は無意識に目を逸らし、すれ違う際は向こうから道を空けてくれるのである。

この状況を生かさない手はない。周りの人間がこちらに萎縮してる中で精一杯、出来る限り堂々とする事で自分に自信が持てるようになる。

また、リアにだせえステッカーをベタベタはっつけたゴミ車がウィンカーも出さず急に割り込んでくるカスみたいな運転をしてきても「まあ俺金髪やし」と広い心で許してやる事が出来る。

きっと黒髪時代の僕なら鬼の様にパッシングしてただろう。金髪にしただけですごい進歩だ。

また、些細な事ではあるが例えばまあまあ混んでる電車に乗る時。

座席がほぼ満席で1人座れるスペースが空いているが横に座っているおっさんが組んでいる足が空いているスペースに侵食して座りづらいわね、という状況。

黒髪時代の僕なら「おっさんに声かけんのめんどいしちょっと怖いから黙って立っとくか…」となってしまい、座りたい気持ちを抑えて渋々立っていたのだが、僕は今金髪なのでそんな迷惑なおっさんに遠慮する必要はないのだ。

おっさんが組んだ足を無視して普通に席に座る。たったこれだけだ。するとどうだろう、なるほどおっさんは組んだ足を直して僕は席に座ることが出来る。

この場合は座席で足を組んでいるおっさんに明らかに非があるがあえて文句を言ったり金髪を活かして威嚇するようなことはせず、そこに足が無いかのように普段通りの動作、普段通りの表情で着席しよう。

こちらが座ろうとしているのにも関わらず組んだ足を直さず尻でおっさんの足を踏み潰してしまったとしてもそれは120%おっさんが悪いのだ。足を踏み潰されたおっさんが怒ってきたらこちらも正義を盾にキレ散らかしてやればいい。大丈夫、こっちは金髪なのだから強気にいこう。


金髪であることによるデメリット


表があれば裏もある、ということで金髪であることによるデメリットもいくつか紹介していきたい。

髪が死ぬ

まずは何といっても髪が痛むことだろう。日頃コンディショナー等は使わずシャンプー1本勝負のヘアケアーに疎い自分でもはっきりわかるくらい髪が悲鳴を上げていることがわかる。

キューティクルは死に、手櫛は通らず、シャンプー時に鳴り響くギシギシ音…。

まるで自分の髪じゃなくなった様と言えば流石に大袈裟だが、黒髪時代に比べ圧倒的に違和感を感じる。

どのくらいギシギシかと言うと朝起きて寝癖を梳かす時もわざわざ丁寧にシャンプーをしないといけなくなる位にはギシギシしてしまう。

これから金髪にする人は是非心してほしい。

知人から「なんで金髪なんww」とイジられる

久しぶりに会う知人に金髪をお披露目するとまぁイジられます。

「似合ってなさすぎワロタwww」「なんか髪色きたなくね?w」「ニートで金髪とかwww」「韓国のAV男優みたいww」

等様々な罵詈雑言を浴びせられる。

だがイジられるのはまだマシな方。

一番キツいのは金髪について特に触れて(いじって)もらえない事だろう。


気を遣ってくれているのかわからないが、僕が金髪にしたことについてあえて触れてこない人との、あの空気の気まずさったら無い。

あれ、俺が金髪にしたの気づいてない感じ?いやさっきからチラチラ俺の髪見てるから絶対気づいてるはず…。こうなったら自分から言ってみるか?

「き、金髪にしたんだけど似合ってるカナ??😅」

知人や友人が金髪にした事に気づいたが触れていいかどうかわからない人は一言でもいいので金髪について触れてあげて欲しい。金髪にした側は気を遣われるのが一番辛いのだ。(個人差あり)


まとめ


色々デメリットを書いてみたがシャンプーをする時に多少のストレスと時間がかかるのが個人的に1番大きなデメリットだと感じた。

だが先ほど述べた通り染髪によって得られる多大なメリットには多少のデメリットには目を瞑る価値はある。何かを得るには何かを失わなければならないのだ。(ここエドワード)

とまあ今回もまとまりの無い駄文になってしまったが要するに

染髪できる環境にいる人で自分に自信を持ちたい人は思い切って染めてみるのもいいかもネ!

って事をね、書きたかったわけですね、ええ。


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