学び日記 ストレングスファインダー

自分の才能を発見するための超有名本、ストレングスファインダーを読んで得た学びを書きたい。

人間が備える34種類の才能のパターンのうち、自分が持っている5つの才能を診断してくれます。
自分は、
1・親密性
2・ポジティブ
3・学習欲
4・コミュニケーション
5・成長促進
だった。
こういうのって何を言われても合ってる!って思いがちだが、結構真面目に思い当たる節があって正確だなあと思うと同時に、「自分って学ぶの好きだったんだ、とか、ポジティブに物事を捉えるの得意なんだ」って気付かされました。この「強みを認知できる」っていうのがこの本を読んだ1番のメリットかも。学ぶのが好きってのは、自分の興味のある分野に限定してっていう縛りはあるけど。。

ここからは、自分の持っている才能がどんなものか記した上で、上位3つの才能を活かして人生をもっと豊かにするために取るべき行動を考えていきたい。

1・親密性
親しい友人のそばにいる時、大きな喜びと力を得る才能。親密であることに心地よさを感じ、もっと相手の感情や不安や夢や目標を知り、それらを応援してあげたいと思う力に長けている。自分にとって人間関係は、それが本物である時にのみ価値を持つので、相手のことを知る、自分のことを知ってもらうという共有をすればするほど心地よくなる。

取るべきアクション
・春からの社会人生活で、仕事以外で先輩後輩、同期との時間を積極的に作りにいく。
・出会った人について、できる限りその人のことを知るように心がける。
親しい友人のそばにいる時、大きな喜びと力を得られる才能があるのに「自分から遊びに誘う」というムーブをあまりしない傾向にある。だから自分からやりたいこと、行きたいところに友人をどんどん誘っていく!これを意識するだけで全然充実感が変わってきそう。


2・ポジティブ
どんな時でも常にポジティブな面を探そうとし、人をよく褒め、すぐに微笑みかける才能。陽気だと思われたり、楽天的だと思われやすい。熱意が周囲に伝染するので、ポジティブな人の周りにいる人は世界がより良いものに見えてくるはず。生きることは素晴らしいという信念、働くことは楽しいという信念、どんな障害があろうとユーモアの精神を失ってはならないという信念を持っている。

取るべきアクション
・人よりも熱意がありエネルギーに溢れているので、他の人がリスクを取ることに躊躇していたり、乗り気になれなかったりしている時に背中を押してあげる力になる。
・友人や仕事仲間の功績を祝って光を当ててあげる。
・単に認識が甘いから熱意を抱いているわけではないことを説明する。悪いことが起きることも十分にわかっているが、物事の良い面を見ることが好きであり、そういう信念であると周囲に分かってもらう。
・常に不満や悪い面を見ている人とは距離をとる。でないと気が滅入ってしまう。
障害にぶつかった時、大した問題ではないふりをしてはいけない。「大変であることはわかっているが、それでも楽観的な理由」をみんなに伝え、理解してもらった時にこの才能は最大限に発揮される。
・常に前向きに物事を捉え、人を褒めたり元気付けたりできる最高の才能。だからこそ、友人の成功もジブンゴトとして捉えて、祝うし一緒に喜びを共有する姿勢が一番大事。嫉妬心や競争心があればこの才能が活かせない。友人の成功を一番に応援し、ジブンゴトにする。これができれば最強。

3・学習欲
学ぶことが大好きであり、学ぶプロセスに心を惹かれる。内容や結果よりもプロセスに刺激を覚え、何も知らない状態からいくつかの事実を知り、能力を身につけた状態に移行することに意欲を覚え、学ぶ才能。

・変化を起こす人になる。他の人たちは新しい規則や技術を導入したり、環境を整備することに尻込みするかもしれない。新しいことから吸収したいという才能を活かし、学び、周囲の環境に導入する。例えばチャットGPTを現場でどう使うかとか。
仕事をする上で、営業先の企業の状態や、その業界の知識などを意欲的に学習する。様々な業界に触れられるので、いろんな事について学んでいくプロセスを楽しめる。
・学びたいという気持ちを行動に移す。


この本を読んで意外だったのは、才能というのは特定の技能というよりは、ある状態を楽しめること、のような定義のされ方が多いことだ。
例えば親密性の才能では、人と親密になること自体が才能というわけではなく、親密な人と過ごす事によって強い力と幸福を得られるという才能であるように感じた。
つまり、人と親密になるための意識した行動が必要だ。これこそが「才能を自覚して、活かす」ということな気がする。
学習欲もそうで、学習してプロフェッショナルになれる才能というわけではなく、学ぶプロセスそれ自体を楽しむ才能ということだ。だからこそ、勝手に自分が勉強するわけではなく自分が楽しめる学習を意識的に開始することが必要になる。

あと学びとして大きいのは、人によって分布している才能が異なるだけで、一部分を見て人間の優劣を決めることはやはりやはりできる訳が無いということだ。
自分に親密性の才能があるからといって、そうでない人が自分を羨む理由にはならないし人間の優劣などつかない。その分自分にない才能が相手に備わっているだけなんだ。

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