統合失調症を経験して #13

ひょんなことから、ヨガを習っている先生がカラーセラピーの講座を開いていることを知り、そこでカラーセラピーの資格を取ることに。

まずは、自分の癒し、自分と対話することから始めようと思いました。

そして、興味のある人に、カラーセラピーを受けてもらうことに。

ラッキーなことに、知り合いのツテを通して、地域のイベントにも出展させてもらう機会にも恵まれ、地元のテレビ番組にカラーセラピストとして出演する機会にも恵まれました。
今では350名ほどの方のセッションをしてきました。

ガツガツというよりか、今はその時必要としてくれてる人の少しでもお役に立てれば、というスタンスでやっています。

「いつか、自分の経験が役に立つことがあるから」

谷中の森のお姉さんはそう言ってくれました。

私も誰かの気持ちに寄り添うことが出来たら。

誰かの負担を少しでも軽くすることが出来たら。

不安を希望にすることが出来たら。

かなり重い内容になってしまいましたが、こうしてカラーセラピストになった経緯を書かせてもらいました。

まだまだ勉強中ではありますが、自分が必要とされる場所があれば、人生において経験出来ることはさせて頂こうと思っています。

それはカラーセラピストかもしれないし、
PTA役員かもしれないし、
販売員かもしれないし、
ウェイトレスかもしれないし、
はたまた違ったことかもしれないし。

いろんな職種を経験してきたので、その経験は何かの役に立つと思います。

販売員、ウェイトレス、婚礼、ホテル、塾講師、品出し、ピッキング、ティッシュ配り、居酒屋、レストラン、ドトール、牛角、マネキン、世論調査、テレビエキストラ、引越し、事務など、面白バイトもろもろ

そんなスタンスで人生生きています。

世の中いろんなことありますが、
東宮御所に行って、皇太子様とお話しする機会に恵まれたり、
ホテルのウェイトレスで橋下龍太郎氏などの政治家パーティに出たり、
ウェイトレスをしているラウンジに樋口可南子さんが打ち合わせで来ていたり、
電車で隣に座ったおじいさんが藤井ふみやさんの中学の美術の先生でそこのお家に通うことになったり、
漫画のようなことが、私の人生の中では現実で起こったりします。

1人ひとりの人生は、ドラマであり、誰もが主人公であると、私は思っています。

時たま、自分の人生を振り返った時に、あー良かったなと思える人生を創りあげていきたいと思っています。

私がカラーセラピストとして活動する様になって、意識が内側から外側に向いていったのはとても大きい変化でした。
人の話をじっくり聴くことで、皆さんいろんなことに悩んでいたり、考えていたり、立ち止まっていたり、進もうとされていたり、1人ひとりが必死に1日1日を生きているんだ、ということを知ったことも大きかったです。
人に話を聞いてもらうことはあっても、じっくり他人様のお話を聴かせてもらうことは日常生活であまりなかったので、とても新鮮でした。
そして、不思議なことに、私がお話をただただ聴いているだけで、「癒されました、ありがとうございます」とか「前向きに進む背中を押してもらえた気がします」「言ってもらいたいことを言ってもらえて良かったです」などの声を頂いて、中には泣き出される方もいらっしゃって、カラーセラピストになって良かったなと思いました。

人は人に癒されていくのだと思います。

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