統合失調症を経験して #14

私は占い師さんから、「あなたはガンガンビジネスを進めて稼ぎまくるよりも、美しいものを作り出して人を癒したり、人の話を聴くカウンセラーのようなものが向いている。そして、ボランティアのような形で地域やその場に貢献して、あなたの行動していくその姿が見ている人たちに勇気や希望を与える」と言われたことがあります。それを聞いた時に、今までの自分の行動や活動を振り返り、自分がしていきたいことが明確化された気がしました。
今までの世界は、ガンガン働いてお金を稼ぎまくることが美徳とされてきて、皆必死で稼いできたように思います。お金を沢山稼いで高級マンションに住んで、高級な車を何台も所有して、一見キラキラしているようなものがステイタスのような。
でもこれからの世界は、「自分の仕事を通して誰かに光を与えていく」
それがまさに人の仕事になっていくのだと思います。
なので、ある意味、赤ちゃんも存在しているだけで、人に癒しを与えたり幸福を与えたりしているわけで十分仕事をしていると、私は思うのです。
そして赤ちゃんは人に仕事を与えている人とも言えます。 
赤ちゃんのオムツ、肌着、洋服、ミルク、ベビーカー、おもちゃ、布団、数えきれないほどの会社に赤ちゃんは貢献していることになります。赤ちゃんがいることで、その用品を作る会社にはお金が入ってくるので、とても助かっている。赤ちゃんはその企業にとって優良顧客になるというわけです。それは赤ちゃんに限りません。
人は存在しているだけで価値がある。
それを存在給と言います。まだまだこの存在給に気づいている人は少ないと思います。実は存在しているだけで、多くの人を救っている。そして存在しているだけで誰かしらの光や希望になっているのです。必ずしもお金をガンガン稼ぎまくることだけが世の中に貢献しているわけではない。お金はエネルギーの形の一つに過ぎないので、違った形のエネルギーで誰かに貢献して、またそのエネルギーを違う形で受け取っていたりするのです。それは癒しかもしれない、希望かもしれない、手助けという形かもしれない、顔を見せて元気にするということかもしれない。おばあちゃんやおじいちゃんが顔を見せてくれてありがとう、とお小遣いを孫にくれたりするけれど、それは本当に嬉しい気持ちをお金という形に変換して、渡している行為なんだと思います。何も、お金だけではなくて、来てくれてありがとうとお菓子を出してくれたり、一緒に楽しい時間を過ごすことかもしれない。いろんな形で自分の存在がエネルギーを出したり、受け取ったりすることが出来るのです。
昨今、「ライトワーカー」という言葉を耳にするようになりましたが、そもそも誰しもが生まれた時から光を放っていて人の役に立っているのだから、皆生まれ持ってしてライトワーカーなのだと思います。自分がダークマターだと思いますか?私は出来ればやはり、ライトワーカーとして存在したいと思います。
人に何かしてもらった時に、「ありがとう」と言葉を発するだけで、微笑みを返すだけで誰しもがライトワーカーになれるんだと思います。また、自分がされて嫌だなと思うことを相手にする人はダークマターなんだと思います。簡単に言うと、人の気分を上げる人はライトワーカー、気分を下げる人はダークマター。
人は誰しも自分の中にライトな部分とダークな部分を合わせ持っている。
そのコントロールをするのは自分次第です。どういうエネルギーを自分が発しているのか、ということは気をつけたいものです。なぜなら、その時の自分に見合ったエネルギーが変換されて返ってくるから。
未来に焦点を当てた時に、光を周りに沢山放っておけば、ものすごい光の総量となって自分に返ってくるものだと思います。また逆も然り。
人生はそんな実験の繰り返しなのではないか、とたまに思ったりします。

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