自由が丘の煙の中で

7年前に付き合ってた子は家庭環境が荒れていて、自分の父親のことが嫌いでした。

パパと同じ匂いがするタバコを吸う人が嫌いで、パパと同じように大声で暴れそうな人(いわゆるヤンキー)が嫌いでした。

自分はその3年前にタバコをやめたことを明かしたけど、気にしないと言ってくれました。

一年と少し付き合った頃、偶然話した彼女の取り巻きから、自分しか知らないはずの彼女の情報を聞き出してしまい、「もう一人の彼氏」の存在が発覚しました。

その男はいわゆるヤンキー体質で(当然タバコも吸う)、彼女の嫌いなタイプにぴったりハマっていました。

当時相当悔しくて彼女に詰め寄ったけど、彼女の心は変わりようもありませんでした。

結局、どんなオプションがついていようが好きなものは好きで、好きな人には嫌いにならない努力をするものです。むしろ、そのオプションがついた状態で勝負に出たその男が称えられるべきかもしれません。

ただ、話を噛み砕くことはできても、未だに納得はできません。


…実は「もう一人の彼氏」が判明したのがこのお話で、二股はこの数ヶ月前に発覚していました。そのお話は別の記事に(するかもしれない)

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