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Fさんのお話。

こんにちは、ふみです。


本日はドトールでこの文を書いています。
(改稿は家でしています。改稿後、そのまま投稿するはずがWifiが切れました。Wifiとの戦いだけでnote1本書けそうです。)


今回は、私の周りにいる素敵な人について書きますね。

初めて紹介する素敵な人は、いつも優しい Fさん です。

Fさんは大人で子どもな人です。小学生がするようなイタズラをされます。
仕事終わりの暗い通路に、躓くような物をわざと置いたり、お菓子にわさびを入れたりする男性です。お年は30代前半です。

そんな Fさんの素晴らしいところは、怒り方が優しいところです。

私は怒るという行為は、声が大きくなったり、動作が荒くなったり、言葉が鋭くなったり…
その一瞬で周りの雰囲気がマイナスになる、できれば近づきたくない感情の発散方法だと思っています。

私の祖父がそういう怒り方をしていたので、鋭い声や大きい音が苦手になりました。
誰かが怒っていると、自分に対しての怒りではなくても怖いなと思います。

Fさんが怒る時、彼の声は大きくならず、動作は少し雑になりますが荒くはなく、言葉も鋭いなかに柔らかさがあります。


彼の声・表情・態度はいつでも柔らかいのです。
いつでも優しいのです。安心します。
(ちなみに体型もぽっちゃり柔らか系です。)


Fさんのことを素敵な人です、と紹介しましたが、彼のようになりたいとは微塵も思いません。今まで会ったことがない考え方の人なので、出会って1年経っても予測できない言動ばかりです。

これは彼を誉めるために紹介する、彼の考え方です。

もし僕に対する評価が最低なら、他の人の評価を更に下げればいい。
僕の評価を上げる必要はない。僕以外のみんなを貶めればいいだけだ。

Fさんが優しくて柔らかい笑顔で宣うお言葉です。
私はこの考えを聞くたびに感心してしまいます。
全く賛成できない考えなのに、Fさんの表情や話し方を加えるだけで「そういう考え方もあるのか。ふむふむ。」と思わせられるからです。

Fさんをみていると、話すときの表情や話し方が、いかに重要かを改めて実感させられます。

念のためもう一度書きますが、彼を誉めています。考え方には全く賛成しませんが。


柔らかいFさんがいると安心します。
同時に、次は何をされるのかとヒヤヒヤもします。


職場に1人、Fさんのような人がいれば毎日のイタズラに少しイラッとしつつ、安心して仕事をこなせるのかなと思います。


柔らかい人になりたくて、自分を見つめ直す毎日です。

では、また。



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