トーマスランド/ハイランドリゾートトーマスルーム/パーティーセット/バースデープラン　レポ(2022.1現在)

オミクロン株が猛威をふるっているさなかでかなり悩ましかったですが、娘の３歳の誕生日旅行を数ヶ月前から企画していて、結局行ってきました。

トーマス好きの娘なので、富士急ハイランド内にあるトーマスランドに行くことをメイン企画とし、ハイランドリゾートホテル&スパにあるトーマスのコンセプトルームにも宿泊しました。また、トーマスランドでは有料のバースデープランなるものも利用。事前にいろいろとブログなど検索して情報収集しようとしたのですが、最新情報が書かれているブログが全然なかったので、今回は世の親御さんに向けてはりきってレポを書いてみようと思います。

東京⇆富士急ハイランド交通事情

どういう順で書くか悩みましたが時系列に沿って書いていきます。

まず、交通手段に悩みました。本当は、まわりに気を使わずに済むため車で行きたかったのですが（感染症のこともあるし）、直前に東京で積雪があったこともあり、１月の富士吉田の路面がどうなっているかかなり不安で、車はやめようとなりました。

そうなると高速バスか電車かの二択になります。

高速バスは結構あちこちから出ていて便利ぽいのですが、どうやら日帰りを前提としてチケットとセット販売しているもののようで、宿泊を予定していた自分たちのニーズとは合致しませんでした。

電車は、いろいろ調べましたが子連れなら、JR・富士急行直通特急「富士回遊」一択かと思います。

新宿から富士急ハイランドまで1時間50分程度。時刻表は2022.1段階でこんな感じです。行きも帰りも３〜４本しかないので、かえってスケジュールについて悩まなくて済みますね。

◆行き

◆帰り

うちは行きは9:30新宿発、帰りは15:06富士急ハイランド発を選びました。３歳もわたしも体力ないので…ゆっくり行って、早く帰るスタイル。

なお特急券は全席指定席で、えきねっとから事前購入可能です。新宿から富士急ハイランド駅までのチケットレス料金で、大人1520円、こども860円。まわりを見ると、膝に座らせているご家族もいました。

席は左右２席ずつ。現在、コロナ禍で座席を向かい合わせるのはお控えくださいとのアナウンスがあったので、３〜４人で行く場合は横並びで取るとコミュニケーション取りやすいかもしれないです。うちは前後で取り、前にわたしと娘、後ろに夫が一人で座りましたが、わたしたち仲が悪いのでちょうどよかったです笑

娘にとって初めての特急列車ということで、出発するととても楽しんでくれました。２時間電車におとなしく乗っていられるか不安でしたが、乗車後ひとしきり飲み食いしたあと（朝ごはん食べてきたのに、なぜかおなかすいたと言われて、翌朝用に買っておいたおにぎりを食べてしまった）、ぱたっと寝てしまいました。おかげで、らくだった〜

富士回遊は３両編成。席は迷いましたが、荷物置き場のある車両の最前列を予約したところ、ベビーカーを近くに置けてかなり便利でした。おすすめです。

富士急ハイランド到着〜入園

そんなこんなで11:30頃、ついに富士急ハイランド駅に到着しました！ 普段まったく子連れで出かけないわたしなので、結構いろんなことが不安だったので、この時点で達成感すごかったです。

改札口で特急券の確認があったので、えきねっとで購入する場合はその画面を用意しておくとスムーズです。Suicaのチャージも事前にしておこう。

富士急ハイランド駅は、改札を出たらすぐに富士急ハイランドの入園口（簡易版みたいな）があります。

富士急ハイランドは、入園券は無料でもらうことができます。乗り物に乗る場合は、都度チケットを購入するか、フリーパスを購入するかの二択です。

本当はネットでフリーパスを事前に購入しておけばスムーズなのですが、今回、ワクチン接種キャンペーンなるものがあることを下調べで知っていたので、窓口で購入することに決めていました。なんと、2,000円近く安くなるんですよ。びっくり。さらに、幼児も本来はフリーパス代に2,200円かかるところ、公式サイトへの会員登録で無料に！！（※2022.1現在）

いろいろお得情報があるみたいなので、公式サイトは絶対にチェックしておいたほうがいいです。念入りにな！

ちなみに当初の予定では一日目は無料の入園チケットで園内を散策して、チェックインの15:00になったらホテルに移動、まったり過ごすという予定でしたが、きゅうきょフリーパスチケットを購入することにしました。理由は後述。

荷物どうする問題

ついに入園しましたが…

さて、ここで荷物どうする問題です。ロッカーに入れるか、ホテルに預けるか、持ち歩くか…。結論から言うと、わたしたちは持ち歩きました。行きは大した荷物でもなかったですし、ベビーカーの荷物置き場にある程度置けたので。

一応、なぜそうなったかお伝えします。園内のマップをご覧になりながらお読みください。

まず、ホテルが富士急ハイランド駅の真逆にあることがわかると思います。何を隠そう、ホテルの最寄り駅は、富士急ハイランド駅ではなく、一個手前の「富士山駅」。なので、最初からホテルに荷物を預ける計画であれば、富士山駅で下車し、シャトルバスに乗ってホテルへ行き、フロントに荷物を預け、メインの入園口から入園ということになります。わたしはシャトルバスに乗るのも面倒だなーと思い、その選択肢を排除していました。

ロッカーはぜひ利用したいと思っており、富士急ハイランド駅から入園してすぐのところにロッカーがあることを確認しました。でも、今言った通り、ホテルは富士急ハイランド駅の真逆に位置しています。ここに預けたらあとでここまで取りにくるのが面倒…。

とりあえず持ち歩いてトーマスエリアに行ってみよう〜と思いました。トーマスエリアにつくと、娘が大興奮！あれもこれも乗ってみたい！！と言い始めました。わざわざここまで来て「今日はフリーパスチケット買ってないから我慢して」というのも無粋だなと思い、やっぱりフリーパスを買おうと思い直しました。しかしわたしの買いたいチケットは、ワクチン接種証明書の提示が必要なので、そのへんの券売機では買えません。

であれば、メインの入園口に行ってチケットを買い、そこでロッカーに荷物も入れちゃおう！と思いました。

ところがどっこい（古）。

メイン入園口の周辺にロッカーはありませんでした笑（多分）。

そうして、荷物は持ち歩くことになったわけです。ちなみに、駅の入園口からメインの入園口まで、子連れでだらだら歩いてもだいたい10分くらいだったかな？と。測ってないのでわかりませんが、とりあえずそんなに遠くなかったです。事前にそれがわかっていれば、富士急ハイランド駅側のロッカーに入れちゃっていたと思います。

トーマスランド１日目と３歳

さて改めてトーマスランドの話題ですが…

言わずもがな、トーマスランドは富士急ハイランド内の1区画にあります。USJの中のハリポタエリア、みたいな感じで。

率直な感想は、思っていたよりも…まあ…シンプル。ちょっとあれだよ、ディズニーやUSJのイメージで行ったらあかんよ。ムーミンバレーのイメージもだめよ。なんというか…あらかわ遊園くらいのノリだよ。そこんとこよろしく。

↑多分もっとも映えるポイントを偶発的に発見

娘はとても喜んでいて、あれ乗りたいこれ乗りたいと。母うれしい。

３歳でも乗れるアトラクションばかりでありがたかったです。身長90センチ以上のものは、うちの子は乗れなかったのですが、それも２個くらいしかなかったかな。アトラクション一覧は公式ページからチェックしてね。

注意点としては

・雨天だと詰む（ほとんど乗れない）
・結構メンテナンスなどで休みのアトラクションがある

あと書くか悩ましいけど、大人の体型に少々不安が…。未就学児は中学生以上の付き添いが必須なので、一緒に乗るわけなのですが、なにせ子ども仕様なので、座るスペースがほんとに狭いです。身長147センチのわたしでも、膝が狭くて、あとわたしの体型はそれなりにデブですが、もっと太っている方もいらっしゃると思うので、正直これ乗れない大人いるよね…？と思いました。でもまわりを見るとお父さんとかも付き添っていたので、意外と大丈夫なのかな…。

これは、「トーマスのハッピースマイル」という平和なアトラクション。夫に「ママのほうだけめっちゃ傾いてたよ」と言われ「うるせーよ笑」と言いながら写真を見たらガチで、笑いが引いた。

せっかくフリーパスだったのでたくさん乗りたかったですが、娘は一回乗ったら満足だったらしく、あとは園内の橋に夢中で笑、橋を何度も渡ったり、走り回ったり、公園で遊ぶノリで楽しんでいました。

アトラクションに乗る回数によっては、大人は入園券＋都度チケット購入のほうが安いです。というか相当アトラクションに乗らない限り、都度購入のほうが安いです。ただ、こればっかりは３歳が相手だとわからないので…。やきもきしないためにもフリーパスでよかったかなと思っています。

ちなみに１月でしたが、陽が出ている間は意外と暖かかったです。８度とかあって。この日のために防寒服いろいろと買っていたのも、活躍してよかったです。

ハイランドリゾートホテル&スパ宿泊

15:30頃、退園してホテルへ移動しました。今回予約していたのは、コンセプトルームの一つである「トーマスとヒロの急行客車のお部屋」。

伝説の機関車「ヒロ」が牽引する特別仕立ての「一等客車」をイメージしたスペシャルルームです。客車の中には食堂車のダイニングテーブルや寝台車のベッドなどヒロの「一等客車」の世界を楽しめる空間となっています。（公式サイト紹介文）

（画像引用元：公式サイト）

子どもは、うわーすごぉーい！！と喜んでくれました。

わたしも、すてきだなとは思ったのですが、床がカーペットで、あちこちに染みがあったので、個人的には、ちょっと、やや潔癖なところもあり、気になったというか、もう、あえてすぐコンタクト外しました。子どもたちが使う部屋だから、当然、いろいろあるのは承知の上なのですが、そう、床だけじゃなくて、いろいろだよ。わたしは、そうそう、そういう意味でね、外泊全般がちょっと、苦手で、だからなるべく、見ないよう、考えないよう、心を無にして。最近はまってるんだけどね、心頭滅却。このことば。このことばを唱えて、解決さ。

トーマスアメニティももらえます。

（画像引用元：公式サイトからスクリーンショット）

ちなみにこのお部屋、１月の土日で64,000円です（人数関係なく）。

夕飯は、予約ページで促されるがまま「トーマス・パーティーセット」を申し込んでいたので、お部屋でゆったりと食べられます。

（画像引用元：公式サイトからスクリーンショット）

写真がひどいが、こういう感じです。

大人の食べ物は、ステーキの焼き加減（ミディアムorウェルダン）、ライスorパン、コーヒーor紅茶が選べました。紅茶選んだのにコーヒー来たけど。

子どもは、カレーorオムライスが選べました。食べ物代だけ考えたらちょっと高いなと思いますが、ルームサービス代を加味すればこんなものなのかな？

幼児連れてレストランは気疲れもするので、部屋で過ごせる点はありがたいですよね…。

ちなみに、ハイランドリゾート宿泊者は、お隣にある「ふじやま温泉」なる施設を無料で利用できます。

（画像引用元：公式サイト）

天井がとっても高くて、いい雰囲気のところでした。うちの子、初の公衆浴場。最初なぜか怖がっていましたが、ぬるめのお風呂があったので一緒に入ることができました。おむつが外れていないお子さんの場合も、ベビーバスのようなものが置いてあって、借りることができるようでした。

本当は露天風呂にも入りたかったのですが、さすがに１月の夜ということで、幼児の心臓が心配だったのでやめました笑

夫はゆっくり１時間浸かってきたそうです。羨ましい限りです。

そうして就寝時間を迎えましたが、夜はさすがにかなり冷えます。しかもこのお部屋、窓際にベッドが…。窓枠、結露してますけど…。寝る時用の防寒ももっと考えておいたほうがよかったなと思いました。

娘は慣れない環境でなかなか眠れず、夜中も４回くらい泣きながら飛び起きて「帰りたい」「トーマスランドもう行きたくない」「おうちがいい」と、なかなかハードな一晩になりました。

ちょっとヒロが…怖かったのかな…？笑笑

トーマスランド２日目とバースデープラン

さて、寝不足で迎えた２日目です。トーマスルームの宿泊は朝食がついていないので、事前に買っておいたおにぎりを食べました。その後、ホテル出てすぐのエリア「リサとガスパールタウン」にあるパン屋さん「カフェ　ブリオッシュ」にてパンを食べました。

（画像引用元：公式サイト）

パリの雰囲気でかわいいんですよね〜。ここに行ってみたいと思っていたので行けて嬉しかった。

え？ 朝食が２回？ ……ほんまやん！？

まあ細かいことはええねん。娘も普通に「これ食べたい」とフィッシュバーガーを選んで、しかも完食していてうけましたね。めっちゃ食べるやん。ちなみに、ドアを結構がっつり開けて換気していたので、めちゃくちゃ寒かったです。大事だよね換気…

ちんたら食べて、時刻はすでに10:30（ちなみにこの日の富士急ハイランドは10:00オープン。宿泊者は15分前に優先入園ができます。そんな特典を堂々と無視するわたしたち）。大人は無料の入園券で、子どもは前日同様無料でもらえるフリーパスで入園しました。

そして、まず富士急ハイランド駅のほうまで歩き、ロッカーに荷物を預けてから、トーマスランドへ行きました。この日は、もし子どもがアトラクションに乗りたいと言ったら、都度チケットを買えばいいやと思っていました。結果として、一回もアトラクションに乗りたいと言わなかったのでよかったです。

さて、この日はトーマスランドの「バースデープラン」なるものを予約してありました。

トーマスランド バースデープラン

ざくっと、以下のような特典が与えられるプランです。お値段9,800円の、事前予約制です。

（画像引用元：公式サイトよりスクリーンショット）

これがね〜予約するかどうかそれなりに悩んだんですよ。お得なのかどうかよくわからなくて。前日もホテルでパーティーセット食べるしな〜みたいな。でも、悩むくらいなら予約しちゃえと思い、最後の１枠に滑り込みました。

結果、これは本当におすすめ。死ぬほどお得。

まず最初に受付をするのですが、そこでもらえるトーマスグッズが何気に豪華。定価で買ったら2,000円くらいするグッズをいろいろともらえて、その時点で娘はかなり喜んでいました。

それから、「わくわくライド」というアトラクションの優先乗車。パーシー（日によってトーマスだったりパーシーだったりするようです）に乗れるアトラクションなのですが、なんと！ 先頭に乗車できます。プランにアトラクションの乗車料金が含まれているので、フリーパスがなくても私も夫も乗車することができました！ 前日に、夫はフリーパスを買わなかったので、夫にとっては初アトラクション笑。

また、ここでパーシーと一緒に写真を撮れるのですが、これがかなりよい！子供慣れした係員の方がおめでとうおめでとうと言ってくれ、子どもの気分をあげてくれます。写真撮影の瞬間だけマスクを外してよいですよと言ってくださるので、数少ないマスクなしの写真が撮れました。

それから、「トーマスのたからさがし大冒険」というアトラクションの乗車権もついています。前日に、個人的に一番気に入ったアトラクションだったので、また乗れて普通に嬉しい。写真撮影スポットがあって、この写真も本来は500円ですが、プラン料金に含まれていて、フレームと一緒にもらうことができます。

さらに！ ポップコーンとカステラも、プラン料金に含まれているのでもらえちゃいます！

このポップコーンバケツ、スーベニアバケツ付きですが、なんと本来なら2,200円もします。トーマスorパーシーから選べて、娘はパーシーを選んでいました。カステラは310円。

トーマスレストランでパーティー

そして13:00からはいよいよ、トーマスレストランでのお誕生日パーティー！（ランチの開始時刻はプランによって11:30スタートと13:00スタートがあります。）お誕生日席に通してもらえ、おたんじょうびおめでとうの看板には娘の名前が。

メニューから好きなものを４品まで注文することができるのですが、すごいことに、この飲食代も、プラン料金に含まれているんです。ばかなわたしたちは当然のように、なるべく高いものを４つ注文しました。（そんなに食べきれないよという場合は、飲み物も一品にカウントされるので、そういうものを織り交ぜて注文しましょう）

写真がべらぼうに雑ですが、この４品です。

↓トーマスランチBOX（スーベニアBOX付）1,800円

↓トーマスデラックスプレート（スーベニアプレート付）2,300円

↓スチーム・チームなかよしバーガーセット（シェア用）2,500円
えびのペペロンチーノ（大人用メニュー）1,200円

合算すると7,800円分…。ポップコーン代や乗り物代、写真代など足したら、完全にプランの9,800円を超えています。

でも、これだけじゃない…。なんと！ 食後にはトーマスがプリントされたホールケーキまでやってくるんです（；；）

これ、ハイランドリゾートホテル&スパで同じものが注文できる（つまりホテルから運ばれてきていると思われる）のですが、サイトを見る限りこれ3,400円するんですよ…。いやもうちょっとこのバースデープラン、お得なんてもんじゃない。全トーマスファンは申し込むべき！！！！！！！！

ただし、スーベニア系が多すぎて帰りの荷物が大変なことになる。行きにコンパクトにしてきた分、バッグにも入れられず、紙袋で持って帰ってきてちょっと大変だった。車だといいですね。

それから、こちらもめちゃくちゃドアを全開にして換気しており、なかなかに寒いです。コート脱げなかった。防寒対策必須。

係のお姉さんが、「このあとも、トーマスランドをいっぱいいっぱい、いーっぱい、楽しんでいってね♪」と言ってくださいましたが、時刻はすでに14:30。我々は駅に向かうとします。帰りの列車は15:06発なのだ。

ゆっくり駅に向かって、少しお土産やさんを見て、ロッカーから荷物を取り出し、退園。無事に富士回遊に乗り、娘はすぐに爆睡でした。楽しかったね。疲れたけど。

まとめ

・トーマスランドのバースデープランは本当にお得
・相対的に、ホテルのパーティーセットは、コスパがそこまでよくない
・コンセプトルームが高めなので、正直普通の部屋でもよいと思った（それでもトーマスアメニティはもらえる）