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【BPL-DDR】ドラフト会議の楽しみ方

ターゲット層:「BPLのドラフトってどう見ればいいの?」と思ってる方
 BPL Season2 SOUND VOLTEX部門も大きな盛り上がりを見せ、幕を閉じました。
 ・・・という訳でついにDDR部門がそのバトンを受け取りました。3/25日(土)の14:30からドラフト会議が放送されるようです。
 既にDDRをガッツリやられている方は誰が選手として選ばれるのか、どこのチーム所属になるのか予想していると思いますが、中にはDDRにあまり触れたこともなく「そもそもドラフト会議って何?」「選手全然わからん」という方も居ると思います。そこで今回はドラフト会議が始まるまでの予備知識やより楽しむ為の見方を紹介していこうと思います。
(既に知ってるよという見出しがあれば適宜読み飛ばしちゃっても大丈夫です)

ドラフト会議の概要

そもそもドラフト会議とは?

 よくプロ野球を観ている方なら馴染み深い言葉だとは思いますが、中には観ない方も居るので説明します。
 まずBPLのエントリーページでプロ志望者がそれぞれエントリーシートに自己紹介やアピールポイント等を書いて提出します。そしてこの書類選考を通ったプレイヤーは指定された譜面のプレイ動画を撮影し提出する実技試験と内部の方との面接を行います。
 こうして三種類の試験を合格してきたプレイヤーが無事プロ候補選手としてノミネートされます。但し、この段階だと候補として選ばれている状態なのでまだプロ決定ではありません。
 BPLの為にチームオーナーとして参画する企業がそれぞれ「この選手を取りたい!」とピックアップしていき、選出されたプレイヤーが晴れてプロ選手となる。それを決める為の会議がドラフト会議となります。

誰が選手を決めるの?

 選手を選ぶのはゲームセンターを運営している以下の8社となります。
それぞれのDDRの筐体事情も軽く触れつつ紹介していきます。

・株式会社GENDA GIGO Entertainment(GIGO)
元はSEGAのゲーセンが殆どだったのでそう認知している人も多いと思います。BPL Season2から新規に参画した企業で併せて各地のGIGOにも金筐体を導入する姿勢を見せています。広く展開していますが主に東京、名古屋、大阪でよく見かける気がします。

・株式会社レジャラン(ゲームパニック)
通称ゲーパニ。BPLが始まってからは関東にも進出し、秋葉原や新宿にドンと構えるようになりました。他にも津田沼エース等、姉妹店が幾つか存在します。

・株式会社マタハリーエンターテイメント(SILK HAT)
文字通りシルクハット🎩。神奈川周辺をメインに店舗を展開していますが、DDRの金筐体を導入しているのは蒲田店と川崎店となります。今までのイベントや店舗の大きさを考えると川崎店で選手の練習会やファンイベントを展開していくと思われます。

・株式会社タイトー(TAITO STATION Tradz)
店内でいつも「We love game タイトーステーション♪」が延々と流れているタイステ。弐寺やSDVX部門では他のチームよりも選手のプロモーションやグッズ展開を広く行っていた為、かなり力を入れていると感じています。こちらも随所でDDRを設置している店舗はありますが、今後もBPLの為に導入店舗が増えていかないかなと期待しています。

・株式会社共和コーポレーション(APINA VRAMeS)
通称アピナ。こちらも関東圏でも少し離れた箇所にもちょこちょこありますが金筐体として置いてあるのが私が認識している限りですと長野のアピナ店くらいですね(他にもあるよという情報ありましたらコメント等で教えて頂けると助かります)。店舗を増やしていくのか、それとも既存の店舗に導入していくのか今後の動きが気になります。

・株式会社ワイ・ケーコーポレーション(SuperNOVA TOHOKU)
名前にもある通り、東北を中心に展開しています。前述の事情からドラフトでは東北又はその近辺に在住しているプレイヤーを優先して指名するのではと勝手ながら予想しています。

・株式会社ラウンドワン(ROUND1)
全国に幅広く店舗を展開しているラウワン。BPL以前からラウンドワン頂上決戦や店舗ごとに交流会を開催する等、イベントに力を入れているようです。こうしたハコの大きさから強い選手を積極的に取り入れようとする姿勢が強く見られます。

・株式会社山崎屋(レジャーランド)
通称レジャラン。特に秋葉原のレジャーランドでは1号店、2号店共に金筐体が4台も導入していたりと色んなプレイヤーにとってのメッカ的存在になってたりします。他にも神奈川の本厚木店や愛知を大高店のように24時間稼働ゾーンに設置して深夜でもプレイできるような店舗もあったりします。こちらもBPLのファンイベントをよく開催しており、より選手との距離を近付けようとしています。

 以上の企業がドラフトで選手を指名しチームを編成していきます。また、企業内の方はプレイヤー事情に詳しい方が居るとは限らない為、選手とは別にアドバイザーを用意しています。アドバイザーとはBPLプロテストで選手と併願してエントリーした者の中から選出される、チームを勝利へ導くための知識やノウハウを企業(チーム)へ進言する人のことです。任命されたアドバイザーはどんな選手を指名すべきかを考え、企業にアピールします。そして企業側もそれに納得したら方針を決定し、ドラフト会議へ臨む訳ですな。
 他にもアドバイザーは広報活動やグッズ企画等、幅広い活動を行う場合もあるようです。これはチームによって色が変わるかも?

どんな人がプロ候補に入ってるの?

 BPLの公式サイトの以下ページに実際の候補者がリストとして掲載されているので事前に通して見てみることをお勧めします。どんなプレイヤーが居て何を武器にしているか、意気込みは何なのかとか色々書いてあるので良い予備知識になるかと。

 今回の開催ルールによりますと、各チームが持つメンバーは3人なので合計24人。対してプロテストに合格した候補者は29人なので選手としての当選率は単純計算で約83%(24/29)となります。果たして応援している選手が指名されるか。そういった点で観ていくとドキドキしますね。

ドラフト会議の進行

具体的にどんな流れで指名されるの?

 ドラフト会議が始まると各企業のお偉いさん方々が一番最初に取りたい選手を書いた札を入札します。全員が入札を終えると各企業の入札した選手が画面にパッと表示されます。
・指名した選手が他の企業と重複した場合…抽選が行われ、当選した企業が所属チームの選手として内定します。
・指名した選手が重複しなかった場合…そのまま所属チームとして内定となります。
 ここまでがルーティンとなります。ちなみに一番最初に指名される選手のことをドラフト一位、一巡目のような表現で呼んだりします。
 一巡目の選出が終了した後は同様に二巡目の選手を・・・ほんで決まったら三巡目を・・・重複で決まらなかったらまだ指名されてない選手から指名して決めて・・・こうして進めていくことで全チームの所属選手が決まり、無事BPLが開催されることになります。

どんな人が指名されていくの?

 上記の流れを読むと「・・・てことは一番最初に選ばれる人って中でもめっちゃ強い人じゃね?」って思った方も居るのではないでしょうか?そうです。必ずしもそのジンクスに当てはめて選出するとは限りませんが、基本的には指名する順位に応じて取りたい選手の毛色や役割が決まってたりします。今まで観てきた中で考えると以下のような特徴になると予想されます。
・指名一位
 チームのエースとして絶対に欲しい存在。過去の大会で優勝経験があったり他の候補者よりも抜きん出て強いものや安定感のあるプレイヤーが指名されやすいです。その為、指名一位は余程実力の近いプレイヤーが分散しているとか無い限りは重複が発生しやすいです。場合によっては殆どの企業が特定のプレイヤーを指名するなんて展開も。
 指名された選手は大きな得点源として期待されるので、チームのリーダー的存在として引っ張っていくポジションになると思います。
・指名二位
 一位には指名されなかったものの低難易度から高難易度まで幅広くできる人が好んで指名される傾向があります。中には「一巡目で取られるかと思ったら誰も指名しなかったから取れたぜラッキー」という場合も。
 今回のBPLではタッグバトルがあるので一位までは期待できなくとも二位か三位を死守して上手いこと得点をもぎ取れるようなプレイヤーが重宝されるのではないかと予想。
・指名三位
 主だったプレイヤーは二位までで大体取られるので、今回で初めて表舞台に登場したプレイヤーから特に貢献してくれそうな人を指名していくことになります(過去に何度も開催されてメンツが大体固定されてる場合はその限りではないと思いますが)。
 主に先鋒戦に駆り出され、必要に応じてタッグ戦の相方として選ばれる。そんな要員になると思われます。まるで使いっ走りみたいな言い方になってしまいますが、BPL ZEROではタッグバトルでは殆ど点数差が出ず、先鋒戦でもぎ取ったスコアの差で勝敗が決まる場面があったので実はかなり重要な役割だと認識しています。

ドラフト会議ってどこで観ることができるの?

 冒頭でも記載しましたが、ドラフト会議は3/25(土)の14:30からYoutubeで配信されます。下記リンク先で時間になったら開始されるので開始数分前から予め準備しておくと良いかも。
 仲の良い人や詳しい知り合いも居たら一緒に集まって視聴したり通話越しに実況するとより面白いと思います。

おまけ

 候補選手の一覧とは別に、各選手の意気込みがまとめられた紹介動画が公式から公開されています。喋り方や伝えたい部分等、文章だけでは伝わらない要素もあると思うのでこちらも事前に観るのをオススメします。
 

※リンク先はチャンネル内の再生リスト。中から動画単位で選手の紹介動画があります。

 ドラフト会議について伝えたいことはだいたいこんな感じです。ちなみに私が推している選手はABETAKU(あべたく)とYO4-YEAH(よしえ)です。理由はド正直に言うと一緒に練習したり遊んできて仲が良いプレイヤーだからです。だって身内で選手が出たら嬉しいし活躍するとこ見たいじゃん?(受かってほしいなぁ・・・)。
 こんな感じでBPLに関する情報記事を今後も発信していけたらなあと思います。他にもこんな情報が欲しいといったリクエストがあれば是非コメントでもいいので送ってください!

それじゃあまた😙

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