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【ライブ感想】wakA-Zcre -creation A-

wakA-Zcre -creation A-
2024/5/26(日) 14:30~16:20
品川プリンスホテル ステラボール(東京都)
1階L列下手側

屋良さんを目当てに観にいった。
事務所退所後、初のライブ。
退所後も応援し続けるつもりだったが、ファンクラブに入るかはパフォーマンスを観て決めようと思い、一般発売でチケットを入手。

結果的に、帰宅してすぐにファンクラブに入会した。
ステージ上の演者全員の個性を余すことなく結集させた、素晴らしいパフォーマンスだった。

  • 屋良さんのステージ、町田さんのステージ、全員でのステージ、という三部構成。

  • やはり屋良さんのダンスが好きすぎる、つられて表現欲求が掻き立てられる。

  • 1曲目が『THE YOUNG LOVE DISCOTHEQUE』だったの本当に嬉しかった。前の事務所時代に歌ってた曲は、もしかしたら歌わないかも?と思ってたので。この曲大好きすぎる。イントロでぶち上がる。

  • リアルタイムで収録した演者同士の会話や客席の声を使って即興で曲を作っていくの、斬新で楽しかった。自分の入った公演でしか体験できないもの、ってやはり嬉しいし価値を感じる。

  • 町田さんの表現がとても印象的だった。ダンス、歌、語り(芝居)を交えながらの自己紹介。自らのこれまでの人生と、繊細な感情の動きを、色々な形で表現していた。それらをまっすぐ客席へ届けようとする姿に、見入ってしまった。希望と絶望を味わいながら夢を掴もうと、自分の人生を生きようと葛藤する彼が放った、「皆さんの幸せを、心から祈っています」という言葉に思わず涙した。この瞬間に、ファンクラブに入ろうと決意した。町田さんのパフォーマンスをもっと見たいと思った。

  • 町田さんの語りの中で出てきた、「目標は達成した、だけど夢は叶わない」という言葉。考えさせられた。私はこの言葉を、1つ1つのステップ(目標)は確実に積み上げているのに、理想の状態にならない、という解釈で捉えた。この感覚をずっと持ちながら、社会人生活を送っている。理想なんてどんどん変化していくし、完璧に理想通りの生活を実現するって不可能だろうとも思うけど。それでも、限りなく理想に近づけるように日々頑張っている。その中で私は、「夢」と表現すると遠すぎて絶望してしまいそうな時には「目標」という言葉を使い、キラキラした未来のイメージを自分の中に持っていたい時は「夢」と表現することが多い。どちらも「未来で成し遂げたいことや理想の状態」を指しているが、その時の自分の状態やフォーカスしたい概念レベルに合わせて使う言葉を変えている。

  • 「演者でありながら、自分を見てほしくない」という町田さんの言葉から考えたこと。私の場合、見てほしい気持ちが強いくせに、抑え込んでしまう。「外側からこう見えていてほしい」というイメージにそぐわないものは、見せまいとする。でも、音楽表現・身体表現という形であれば外に出せる…と思っている。

  • バイオリンの後藤さん、久々に見た。A.B.C-Zと共演していた時代によくお見掛けしていて、その時も思ってたけど、あんなガシガシステップ踏みながら演奏できるのすごすぎる。あまりにかっこよすぎて、私もバイオリンやりたくなった(軽率)。まさかパガニーニ聴けると思わなくて、鳥肌立った。

  • タップダンサーのSAROさんもすごかった。あんなに細かくて丁寧なタップ聴いたの初めて。

  • 観客が持っているスマホのライトを使った演出が、斬新だった。独創的なエンターテインメントを発信していく、新しいことに挑戦して実験していく、というコンセプトを感じた。

  • 座席について。やはり前方席の方が熱量高くて楽しそうだな~という感じ。ステージから離れるにつれて、ノリが緩やかになってくる。めいっぱい拍手はしたけど、彼らのテンションやノリに合わせて声援を届けたかった感。


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