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ナイル社員の日常

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ナイル社員の投稿をまとめてみました。
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2024年5月の記事一覧

AIが分析した「成約可能性スコア」で年間約5,000万円のコスト最適化に成功。ナイル「定額カルモくん」のAI活用事例。車種や色が「真剣度のシグナル」になったワケ。

ナイルさんにAIの活用事例について聞きました。 ⸺ナイルさんでの「AIを活用した取り組み」について教えてください。 高橋: ナイルでは、2023年3月に「GAI活用部」という社内Slackをスタートして、生成AIで業務プロセスを改善する様々な取り組みを行なってきました。 生成AIなどを活用した「社内向けAIアプリ」も数十個ほどあって、年間で4,000万円以上のコスト削減にも成功しています。 例えば、WebコンテンツのリライトにAIを活用したり、社内ルールの質問に回答す

文章が上手な人は、美しいものを美しいと表現しない

文章力をアップさせるために何をしたらいいかというテーマで、下記の記事を書きました。 結論として、アウトプットとしては「とにかく書いてフィードバックを受けろ」ということを挙げたのですが、「いやいや、それはわかるけどもう少しテクニックを教えてくれよ」という声が聞こえてきました(実際にコメントもらったり、知人から言われたりしたわけでもないので、幻聴の可能性もあります)。 実際にテクニックとしてはいろいろありまして、そういう声があるなら(幻聴の可能性もあります)、少しずつ紹介して

編集者・ライターが意識しておきたい紙とWebの違い

編集者という職業で一括りにされてしまうことがたまにありますが、紙媒体の編集者とWeb媒体の編集者では作業内容に違いがあります。紙媒体でも小説の編集者と雑誌の編集者は作業内容が違いますし、写真集、カタログ、DMなどでも違います。 当然、Webコンテンツの編集者もそうですね。例えば、スポーツの中に野球、サッカー、水泳、陸上などがあるように、編集の仕事の中に、小説編集、雑誌編集、Webのコラム編集、ホワイトペーパー編集などがあるイメージです。 僕自身は紙媒体の編集を長く続けてき

やりたいことがあるなら「自分ならできる」と思って行動することが大切

Xでポストしたことについて、noteでもまとめておこうと思います。何かやりたいと思ったら、「できる」と思って行動することが大切という話。 子どもの頃、特に幼稚園から小学生くらいの頃は、現実的に夢を職業として考えることができないので、「将来の夢は?」と聞かれると、とにかく好きなことを答えるものです。僕の場合、南海電鉄の運転士→プロ野球選手→将棋の棋士と変遷していきました。 この将来の夢は、その時々で好きだったものを挙げただけでもあるのですが、心のどこかで「自分にはなれっこな

文章力をアップさせるためのインプットとアウトプットの方法

普段から文章を書く仕事ではない人から、「自分は絶対にいい文章を書けない」「文章を書く仕事は無理」と言われることがあります。が、こう言われたら僕は必ず「文章力は才能ではなく努力なので、誰でもいい文章を書くことはできる」と伝えるようにしています。 もちろん、小説家として食べていくには才能が必要だと思いますが、そうではない大部分の人にとっていい文章を書くには才能は必要ありません。正しく努力することで文章力はアップします。 文章力をアップさせるには、いろいろな方法があります。しか

編集チームのマネージャーはどんな仕事をしているのか?

この4月からナイルでインターンを開始したA君から、突然SlackでDMが届きました。 「インターンを始めるにあたり、ぜひ富江さんの経験やお仕事内容をお伺いさせていただければ」 僕は大学時代に一切就職活動をせず、就職することなく普通に卒業していったので(大学院に行ったわけでもない)、インターンと聞くと、「大学生なのにインターンをしているとはなんて意識が高い人なのか!」(大学生だからなんだけど)と思ってしまいます。逆に、こちらがインターンとは何かをお伺いさせていただきたいくら