プラモデル・ドール用ミニチュアたい焼きを作る
美少女プラモデルやブラインドドールと組み合わせられるお菓子のミニチュアを作りたい!
作らなくともぷちサンプルなどの市販品はあると思いますが、意外と値が張るんですよね……。
フェイクスイーツ(スイーツデコ)はプラモデルと組み合わせるには大きめのものが主流ですが、うまいことダウンサイジングすれば良いんじゃあないか。
とはいえ、フードミニチュアを作るのは慣れてないのでできるだけ楽したい。
なんとかならないもんかと探していたらSeriaにミニチュアフード用の抜き型が売っていたのでこれを使います。
抜き型は手芸やドールコーナーではなく、お菓子作りのコーナーに置いてありました。
ランナーにつながっているので、使う時はニッパーで切り取ります。
樹脂粘土に塗料を練り込んで生地を作ります。
樹脂粘土はモデナを、塗料はタミヤのミルクティーを使いました。
思い返せば、どうせ後で上塗りするのでこの工程は必須ではないですね...…。
ただ、仕上がりイメージが分かりやすくなるのと塗料の発色を良くする効果はあるかもしれないです。
生地が出来たら、用意した抜き型を使って成型します。
生地の厚みは少し薄めにしておくのがポイントだと思いました。
反省点としては、模様はやや軽く付けておくのと生地を抜く際にあえてバリを残しておいた方が良かったですね。
たい焼き、そんなに綺麗に生地が抜けないものなので……
さて、生地を抜いたたい焼きは成型色のままで、生焼け感が出てしまっています。
そこで、表面が乾いたら塗装をして焼けた感を出していきます。
使ったのはファレホのダークフレッシュですが、調べてみたらたい焼きの表面の色というのは案外バラバラなので、自分の思うたい焼きの色で塗ってあげてもいいかもしれません。
仕上げとして、ウェザリングマスターで焦げ色を付けます。
タミヤから出ている専用のウェザリングマスター(焼き色の達人)がオススメですが、ウェザリングマスターBのサビでも代用ができます。
ウェザリングマスターは綿棒で少しずつ取って全体に馴染ませるように擦っていきます。
あえてムラを出したり端っこの方の色を濃くしたりするとよりリアルな焦げ色になります。
ウェザリングをしてないもの(左)としたもの(右)を比較するとかなり違います。
ウェザリングの有無で本物感に格段の差が出ることがわかりますでしょうか。
最後にウェザリングマスターを定着させるため、つや消しコートを吹いて完成です!!
スイーツデコは初めてでしたが、なかなか美味しそうに出来たのではないでしょうか!?
では実際に組み合わせてみましょう。
ブラインドドール(NAGIシリーズ)はなかなか良い感じですね!
デフォルメされているので大きさに誤魔化しが効くというのもありますが相性抜群です!
続いて1/12くらいのメガミデバイスと。
スサノヲに持たせてみましたが少し大きめかも。
ジャンボたい焼きと言い張ればまあ……?
半分くらいにダウンサイジングすればぴったりになるかもしれませんね。
1/10スケールの将魂姫では、大きさの違和感が若干軽減されています。
いかがでしたでしょうか?
樹脂粘土を使うことで、いろいろなフィギュア・ドール用のアクセサリを作ることができます。
一から造形するのはハードルが高いですが、抜き型やプラモデルのメイクアップ用品を使うだけで十分楽しいものが出来上がります。
焼き菓子の他、アイスクリームやチョコレートを作るのも楽しそうです。
手軽に出来るので、気になったら試してみてください!