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集めよう!マーベルレジェンド

「ヴェノム レット・イット・ビー・カーネイジ」「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」「ドクターストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス」といったマーベル映画が盛んに上映され、ディズニープラスでも「ホークアイ」「ムーンナイト」など新作ドラマが放映されるなどマーベル作品に手軽に触れられるようになっている今、「マーベル関係のフィギュアが欲しいな~」と思っている人もいるのではないだろうか。

マーベルは世界的コンテンツだけあって、ホットトイズやメズコやフィギュアーツやMAFEXなど色々なところからフィギュアが出ている。

でもいきなり1万越えのフィギュアはな……と思う人にオススメなのがマーベルレジェンドである。

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マーベルレジェンドとは、アメリカはハズブロ社から発売されているアクションフィギュアで、レギュラーなものは6インチサイズ(およそ15cm。フィギュアーツといった一般的な1/12スケールフィギュアより一回りくらい大きい)で3,500円程度の価格で販売されている。

シリーズは20年の長い歴史があるが、そこを語っているとちょっと長くなるのでハブかせていただきます。

マーベルレジェンドの主な魅力としては、「他の追随を許さない豊富なラインナップ」「ちょっとくらい雑に扱っても破損しにくい頑丈さ」「コスパの良さ」が挙げられる。

まず、ラインナップに関しては世界のマーベルフィギュアの中でもぶっちぎりの良さだと思う。

アイアンマン、キャップ、スパイダーマン、ウルヴァリンといった有名どころは無論、ハッピー、ウォン、モーリスといった映画の名脇役、果ては「誰だこいつ」となるようなものまで幅広く商品化されている。

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これは色々あってスポーン世界からマーベル世界へと引っ越ししてきたアンジェラというキャラです。

なので、なかなか商品の出ないあなたの推しもマーベルレジェンド化されている確率は高い!ということである。

ラインナップの幅広さを活かして、好きなヒーロー・ヴィランで俺アベンジャーズ・俺シニスター・シックスを作ってみるみたいな集め方も面白いだろう。

また、マーベルレジェンドないしアメトイには「ビルドフィギュア」というおまけがあって、これは商品におまけで入っているパーツを組み合わせると一つのフィギュアが完成するというものである。

要は、単品で商業ラインで乗せるにはどうか……と思うものをバラバラにパーツ分割して封入し、欲しければシリーズ全部買えと迫ってくるということである。(ハズブロ的には売れ残りを出しにくくするためのありがたいシステムだが、ギルガメッシュ(演:マ・ドンソク)がビルド枠に回されたりと非常に賛否がある。)

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限定品ですが、「顔」ことM.O.D.O.K.や全長60cm越えのセンチネルもいます!

また、高級フィギュアがガラス細工を触るような慎重さで取り扱わなければすぐパーツがバキッ!と折れたり割れたりするのに比べ、マーベルレジェンドはちょっとやそっとでは壊れず、思い切りブンドド遊びを楽しめるのも強みだろう。

だって対象年齢4歳以上のアメトイだもん!

ただしそれでもフィギュアなのであんまり無理な動きをさせていると折れてしまうことには注意が必要。特に材質が固くなる冬場に破損事例が多いので、「動きにくいな」と思ったら無理に動かさずにドライヤーやお湯で温めていくといいだろう。

アメトイというと「安いけど品質悪そう……」というイメージを抱くかもしれない。

が、最近のマーベルレジェンドに関してはフェイスペイントに緻密なデジタル彩色を採用したりシボ加工でスーツの質感を再現したりとクオリティは値段以上になっている。

とにかくコスパが良いのである。

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MCU版パニッシャーとか本当に顔の出来が良い。


それでもたまに「映画と全然違うやんけ!」みたいなのが出てくるが……(映画公開と商品展開の足並みを揃えるために、初期稿のコンセプト画をベースに作っているらしくこういうズレが出てくる)

アーツやマフェに比べリーズナブルなので「このキャラも好きだな……」とか「ブンドド相手が欲しいな……」とかでついついもう1体買ってしまうのもヤバいところである。

ただ、付属品は替えの手首程度とどうしても少な目になりがちなのは気を付けて欲しい。

もうちょっと凝ったディスプレイがしてみたい!と思ったならば市販の汎用エフェクトパーツを買ってみるのも手だろう。

さて、国内で購入したい場合はトイザらスや個人経営のアメトイショップを頼ることになる。たまに映画館の売店にも売っている。

特にトイザらスは国内正規販売品がかなり入っており、ちょくちょくセールをやっていたりするのでかなりオススメ。

ザらスで20thキャップ売られるのが嬉しすぎるのでリンク貼りました。

残念ながら国内正規販売されないシリーズや商品(MCU関連ラインナップじゃないとそうなる確率が高くなる)もあり、それらはレッドマーキュリーやガリンペイロといった有名アメトイショップないし通販サイトで購入するのが簡単かつ安全だろう。

マーベルレジェンドに限った話ではないが、ウォンやヴァルチャーといった人気商品の場合、予約開始1時間以内で完売するような激烈な争奪戦が起きることがある。不定期だが在庫復活する場合もあるので、欲しいフィギュアが売り切れていた場合はちょくちょくショップアカウントをチェックしてみよう。

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このミステリオは箱潰れ品を安く買ったが、いつのまにか高騰していた。いつまでも売れ残っているからといって油断は禁物である。

ちなみに、メルカリやamazonのマケプレはオススメしない。何故なら、偽造品やスワップ(パッケージから本体を抜き出し、別のいらないフィギュアに入れ替えたもの)の危険性があるからだ。

amazonは直販ならタイムセールで半額近く値引きされることがあるので魅力的だが、ポチる前にしっかり販売元を確認しておこう。

と、このように長々とマーベルレジェンドの魅力について語ってきたが、百聞は一見に如かずという一言に尽きるのでまずは何か1個買って遊んでみてほしい。それが沼の入り口である。

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