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騙しコースの作り方ガイド〈はじめに〉

こんにちは。にゃおんです。

これを見に来たということは、きっと貴方は騙しコース製作者でしょう。ですね?
でなくとも、貴方が騙しコース製作者になるべくして生まれたユーザーであることは間違い無いでしょう。良かろう、吾輩が騙しコースの作り方を教えてくれようではないか……

こんなノリで始めたnoteですが、長続きするのでしょうか。私も描き始めてみると俄然不安に感じて来ましたが…w


①「騙しコース」って何?

さぁ本題です。「騙しコース」って何なのか、という話からしましょう。

『スーパーマリオメーカー2』のラベルイメージ。

任天堂より2019/6/28に発売されたNintendo Switch用のゲームソフト、『スーパーマリオメーカー2』。名前の通りWii Uで発売された『スーパーマリオメーカー』の続編です。
パーツを自由に組み合わせるだけで、原作のマリオシリーズには無いコースを作ることができ、ゲームに最初から収録されているサンプルコース(ストーリーモード然り)の他、インターネットに接続することで世界中の人のコースが遊べます。さらに、お前作から新たに追加されたオンラインマルチプレイモード、通称『みんなでバトル』『みんなでクリア』では、世界中のプレイヤー最大4人で1つのコースを遊べます。

さて、『世界のコース』の種類は様々ですが、前作からの伝統…大まかなコースジャンルは依然として受け継がれています。
短い制限時間の中、細かいテクニックを駆使してクリアを目指す「スピードラン」。アイテムや敵パーツの性質を利用して、コースの隅々まで観察することでクリアへの経路を探し出す「ナゾトキコース」など。その内の1つとして「騙しコース」というジャンルがある訳です。

「騙しコース」…この広義・定義を知るには、海外のwiki(fandom)をあたるのが手っ取り早いでしょう。

英語が読めないそこの君、早くゲームやめて勉強しろ 安心したまえ。ざっくりとまとめた訳文を置いておきます。

“trolling”(単に“troll”ということもある)とは、プレーヤーの感動、驚動を意図的に誘発する事をテーマとしたコース及びそういったギミックの事を意味します。
クリエイターは「プレイヤーに自分のコースを楽しんで欲しい」という思いでコースを作るだろうが、それを面白いと思うか否かの境界線はプレイヤーによって異なるため、高評価の多い人気のあるコースを作成するのが難しいジャンルです。

…騙しコース界隈に浸かりきり溺れた身からすると空咳が出ますが、超絶分かりやすい事に違いはないでしょう。どのようなジャンルかは概ね理解できたと思います。

ですが!!!これは次章で騙しコースの誕生の歴史について話さなくてはいけないでしょう。


②「騙しコース」の誕生

時は遡って2016年。youtuber件streamerのCarlsagan42さんが「Carlvs.POO」という、お互いをイライラさせ、苦しめさせる為のコースをプレイするシリーズがスタートしました。イライラ、というものは一時的には面白いでしょう。ですが、その魅力はすぐに消え去ってしまい、さらに苦痛へと変貌します。

Carlvs.POOシリーズの動画の内の1つのサムネイル。
↓再生リストはこちら↓

このシリーズの半ば彼は、「プレイヤーを苦しめるのを止め、代わりにお互いを笑わせようとさえすれば、騙しコースはどれ程良いものになり得るのだろう」と考えます。
お分かりですね。これこそが、「騙しコース」の誕生秘話なのです。

まぁ、現在の騙しコースの形が確立されるのはもう少し先なのですがね…。(その境はあまりはっきりしていません)CarlさんのMario Maker Level Design Contestシリーズより前…うーんseanhip trollhipシリーズが初出か…?いやでもPlaying like a fiddleの動画で定義付けが明確となってた気もするし…。

なんでもないです、ちょっとオタクが出てしまいました。とは言っても実際これらの動画は超おすすめなので是非見てくださいね〜!


③「騙しコース」を作る怖さ

「おいおい、騙しコースってのが何かは分かったけどよぉ。俺は早くコース製作のための勉強がしたいんだよボンクラ!」ですって?

黙れ。

運営にコースを削除された際に付くマーク。
大抵の騙しコース製作者は
此奴にトラウマを持っている。

「騙しコース」というのは前述した通り、少なからずプレイヤーを不快にさせる要素を孕んでいる点で他のコースジャンルと比べある意味危険なので、慎重に丁寧にマナーを学んでいく必要があるのです。
貴方も、頑張って作ったコースを「ゴミコ」「マリメ初見さんこんにちは」「AIでももう少しまともなの作れる」なんて言われたくないでしょう?だったら「良いコース」を作るために我慢して下さいな、少しの辛抱です。ゲーム時間をちょいと割けば賄えるはずです。

冗談はさて置き、騙しコースの本質…というか、コース全般の本質については再確認する必要がありますね。貴方に騙しコース適性があるか、次回のnoteではっきりすることとなるでしょう。そこで再度深く騙しコースを作る上での注意点についてお話するつもりです。


ということで今回はここまで。お疲れ様でございました。少しでも騙しコースに興味が湧いたなって方は是非次回も閲読して頂きたいです🐈‍⬛

さいならノシ

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