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1.iDeCoの出口戦略を考える(公務員辞める時これは準備しておこう)

2020年3月末地方公務員退職、4月に民間企業に就職しました"にゃお"です。
今回は、私自身が「自分がiDeCoに入っているということをすっかり忘れていた」から起こった悲劇?というか行き当たりばったり。
今後しばらく、公→民・転職または公務員退職で私が想定してなかった事を書いてみようと思います。お断りですが、元々が丼勘定で生きてる人なので「こんなこと?!」と思われたらごめんなさいね。

1.iDeCo(個人型確定拠出年金)の出口戦略を考える

公務員退職後に起業したり配偶者の扶養に入るなど、iDeCoを継続できる環境にある方には関係のない話ですが、私の場合、転職先の会社で企業型確定拠出年金に加入する必要がありました。内定を12月に頂き、転職エージェントを通して質問が出来る期間があったのに、私はiDeCoや年金のことをすっかり忘れてました。内定もらったらぜひすぐに転職後の確定拠出年金の扱いについて聞くべきです!!
というわけで、私が転職先の人事に確認し、iDeCoの資格喪失をする必要があると気がついたのは3月に入ってからでした。(今後、企業型確定拠出年金に入っていてもiDeCoを続けられるよう法改正があるようです、ご自身でリンク先等をご確認下さい→参考URL

そして、これもすっかり忘れてたのですが、iDeCo運用中に商品の切り替え(スイッチング)が出来るんですよね。どれだけあんたアホやねん!という話です。

そう、私はiDeCoの資金を全額投資信託で、しかもかなりリスキーな方向に運用していて、2月末の相場下落でそれまで+18%近く利益が出ていた所、-20%以上どどーんと落ちこみました。
もうこうなると気が気でない。5月くらいには少しずつ上がってきて、プラスでなくて良いから、せめてトントンまで行ってくれーー!!と祈り倒しました。幸いだったのが、iDeCoを始めたのが遅かったので公務員時代に積立てた資金が20万弱くらいしか無かったこと。最悪ゼロになってもまあ取り返しのできる?額だったんです。
(下の画像はマネーフォワードアプリのスクリーンショット)

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退職を決めたら、時々は資産をチェック!して利益確定させる(普通預金に移す)タイミング見計らっておきましょう!(出口戦略考えておこう)というお話でした。

転職先の会社にiDeCo(個人型確定拠出年金)から企業型確定拠出年金にした人がいなくてなかなか情報がなく、全部自分で調べたり、証券会社に聞きながらの手続きでした。7月1日付で確定拠出年金へ加入し、資格喪失証明書を送り終えたとき心底ほっとしました。近いうちにiDeCoの資金も企業型確定拠出年金に移ると思います。これも手数料が4,000円少々掛かりました。
最終、プラスの状態になったところでスイッチングが出来てほっとしましたが、2月半ばまでにスイッチングできていたら精神的にはどれだけ良かったでしょう。20万でこれだけヤキモキするんだから、今後辞める人はもっと大きな額を運用しているはずです。
ぜひ、iDeCoの戦略的運用を忘れないで下さいね。
(iDeCoへの積立ては6月までしていたので、資金は増えています。スクリーンショット右上の階段状の直線部分はスイッチング後、毎月の積立が普通預金に入っている様子が分かるかと)

次は住民税についてのあれやこれや(怨嗟の声を含む)を書こうと思います。

【7月25日補記~他の選択肢について】

これはあくまでも個人的体験談であり、絶対的な情報ではありません。例えば、私は企業型確定拠出年金への加入を選び、iDeCoの資格を喪失させることを選びましたが、企業型DCへ資金を移管せず、iDeCoの運用管理者となり口座に資金を残し運用だけを続ける方法もありました。
また、企業型DCも加入は任意だったので企業型DCに入らず、iDeCoを今までどおり自己資金で続ける方法もありました。
私がヤキモキしても移管を選んだのは、iDeCo運用歴が浅かったことの他に企業型確定拠出年金に加入すると口座維持等の手数料や年金資金が会社持ちかつ非課税だったからですが、これも素人が自分で選んだ選択肢。最善はなんだったんだろう?と今でも思うし、今後も思うかもしれません。
ぜひ、今後退職を決めている方は、その時点での最新情報やプロの情報を参考にして戦略を考えてください。

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