夜間取引SBIジャパンネクストPTSの変化
夜間PTS(以下PTSは「夜間PTS」のみを指す意味で使用する)を含めて材料株など短期の売買をしている人は気がついているかもしれないが、PTS値上がり値下がり上位銘柄のみの話だが、PTSの出来高が明らかに増えた。
考えられる要因がいくつかある。
SBI証券の2020年6月1日からの規約改定で、SBI証券がPTSで自己売買を行う旨が盛り込まれた。
SBI証券の雇われディーラーがPTSでデイトレするということだ。
SBI証券の夜間PTSの手数料無料化もあったので、その影響もありそうだ。
さらに同年8月には値幅制限が変更され、2日連続寄らずのストップだった場合、3日目に値幅が4倍になる制度改正があった。
私の体感だが、この時期から急にPTSでの値動きがザラ場にある程度の影響を与えるほどになってきた。
今までも連続ストップ高安の寄り付きなどでは影響があるほどの出来高があることは多かったが、連日そういった動きが見られた。
もちろん相場が金余りバブルであることも影響しているのだろうが、実際に大きな変化を感じたのがこの時期だった。
どんな変化があったかというと、ストップ高銘柄のPTSで時間を掛けて買い上がるような動きが増えたのだ。
それも出来高が翌日のザラ場に影響を及ぼすようなレベルで。
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