短期売買の検証方法

株式投資においては自分の売買をしっかり検証し、改善して行かなくてはならない。
そこで今回はどういう手順で売買を検証しているかをまとめた。


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ー会社名、銘柄コード、売買日時、チャート等の基本データ

まずは売買の日時や銘柄情報を記録する。


ー銘柄選択理由


なぜその銘柄を買おうと思ったのか、材料やチャート、その他選んだ理由を書く。


ー売買戦略


どういう値動きを想定し、いくらならどれだけ買うのか。
予定通りにならなかった場合はロスカットかそのまま保有か。


ー想定保有期間


デイトレなのかスイングなのか長期なのか、またはそれらの複合なのか。


ーロット、買い方


1回のロット、最大保有ロット、まとめて買うのか複数回に分けて買うのか。


ー買い、売りのタイミング


価格でもチャートでも、どのタイミングでどうなったら買うのか。


ー売買結果


戦略通りに売買してもしなくても、結果を記録する。


ー結果の検証


想定通りにいったのかいかなかったのか。
いかなかったなら理由は何か。
結果オーライの場合はどこがどういけなかったか。


ープロセスの検証、改善点


結果の善し悪しにかかわらず、売買内容や想定シナリオは正しかったのか検証。
他にもっといい方法はないか、それは事前に想定可能な方法か。


ー総合評価


ここまでの内容を簡潔にまとめる。


ーこの売買をパターン化、手法化可能か


何を根拠にこの銘柄、局面を選んだかを一般化し、同じ局面を見つけて同じ方法で利益を上げられないかを考える。
可能だと考えられるならその基準を数値化、パターン化しておき、同様の売買を何度も行い検証していく。


ー実際の売買事例JTの場合

2021年2月10日
2914JT

ー対象銘柄の選択理由
前日までに2020円から2155円まで上昇していたところでのネガティブサプライズ減配発表。
ツイッターは悲観一色。
逆張り買いでのチャンスがあると見た。


ー売買戦略
1950円以下を目安に寄り付きから買い下がり
2000円を目安に1,2営業日中にリバウンドなら利食い
リバウンドがない場合はスイングに移行し塩漬け

ー想定保有期間
3か月~永久

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