薪能とヴァンショー

昨日と今日は冷え込むこと。寒いのにオンライン配信の鎌倉薪能(12月8日撮影)を見ているから、気分は戸外、寒さが募ります。😂

そうだ、昨日同僚が飲んでいたヴァンショーを飲もうかな。グリューワインと言う人もいるけど、わたしにとってはフランスで飲んだ時に覚えた名前がしっくりするのです。

隠し味に入れたラム酒も煮立て、スパイスとレモン、蜂蜜も加え、煮ることしばし。身も心も温まる飲み物ができました。中に入れたレモンも自宅の庭のものですから、無農薬で、健康的。まあ、手入れをしていないだけなのですが?(´∀`*)

風邪の引き始めに卵酒を飲んだり、ヴァンショー飲んだり、そうそうイギリスだとホットバターラムがありますね。ラム酒にバターと熱湯を足すのですが、これも初期の風邪にいいそうです。

身体を温めるアルコール入り飲料は、あちこちにあります。伝統の知恵は、どこか似ていますね。身体を温めるのが風邪に効くと、経験値で知っていたのでしょう。

薪能を観ながらヴァンショー、ちょっとミスマッチにも思いますが、薪能は神事、ワインはキリスト教に欠かせないものですから、宗教的な接点はあるかも…。

祝福やお祓い、悪しき物退散の意味がある演目を観ながら、今年一年を振り返ります。多分皆さんもそうでしょうが、先の読めない不安の中を走っていたように思います。来年は、実りある年になる事を願って止みません。

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