生命保険の加入について

生命保険の加入について悩まれている方や、昔の保険のままでほったらかしになっている方。
そもそも、保険の種類の違いや、加入するタイミング。
加入するメリット、デメリット、大事なポイントを紹介しています。

生命保険の種類はなにがあるのか

生命保険には、大きく分けて2つの種類があります。
保障タイプと積立タイプです。

保障タイプは、例えば『死亡保険』『医療保険』『がん保険』『介護保険」に分けられます。
『死亡保険』は、万が一亡くなってしまった時に遺族の方に支払われる保険です。

その一方で、『医療保険』は病気や怪我で入院した時、もしくは手術を受けた時に支払われる保険です。

また『がん保険』は、「医療保険」にプラスしてがんになった時の一時金や三大治療ともいわれている、抗ガン剤治療、放射線治療、手術に対して手厚く備えてくれる保険です。

最近よくニュースやCMでも紹介されている『介護保険』(働けなくなった時の保険と表現されていたり)ですが、保険会社によって支払い規程は異なりますが、要介護認定や障害年金に該当した場合に支払われる商品が、ほとんどです。
会社によっては、認定を受ける前の相当状態で支給してくれる会社もあります。

積立てタイプは、「老後の年金」やお子様の「学資保険」など長期的に貯めれるものと、5年や10年で解約返戻金が100%を超える短期タイプの商品もあります。
自分のライフプランに合わせて積立てておくと安心ですよね。

加入(見直し)するタイミングはいつ?

保険を考え出したタイミングが加入のタイミングです。
その中でも、就職・結婚・子供の出生などライフイベントのタイミングで加入や見直しをする方が多いです。
多くは中学、高校生くらいで親御さんが思い立って加入し、就職や結婚でライフステージが変わっているのにそのままの保険ではないでしょうか?

そもそも、生まれてから何歳でどんな病気になるかは誰にもわからないですよね。
遺伝性の病気のある家庭だと、出産してすぐに子供を加入させる方もいます。
また、未加入でも社会人になってから、CMや広告を見て加入される方も少なくありません。

「自分はまだ大丈夫』だと思っていませんか?
加入前に病気になってしまうと病名や症状によっては、保険会社から加入を断られることがあります。
保険は健康で元気な時から備えておくものです。

加入のメリット

例えば、病気になってしまった時、長期間入院となれば治療費がかかるのにもかかわらず、仕事での収入が途絶えてしまいます。
その時に生命保険で治療費だけでなく、生活費もカバーできるようにしておけば安心ですよね。

近年、医療が進み、新しい治療法が増えてきました。
しかし、最新の治療を受けたいと思っても『健康保険対象』になっていない治療法だと『全額自己負担』になります。
そんな時、生命保険で治療費がカバーできると治療を諦めず治療に専念できますよね。

加入のデメリット

よく言われるのは、掛け捨ての生命保険は、保険会社が儲かる仕組みになっていると言われます。
確かに、保険料を支払い続け、病気にならず使うことがなければその保険料は1円も戻ってきません。
逆に掛け捨てじゃない保険でも、途中で解約してしまうと元本が割れてしまいます。
また、掛け捨てじゃない保険だと安くて内容が薄かったり、濃い内容にすると保険料が高くなってしまったり。
学資保険など積立ての保険でも同じで一定期間掛け続けなければ元本が割れます。

生命保険の選び方

まず自分の生活を把握することが大切です。 
年齢、職業、家族構成(独身・配偶者の有無・子供の人数)、年収によって保険の保障内容を決めます。
一人ひとり、違う生活なので必要な保険も変わってきますよね。
保険を掛けすぎていないか、その一方でその保険で本当に足りているのかがとても大切です。
多くの保険会社は、簡単に自分にあった保険のシュミレーションをしてくれます。
シミュレーションの資料を元にバランス良く、あなたにぴったりの保険を『作っていく』ことが、大切だと思います。
何かあったときの保険なので、内容が薄すぎると役にたたないと意味がないので、バランスよく準備しましょう。

まとめ

生命保険には、保障タイプと積立タイプがあります。怪我や病気になったときの保障だけでなく、「将来に向けた貯金」のために加入する方も大勢います。タイミングとしては、大きなライフイベントや環境の変化に合わせて加入、もしくは見直すのがオススメです。また、「解約返戻金付き」の保険もあります。ただし、掛け捨てタイプの保険より内容は手薄いものが多いため保障内容には注意しましょう。

同じような生命保険でも、保険会社によっては保障内容や支払い条件が大きく異なります。保険を選ぶときは何社かシミュレーションをして、保障内容と支払い条件を見比べてみましょう。



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