冬至🐐のあれこれ：2021.12/22からの3ヶ月

12/22日付変わってすぐ、AM0:59に太陽が山羊座に入りますよ！
そうです。冬至です。早いねぇ…。

こんばんは。にゃんちーです。
星読み屋さん時々タロット使い。noteは徒然なるままに、筆ならぬ指を走らせよう。
（キーボード打ってるわけだし）

いやはや、ご無沙汰しております。
新月満月note、休みがちですみません。
さて、今日は星読み屋さんとして書いていきます。
note書くこと自体が久しぶりで、いつの間にかnoteの仕様が激しく変わっており、動揺を隠せんません。うぉぉ…。

今回こそ、短めにいこう！

あ、秋分からの3ヶ月の振り返りには、こちらのnoteをどうぞ。

冬至って？

毎度お馴染みの内容。
とはいえ、冬至が年１度なので、お馴染みというほどでもないのか…ということで、一応ざっくりと説明をば。

占星術的な話としての冬至について少し。

▷二至二分

そもそも春分・夏至・秋分・冬至と４つの転換点があります。
これを二至二分（にしにぶん）と言います。
これらは春分をはじめとして、起承転結になっている。

起：新しい命が芽吹くスタートの時。
承：芽が育っていく成長の時。
転：実りを迎える収穫の時。
結：終わりを迎える到達の時。←ここ冬至

この起承転結を全部説明していると長くなるので、冬至に絞って解説します。

▷冬至からの３ヶ月＝山羊座・水瓶座・魚座

冬至は山羊座。
ここから春分までの３ヶ月なので、山羊座・水瓶座・魚座の期間をさします。この３星座は山羊座でまず社会が完結し、もっと大きく広い世界へと進んでいきます。

山羊座は社会そのものであり、社会の到達点を意味します。
だから山羊座は権力を表す場所であり、結果を出すことに拘っていきます。社会のルールや枠組みも作っていく。

山羊座で社会を現実的に完成させ、水瓶座は山羊座で作られた社会を解き放ち、真の自由を求めて全体主義となり、魚座で目に見えるもの・目に見えないもの全てをひっくるめて愛で世界が満ちていきます。

ちなみに冬至をはじめ二至二分、つまり季節の始まりは全て活動宮の星座です。活動宮（牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座）というのは、始まりであり、自分から動いていく資質を持つ。ここからの１ヶ月、山羊座月間は自分からアクションを起こす事が大切になってきます。

そして冬至は、陰極まりて陽となす時です。
実際に当時は１年で一番日が短い日です。
ここから太陽が昇っている時間帯が長くなっていきます。
春分が1年の始まりなので、冬至からは、新たな始まりに向けての準備期間となります。終わらせていくことも大切です。

はい！いよいよ本題！

冬至の全体像

冬至のホロスコープを出してみると、だいぶ偏った星の配置になっております。
ほとんど下に沈んでいる。
北半球に星が集中しています。

自分の足元となる4ハウスの境目あたりには、冥王星と土星がいます。

そんなこともあり、この冬至からの3ヶ月は、自分の根底が覆っていくような期間です。

そうは言っても、全体的にこの変化は、無意識・潜在意識・集合的無意識レベルでのものになりそう。それゆえ、気づきにくいのかもしれない。
いつの間に書き変わっていて良かったね〜！なんて言いたいのですが、否。そうは問屋が卸さない。笑

自覚すらしていない、自分の中にある思い込み、無意識、パンドラの箱のドロドロした部分が、表面化しやすいということだろうと思います。
え！？私、まだこんな変な思い込みあったの！？とか、こんな昔のこと未だに気にしていたのか…など、まるで重箱の隅をつつくかのような、それでいて、自分の価値観を根底から覆すような出来事として、現れてくるのかもしれません。

それもこれも、変容を促されているから。

とりわけ、金星にまつわる事柄は、刺激されやすそう。
お金・恋愛など愛情面・美容やおしゃれなどの見た目・楽しみや喜びなど。
今まで好きだったものが、そうじゃなくなることもあると思う。今まで自分では選ばないようなファッションで、お！似合うじゃん！と、新たな発見もあるかもしれないね。
女性性も刺激される時なので、受け身っぽさとか弱さ、感受性の強さ、育む力など、自分にもそういう性質があったのかと驚かされるかもしれない。そういう自分をも、受け入れていくのかもしれない。

しかも金星は、12/19-1/29まで逆行中！
ということで、現在まさに、見直し期間であります。金星的な要素の忘れ物を取りに戻っている最中。それゆえ、金星にまつわる事柄に妙に執着したり、こだわりが強くなる時でもあります。
自分のメイクやファッション、趣味や楽しみ、好きなことなど、見直してみるのもオススメ◎
例えば女性だったら、もう何年もメイク変えてないわ…とかあるだろうから。そういうの、変えどきだよーん。

金星と冥王星が重なっていること、そして同じ４ハウスに土星がいることから考えると、自分の土台から根こそぎ変えるには、まだまだ重そう。
でも冥王星は破壊と再生なので、破壊のその先に金星の本当の喜びがあるのかもしれないね。

冒頭で少し書いたけれど、4ハウスは自分の足元で居場所。
ここで変容するのは価値観だけではなく、というか、価値観が変容した結果、自分の居場所そのものが変わっていくこともあるだろう。
自分にとっての居場所を、心地よく、楽しく美しいものに整えていくのも大事◎　単純に、居心地の悪い家に帰りたくないじゃん？そういうことだ。

さて、ここまで自己の変容が促されている時だよと書いてきたわけですが…
どうやら、それだけではなさそうだよ。

みんながぼんやり頭に思い描いていること、理想なんかが、いよいよリアルな現実に反映されていく気配。集合的無意識が現実化されると言うにはまだ早くて、その前段階なのだが、「こうだったら良いよね」という理想が、どうやら共通認識となっていくようです。
もっと良いほうへ、もっと平和なほうへ、って感じ。

端的に言ってしまえば、民意が社会に反映されるわけなのだけれど、そうなるためには、一人一人が声を上げていかねばならない。
沈黙は肯定だからな。自分がどう感じているのか、何を望んでいるのか、どうしたいのか、発信していかないと届かない。発信することで、誰かと話し合うキッカケにもなる。出さないと、ないのと一緒ってことだ。
あくまでも自分主体の意見だったものが、周りのみんなを巻き込んでいく。
そうやって、社会に反映されていくのだろうと思う。

冬至の太陽は3ハウス。
まさにコミュニケーションの場所にいます。とりわけ身近な人とのコミュニケーションになります。
しかも水星も3ハウス。
冬至は太陽が山羊座に入った瞬間なので、太陽は、もちろん山羊座。

ここに木星がアクセスしていることも考えると、この3ヶ月は、自分の好きなことや興味があることを学んだり、情報収集していくのも良さそう。
ただ、そうして吸収したものを、アウトプットして初めて完了する。
有益なことを言わねば！とか考えなくて良し。そういうの、いらない。笑
自分のその学びや知識・情報が発信したり、誰かに伝えてみることで、社会的な繋がりが広がっていくし、社会も拡大していくから。

水星絡みでいえば、何かにどん詰まった時、打開策は対話にありそう。話し合いで解決するのかもしれないし、誰かが突破法を教えてくれるのかもしれない。
如何せんそれも、先に書いたことと同じで、自分からアウトプットつまり相談するなりしないと、出てこないものなのだ。1人で考えてても行き詰まるよってことだ。
逆に考えれば、誰かがいるってことだから！心強くない！？

ということで、とにかく出そう。
引きこもり、厳禁って気がするな。自分と向き合うという意味では、精神と時の部屋みたいな時間帯なのだけれど、時々、出てきて！笑
物理的な引きこもりという意味ではなく、自分の中だけで留めておくとか、自分の殻に閉じこもっていると、何も出てこない、繋がらないって感じがする。

こんな風に、オンライン・オフライン問わず、他者との接触が増えてくるだろう。
しかも冬至のアセンダント（東の地平線）は天秤座。
どうしても周りの様子が気になるのかもしれない。自分と比較しがちになるかもしれない。
けれど、だからこそ、本当の自分が見えてくるのではないだろうか。自分しかこの世にいなかったら、自分の輪郭は分からないんじゃないのかな。

天秤座はとても客観的。
自分のことも、他人のことも、冷静に客観的に見られる時期だと思う。周りを見回した後、再び、じゃあ自分はどうしたいの？私は？と、己に立ち戻ってくる。他人を羨んで終わりなのではなく、自分に戻ってくるのが大切とも言えそう。

最後に月について。
冬至のホロスコープの中で、月だけが空高く浮かんでいるのだが、月はホームの蟹座に帰っています。
ちょっと繊細というか、敏感になりやすいかも。
蟹座は家族マイホーム命。帰属意識が強いとも言えるし、自分のテリトリーに対する守りの意識が強くなる時でもあります。

蟹座と月は心や感情を司っていますが、もろにそれが表面化しやすい。冒頭に書いた通り、やっぱり自分の内側が、外側の現実となって現れてくるんだねー。心の在り方が問われている…なんていうと大袈裟かもしれないけれど、まあそういうことかなと。

なんですが、月は、共同体の支配から脱することを意味する場所にいます。
面白いねー！共同体って例えなのだが、「今まで」と言い換えることもできる。「今までと一緒」を手放し、変化を自然に受け入れていく。強制的に変容させられるというのではなく、主体的で積極的な変容の可能性を秘めていることを示しています。

だから、今までの支配って、なんだろう？という話になるのだよね。
やっぱり冒頭に話が戻ってしまうのだけれど。
（冒頭部分を引用▽）

もしかしたら自覚すらしていない、自分の中にある思い込み、無意識、パンドラの箱のドロドロした部分が、表面化しやすいということだろうと思います。え！？私、まだこんな変な思い込みあったの！？とか、こんな昔のこと今だに気にしていたのか…など、まるで重箱の隅をつつくかのような、自分の価値観を根底から覆すような出来事として、現れてくるのかもしれません。

それもこれも、変容を促されているから。

これに尽きる。
月の話に戻ると、共同体から脱するキッカケとして、自分の内側にあるものが表面化してくるということなのだ。

今まで何に縛られていたの？

そこから解放するのは、他ならぬ自分なのである。

そして、月と冥王星が向かい合っている。
自分のことは自分で決めようね！って感じかな。自分の気持ちは自分にしか分からないんだから。
この配置、どうしてもストレスが溜まりやすい。我慢しがちだから。嫉妬に苛まれやすかったりもするし。でも我慢しきれなくて大爆破する。笑
爆発前にうまくストレス発散して◎

他の星の配置も相まって、葛藤しやすい。変わらなくちゃ、でも変わりたくない、みたいな。だがしかし、従来のやり方を変えていく星の配置があるので、そこは変えていこう◎
むしろ誰かに決めてもらっていたり、何かに従っているだけでは、それこそ「共同体」で「今までと一緒」なんだと思うよ。

以上！

終わりに

なにせよ冬至。
かぼちゃ食べたり、柚子湯入るとかオススメ◎

ちなみに冬至は「ん」が２つのつくものを食べるのが良いと言われているよ。
・南瓜（なんきん＝かぼちゃ）
・にんじん
・れんこん
・ぎんなん
・うんどん（うどん）

季節を味わいながら生きていくって、運気とか以前にさ、日本ならではだし、単純に楽しいしと思うよ。
とりわけ冬至の当日は、心も体もゆるっとほぐして過ごしてね。

あー！全然サクッとじゃない。毎度だけれども。
毎度毎度、長文を最後まで読んでくださって、ありがとうございます◎
ラジオはお休みです。noteに全部書いたので。

もしかしたら、年内最後のnoteです。
（万が一にも書けたら、木星魚座入りnoteを出します…）

2021年もお世話になりました。
note読んでくださる皆さんのお陰で、今年も楽しく続けられました。
本当にありがとうございました！

それでは、良いお年をー！

したらばまたにゃーん。